東京駅「牛肉弁当」(1200円)〜飯田橋駅移転で注目された“牛込駅跡”を歩いて「丑年」への英気を養う

毎日1品、全国各地の名物駅弁を紹介! 東京駅「牛肉弁当」(1200円)です。

» 2021年01月01日 09時00分 公開
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駅弁 東京駅「牛肉弁当」(1200円)
駅弁 駅弁 駅弁 駅弁 駅弁 駅弁 駅弁 駅弁

【ライター望月の駅弁膝栗毛】(初出:2020年12月25日)

駅弁 209系電車「中央特快」、中央本線・飯田橋〜市ヶ谷間

師走の早い夕暮れ、「中央特快」が終着・高尾を目指して、外堀沿いを駆け抜けます。

2020年6月には、快速電車も停まる四ツ谷駅に、「江戸城外堀史跡展示広場 -外堀と鉄道-」と題した展示が開設されました。

この外堀と中央線にまつわるエピソードが詳しく紹介されており、なかなかの見応え。

今後、快速にはグリーン車の連結も予定され、中央線のバージョンアップは続きます。(参考)JR東日本東京支社ニュースリリース(2020年6月24日分)

駅弁 飯田橋駅
駅弁 牛込駅があったとされる付近

一方、中央線の「各駅停車」が停まる飯田橋駅は、今年7月、カーブの途中にあったホームが市ヶ谷寄りに移設され、新しい西口駅舎の使用が始まりました。

この移設で改めて注目を浴びたのが、昭和初期まで中央本線に存在した「牛込駅」。

飯田橋駅西口からほど近い、かつての牛込駅の跡とされる辺りには、歴史ある建造物もあり、近くの公園からは新しい飯田橋駅のホームを見下ろすこともできます。(参考)JR東日本東京支社ニュースリリース・2020年6月16日分ほか

駅弁 牛肉弁当

“牛込駅跡”を歩いたら、来たる丑年への英気を養うべく、「牛肉弁当」(1200円)!

「日本ばし大増」の製造により、東京駅をはじめ、首都圏主要駅で「JR東日本フーズ」によって販売されるコチラの駅弁が、12月10日からリニューアルされました。

2018年以来、約2年半ぶりのリニューアルで、スリーブ式の包装も装いを新たに。

小窓が付いて、ちょっぴり中味が見えるようになりましたね。

駅弁 牛肉弁当

【おしながき】

  • 白飯
  • 牛肉味噌漬焼き パプリカ素揚げ
  • ピリ辛味付牛肉
  • 牛そぼろ山椒煮 グリーンピース
  • 味付玉子
  • 切干大根サラダ
駅弁 牛肉弁当

今回のリニューアルでは、3つの味の牛肉が楽しめるようになったのが特徴。

手前がタレが輝く牛肉味噌漬焼き、真ん中が白いご飯に合うピリ辛風味の牛肉で、奥が山椒の風味が効いた甘辛な牛そぼろとなっています。

これに味付玉子と切干大根のサラダでアクセントを付けていくと、箸が進むという格好。

丑年を前に新しくなった東京の牛肉駅弁、出かけられない年末年始に要チェックです。

駅弁 E231系電車「各駅停車」、中央本線・水道橋〜御茶ノ水間

現在(2020年12月現在)は、主に山手線から転属したE231系電車が活躍する中央線の各駅停車。

2020年からは、終日にわたって、総武線への直通運転が行われています。

コロナ禍でかつてない打撃を受けた、首都圏をはじめとした鉄道各線。

これを受けて2021年3月のダイヤ改正では、各線で終電の繰り上げが行われます。

密を回避し、休みはしっかり取る、よりメリハリの効いた働き方が求められる丑年です。

連載情報

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ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史

昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。

駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/


※新型コロナウイルス感染症に関する最新情報は、厚生労働省、内閣官房、首相官邸のWebサイトなど公的機関で発表されている情報も併せてご確認ください。


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