歴代のおにいさん&おねえさん、今井ゆうぞうさんの人柄伝える 「周りを明るくしてくれました」(1/2 ページ)
43歳でした。
NHK「おかあさんといっしょ」で10代目「うたのおにいさん」を務めた俳優の今井ゆうぞうさんが、12月21日に脳内出血のため逝去したことを受け、“ひろみちおにいさん”ことタレントの佐藤弘道さんや“だいすけお兄さん”こと横山だいすけさんら「おかあさんといっしょ」出演者が、それぞれ人柄を伝えながら追悼しています。
今井さんの訃報が伝えられたのは、28日。生前、親交が深かったシンガー・ソングライターのKEiさんが遺族に代わり報告しており、葬儀は身内のみで執り行われたことを明かしていました(関連記事)
突然の訃報に、今井さんと2年間共演した佐藤さんは「あの屈託の無い笑顔で周りを明るくしてくれました」と当時を回顧。数年前に再会した際には、今井さんの体調の悪さを感じ取っていたそうで「今は、あの時にもっと厳しく体調管理について注意しておけばよかったなぁ〜と後悔してます」と悔しさをにじませました。
今井さんからバトンを受け取り、11代目うたのおにいさんを務めた横山さんは「ニュースを聞いた時、全く理解ができなかった」「何か文字を打とうと思っても、なかなか進まない」と混乱状態にあったことを報告。「沢山可愛がってくれたゆうぞうさん」と、今井さんとの思い出を振り返りながら「もう会えないって思うとまだ色んなこと恩返しできてないのにって悔やんでしまう」と悲しみを吐露しています。
3年間共演した11代目たいそうのおにいさん・小林よしひささんは、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)拡大で外出自粛を強いられた4月、「とにかく今、子供たちや家族みんなに元気を笑顔を届けたい!」との思いから計画した「大集合『ぼよよん行進曲』 お兄さんお姉さん中西圭三さんといっしょ」を回顧(関連記事)。今井さんにも呼びかけた際、「うん! もちろん、やろう!」と快諾してくれたそうで、「よし君企画を考えてくれて、本当にありがとう! また、一緒に何かやろう!」とこの会話が最期になったことをつづりました。
「ぼよよん行進曲」の作詞/作曲を手掛けたシンガー・ソングライターの中西圭三さんはTwitterで、「『僕はね…みんなが大好きなぼよよん行進曲を一番最初に歌ったお兄さんなんだよ』おかあさんといっしょの60周年記念ライブでゆうぞうお兄さんが言ってくれた言葉が愛おしいです…」「ありがとう…さみしいよ…」と別れを惜しみました。
「ゴッチャ!」のおねえさんを務めたいとうまゆさんも「現場で沢山あった楽しい瞬間をずっと忘れないでおきたいです」と追悼し、「パント!」のおねえさんを務めた上原りささんもTwitterで「私たちが卒業する時もスタジオまで駆けつけてくださり、後輩である私にも『りさちゃん!』と気さくに話しかけてくださる、優しさに溢れた方でした」と今井さんの人柄を伝えています。
8代目うたのおにいさん・速水けんたろうさんや17代目うたのおねえさん・茂森あゆみさん、9代目うたのおにいさん・杉田あきひろさん、18代目うたのおねえさん・つのだりょうこさんら歴代のおにいさん、おねえさんらが追悼コメントを寄せました。
また、今井さんとともに5年間うたのおにいさんおねえさんを務めたはいだしょうこさんはTwitterで「いつも動画をご覧いただいている視聴者の皆様へ 大変急なご連絡となりますが、本日からしばらく動画の配信をお休みさせていただきます」と自身のYouTubeチャンネルの配信休止を報告。今井さんについては触れていませんが、リプライ欄では「しょうこおねえさんのことがとても心配です…」「少しでも睡眠お食事とってくださいね」といたわる声が寄せられています。
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