弟の仕事ぶりを盗聴する姉、その意外な理由とは? ちょっと変わった姉が「仕事への向き合い方」を伝える漫画に胸が熱くなる(1/2 ページ)

大切だけど、気づきにくいことを教えてくれるストーリーです。

» 2020年09月07日 20時10分 公開
[林美由紀ねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 広告会社の新入社員になった弟の仕事のトラブルを解決に導くお話を描いた漫画「今日からこっそり聴いちゃいます」が心に刺さります。

 作者は我が子の可愛らしさを描いたエッセイ漫画『おもち日和』などを手がける漫画家の吉本ユータヌキ(@horahareta13)さんです。


今日からこっそり聴いちゃいます45


今日からこっそり聴いちゃいます45 弟を盗聴する理由とは……

 新社会人になる弟のコホクにお守りを持たせた姉のヒコ。実はこれ、お守りではなく盗聴器。ヒコは大手広告会社で5年勤め、今はゲーム配信者をしていますが、弟のことが心配で盗聴器を持たせたようです。


今日からこっそり聴いちゃいます45


今日からこっそり聴いちゃいます46

 新入社員のコホクは、同僚と共に当初の予定とは異なる営業部に配属されます。上司から命じられたのは、商店街に新しくできたパン屋に御用聞きに行ってくること。そのパン屋さんは亡くなったお父さんの味を継承する為、地元で愛されてきたパン屋さんをリニューアルオープンさせたお店でした。

 結局、御用聞きの使命を忘れて帰社したコホクたち。しかし、その店は長くは続かないであろうという上司の話を聞き、何か手伝えることは無いかと考えたコホクは、お店のインスタを作ることを提案します。しかも、成果が出なければ支払いはいらないと啖呵を切って。


今日からこっそり聴いちゃいます47

 一方、そうしたやりとりを全て聞いていた姉のヒコは、「コホクの企画、お店にとって一番大事なことが抜けてるからどうにか気づかせないと…」と一人考えます。

 ヒコがコホクを盗聴するのには、ある理由がありました。実はヒコは会社員時代に自分のミスでお客さんのお店を潰してしまった経験があり、同じ広告会社の道を選んだコホクに、そんな辛い思いはさせたくないと考えたていたのです。

 そして、パン屋さんがインスタを始めて2週間が経った頃、お店の前には行列ができていました。その様子を見たヒコは想像以上にバズってしまったので、「やるなら今夜だな…」と、コホクにあることを気づかせるため、作戦を決行することにします。


今日からこっそり聴いちゃいます48

 ヒコはコホクをゲームに誘い、ゲームの中である魚を釣ってほしいとお願いします。何時間経ってもその魚が釣れないコホクに、釣れやすい場所やエサについて小出しにヒントを伝えるヒコ。ヒントを得たあとすぐにお目当ての魚を釣ったコホクに対し、「もう忘れないようこの反省をメモにしておくわ」と、ヒコはコホクの手帳に何かを書いて立ち去ります。

 数日後、コホクにパン屋さんからインスタを辞めたいと連絡がありました。聞けば、コホクが始めたインスタが話題になりお客さんは増えたものの、自分やお父さんが思っていたお店とは遠ざかっていく気がする、というのです。


今日からこっそり聴いちゃいます49

 悩んだコホクが手帳を見返すと、「ターゲットを釣るには最適な場所とエサで。誰でもいいんじゃないの」と書かれたヒコのメモを見つけます。そう、ヒコは、コホクのクライアントであるパン屋さんとって、本当にお客さんになって欲しい「パンを食べてほしい人たち」は誰なのか、ゲームでの体験を通して気づいてほしいと考えていたのです。

 はたして、コホクはパン屋さんの願いをかなえながら、お客さんを呼ぶことはできるのでしょうか?

 同じ広告業界にいたお姉さんが盗聴というエキセントリックな方法を使いながらも、自分の失敗経験から新社会人になった弟を見守り、トラブルを解決できるように導く描写はファンタジーならでは。

 しかし、現実の仕事でも大切な「相手が求めることは何なのかを見極め、一般的な解決策だけではなく、寄り添った対応をすること」を教えてくれるストーリーに、「絵柄とタイトルから想像もつかんくらいアツくてタメになる作品やった!」「とてもいいお話でした。出会えた事に感謝」など、多くの読者から感想が集まっています。



       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/18/news134.jpg 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  2. /nl/articles/2404/18/news025.jpg 生後5日の赤ちゃん、7歳のお姉ちゃんから初めてミルクをもらうと…… 姉も驚きの反応がかわいい
  3. /nl/articles/2404/18/news057.jpg 9カ月の赤ちゃん、バスで外国人の女の子赤ちゃんと隣り合い…… 人生初のガールズトークに「これは通じあってますね!」「ベビ同士の会話、とろけます」
  4. /nl/articles/2404/17/news037.jpg 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  5. /nl/articles/2404/17/news034.jpg 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
  6. /nl/articles/2404/18/news155.jpg 大谷翔平選手、ハワイに約26億円の別荘を購入 真美子夫人とデコピンとで過ごすかもしれないオフシーズンの拠点に「もうすぐ我が家となる場所」
  7. /nl/articles/2404/17/news179.jpg 「ケンタッキー」新アプリに不満殺到 「酷すぎる」「改悪」の声…… 運営元「大変ご迷惑をおかけした」と謝罪
  8. /nl/articles/2404/16/news192.jpg 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
  9. /nl/articles/2404/17/news129.jpg 「ハーゲンダッツ硬すぎ!」と力を入れたら……! “目を疑う事態”になった1枚がパワー過ぎて約8万いいね
  10. /nl/articles/2404/16/news175.jpg 「そうはならんやろ」をそのまま再現!? 「ガンダムSEED FREEDOM」のズゴックを完全再現したガンプラがすごすぎる
先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」