弟の仕事ぶりを盗聴する姉、その意外な理由とは? ちょっと変わった姉が「仕事への向き合い方」を伝える漫画に胸が熱くなる(1/2 ページ)
大切だけど、気づきにくいことを教えてくれるストーリーです。
広告会社の新入社員になった弟の仕事のトラブルを解決に導くお話を描いた漫画「今日からこっそり聴いちゃいます」が心に刺さります。
作者は我が子の可愛らしさを描いたエッセイ漫画『おもち日和』などを手がける漫画家の吉本ユータヌキ(@horahareta13)さんです。
新社会人になる弟のコホクにお守りを持たせた姉のヒコ。実はこれ、お守りではなく盗聴器。ヒコは大手広告会社で5年勤め、今はゲーム配信者をしていますが、弟のことが心配で盗聴器を持たせたようです。
新入社員のコホクは、同僚と共に当初の予定とは異なる営業部に配属されます。上司から命じられたのは、商店街に新しくできたパン屋に御用聞きに行ってくること。そのパン屋さんは亡くなったお父さんの味を継承する為、地元で愛されてきたパン屋さんをリニューアルオープンさせたお店でした。
結局、御用聞きの使命を忘れて帰社したコホクたち。しかし、その店は長くは続かないであろうという上司の話を聞き、何か手伝えることは無いかと考えたコホクは、お店のインスタを作ることを提案します。しかも、成果が出なければ支払いはいらないと啖呵を切って。
一方、そうしたやりとりを全て聞いていた姉のヒコは、「コホクの企画、お店にとって一番大事なことが抜けてるからどうにか気づかせないと…」と一人考えます。
ヒコがコホクを盗聴するのには、ある理由がありました。実はヒコは会社員時代に自分のミスでお客さんのお店を潰してしまった経験があり、同じ広告会社の道を選んだコホクに、そんな辛い思いはさせたくないと考えたていたのです。
そして、パン屋さんがインスタを始めて2週間が経った頃、お店の前には行列ができていました。その様子を見たヒコは想像以上にバズってしまったので、「やるなら今夜だな…」と、コホクにあることを気づかせるため、作戦を決行することにします。
ヒコはコホクをゲームに誘い、ゲームの中である魚を釣ってほしいとお願いします。何時間経ってもその魚が釣れないコホクに、釣れやすい場所やエサについて小出しにヒントを伝えるヒコ。ヒントを得たあとすぐにお目当ての魚を釣ったコホクに対し、「もう忘れないようこの反省をメモにしておくわ」と、ヒコはコホクの手帳に何かを書いて立ち去ります。
数日後、コホクにパン屋さんからインスタを辞めたいと連絡がありました。聞けば、コホクが始めたインスタが話題になりお客さんは増えたものの、自分やお父さんが思っていたお店とは遠ざかっていく気がする、というのです。
悩んだコホクが手帳を見返すと、「ターゲットを釣るには最適な場所とエサで。誰でもいいんじゃないの」と書かれたヒコのメモを見つけます。そう、ヒコは、コホクのクライアントであるパン屋さんとって、本当にお客さんになって欲しい「パンを食べてほしい人たち」は誰なのか、ゲームでの体験を通して気づいてほしいと考えていたのです。
はたして、コホクはパン屋さんの願いをかなえながら、お客さんを呼ぶことはできるのでしょうか?
同じ広告業界にいたお姉さんが盗聴というエキセントリックな方法を使いながらも、自分の失敗経験から新社会人になった弟を見守り、トラブルを解決できるように導く描写はファンタジーならでは。
しかし、現実の仕事でも大切な「相手が求めることは何なのかを見極め、一般的な解決策だけではなく、寄り添った対応をすること」を教えてくれるストーリーに、「絵柄とタイトルから想像もつかんくらいアツくてタメになる作品やった!」「とてもいいお話でした。出会えた事に感謝」など、多くの読者から感想が集まっています。
関連記事
- 【漫画】取引先の会社が怪しげな商法をやっていた…… 本当にあった悪徳商法の怖さと、仕事の重みがわかる漫画が考えされられる
ゾッとするエピソード。 - 財布を拾って届けたらお礼は受け取る? サービスカウンター前のドラマを描いた漫画がハラハラする
落とした人の数だけ物語がある。 - コロナショックで印税溶けた…… 株に挑んで大損した漫画家にかける言葉が見つからない
ま……漫画描こう! - コメダ珈琲店で「ミニシロノワール 半額キャンペーン」開催 ドリンクとセットで人気スイーツが半額に
甘くておいしそう。 - 銀座ルノアールで「残暑に負けるな!モーニング無料キャンペーン」開始 ドリンク1杯の注文でパンの朝ごはんが食べられるぞ
これはうれしいキャンペーン!
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
-
「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
-
フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
-
「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
-
ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
-
毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
-
「釣れすぎ注意」 消波ブロック際に“カツオを巻いた仕掛け”を落としたら…… 驚きの結果に「これはオモロい!!」「こんなにとは」
-
鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
-
【今日の難読漢字】「男衾」←何と読む?
-
おじいちゃん「昔はモテた」→孫は信じていなかったが…… “今では想像できない”当時の姿が140万再生「映画スターのよう」【米】
- イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
- 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
- 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
- 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
- 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
- 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
- コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
- 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」