ニュース
» 2020年11月10日 19時00分 公開

ウェントワース・ミラー、「プリズン・ブレイク」マイケル役を降板 「ストレート役は演じない」との決断に賛否両論

2013年にカムアウト。

[小西菜穂,ねとらぼ]

 俳優のウェントワース・ミラーが11月9日、代表作「プリズン・ブレイク」からの完全降板をInstagramで発表。自身と性的指向が異なる「ストレート(異性愛者)の役柄を演じたくない」という理由が「プロ意識の欠如」または「影響力のある行為」と賛否両論となっています。

ウェントワース・ミラー プリズン・ブレイク マイケル 降板 ストレート ゲイ カミングアウト 公表 シーズン6 兄リンカーン役を演じたドミニク・パーセルと、ウェントワース・ミラー(画像は「プリズン・ブレイク」公式Instagramから)

 「プリズン・ブレイク」はタイトル通り、刑務所からの脱獄をスリルたっぷりに描いた人気ドラマで2005年から2009年まで4シーズンが放送。2017年に復活しシーズン5が放送され、いまだにシーズン6の計画が取り沙汰される中での主演降板宣言となりました。


 ウェントワースは同作で、無実の兄リンカーンを助けるため自ら刑務所に入り込む主人公マイケル役を好演。高い人気を獲得する傍ら、2013年にカムアウトしてからはアンチから寄せられるセクシュアリティに対する差別的なコメントにさらされてきました。この状況を踏まえ「自分自身はネットいじめをどうとも思っていないけれど、性的指向に悩む子どもたちが自分への有害なコメントを目にする可能性に危機感を抱いた」ことに関連して降板を決意したとウェントワースは明らかにしています。

 きっぱり「PB(プリズン・ブレイク)からは降板する」とつづったウェントワースですが、ネットいじめは問題ではあるものの直接の原因ではないと明言。マイケルは作中で異性愛者として描かれ、サラ・ウェイン・キャリーズ演じるサラとの恋模様が見どころの1つでしたが「これまでのようにストレートの役を演じることはもうしたくない」と説明しています。「もうマイケルを演じることはない」と断言しながらも「もしあなたが番組のファンで、続きを見たいと思っていたとすれば落胆させただろうし、申し訳なく思う」とファンを気遣うコメントを残しました。

ウェントワース・ミラー プリズン・ブレイク マイケル 降板 ストレート ゲイ カミングアウト 公表 シーズン6 サラとマイケル(画像は「プリズン・ブレイク」公式Instagramから)

 ウェントワースの決断は賛否両論となっており、記事執筆時点までに2万件を超えるコメントが寄せられています。批判的な意見を寄せているのはアンチだけではなく「あなたも番組も好きだけれど」と前置きした上で仕事とプライベートは別物だとして「プロの俳優なら、どんな役柄でも演じるべき」というファンや、長年支持してきた「ファンへのリスペクトがない」との反応も見られました。

 一方で「悲しいことではあるけれど」としつつ、信念を重んじる行為は「強いメッセージ」と意思を尊重する声もファンから上がっています。降板を惜しみながらも「まずは自分自身と健康を大切に、それがパフォーマーとして一番重要なこと」「個人の幸せが何より大切」とウェントワースの心身を案じるコメントが寄せられています。

 近年、ハリウッドでは人種やセクシュアリティを、演じる役柄と俳優で一致させるべきだとのムーブメントが加速。2020年だけでも、シスジェンダー(自分で認識している性別が生まれたときの性と一致している)のハル・ベリーやトランスジェンダー役を降りたり、ともに白人女性であるクリステン・ベルとアリソン・ブリーがアニメ作品で演じていた有色人種のキャラクター降板を表明したりと注目されています。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

  1. /nl/articles/2112/06/news086.jpg 「あんなに小さかった玲凪ちゃんが」藤田朋子、「渡鬼」娘の結婚にしみじみ “擬似母”として「見守らせて頂きます」
  2. /nl/articles/2112/06/news020.jpg 電車で喫煙、ホームは吸い殻だらけ…… 昔と今の文化レベルの違いに記憶が信じられなくなる漫画が分かり過ぎる
  3. /nl/articles/2112/06/news028.jpg 「心臓ぎゅーってなる」「見てる私まで幸せ」 兄猫に毛繕いしている途中で眠ってしまう妹の子猫がいとおしい
  4. /nl/articles/2112/06/news094.jpg 竹原慎二、“ガチンコ”2期生・藤野との大げんかが決着 ファン「師弟を越えた大人の友情」「マジで最高!」
  5. /nl/articles/2112/06/news105.jpg 里田まい、田中将大投手と久々の“ラブラブ2ショット” 顔くっつけあう2人に「ほんと素敵」「いいね、100回ぐらい押したい」
  6. /nl/articles/2112/05/news031.jpg 「美男美女の一言」「これぞベストカップル」 高橋英樹&小林亜紀子、“48年前の夫婦ショット”が絵になりすぎる
  7. /nl/articles/2112/06/news140.jpg どういう展開なんだ フワちゃん、有吉弘行からの贈り物で母が懐柔「宝物にする(ハート)」→「娘さんから僕が守ります!」
  8. /nl/articles/2112/06/news131.jpg 6歳子役の「鬼滅」“堕姫ちゃん風”花魁姿に賛否 「大人っぽい」と絶賛する声の一方で「色を売る人の格好」
  9. /nl/articles/2108/24/news174.jpg 里田まい、楽天ユニフォーム姿の長男に「違う、そうじゃない」 父・田中将大選手そっちのけの推し愛にツッコミの嵐
  10. /nl/articles/2112/06/news116.jpg 保田圭、41歳バースデーに“イケメン料理研究家”夫&息子と家族写真 お祝いはすし屋で「贅沢すぎる時間でした」

先月の総合アクセスTOP10

  1. 池田エライザ、 “お腹が出ている”体形を指摘する声へ「気にしていません」 1年前には体重58キロ公表も
  2. 「前歯を取られ歯茎を削られ」 広田レオナ、19歳デビュー作で“整形手術”を強制された恐怖体験
  3. ゴマキの弟・後藤祐樹、朝倉未来とのストリートファイトで45秒負け 左目腫らした姿を自ら公開し「もっと立って闘いたかった」
  4. 清原和博の元妻・亜希、16歳次男のレアショットを公開し反響 「スタイル抜群」「さすがモデルの遺伝子」
  5. 小林麻耶、おいっ子・めいっ子とのハロウィーン3ショットに反響 元気な姿に安堵の声が続々「幸せそうでなにより!」
  6. カエルに普段の50倍のエサをあげた結果…… 100点満点のリアクションに「想像以上で笑った」「癒やされました」
  7. 「左手は…どこ?」「片腕が消えてる」 中川翔子、謎が深まる“心霊疑惑”ショットにファン騒然
  8. 「家ではまともに歩けてない」 広田レオナ、左股関節に原因不明の“炎症” 夫から「凄い老けたと言われてます」
  9. 小林麻耶、髪ばっさりショートボブに「とても軽いです!」 ファンも反応「似合います」「気分も変わりますよね!」
  10. キンタロー。浅田舞の社交ダンス挑戦を受け体格差に驚がく 「手足が長い!!」「神様のイタズラがすぎるぞ!!」