宮城県石巻市がRPG化 冒険を通して名所や名産品に触れられるスマホアプリで地方創生
「淡路島日本遺産RPG」など、多くの自治体をRPG化してきた井桁屋が開発を担当。
宮城県石巻市をモデルにしたゲームアプリ「石巻市地方創世RPG(仮)」が、Twitterをきっかけに注目を集めています。ファンタジーな石巻市を巡る冒険が、AndroidとiOSで3月開幕。
同作は、魔法の才能を持つ少年が仲間との出会いを経て、石巻の危機を救う旅へ臨むRPG。石ノ森萬画館や齋藤氏庭園、金華山といった観光名所のほか、ホヤやカキ、石巻やきそばなどの名産品が物語の随所に登場します。
作中に登場する名所を実際に訪ねると、ゲーム用アイテムがもらえる仕組みも。ゲームとリアルの両面から、石巻市観光を楽しめます。
Twitterでは、モンスターデザインや魔法の名前の一般公募が話題に(現在は締め切り)。以前も埼玉県や兵庫県淡路島のRPG(関連記事)で好評を博した井桁屋が開発担当とあって、期待の声も寄せられています。
編集部は石巻市を取材し、企画の経緯などを聞きました。
―― なぜファンタジーRPGで石巻市の魅力をPRしようと考えたのでしょうか?
石巻市 石巻市はこれまで「萬画(マンガ)の街」として、石ノ森章太郎先生のミュージアム「石ノ森萬画館」を中心に、萬画を生かした町作りを推進してきました。そのような経緯があるなか、昨年度の「いしのまき政策コンテスト」において、地元高校生から「アプリを活用した町作り」という提案をいただきました。
そこから着想を得て、石巻に根付いている萬画への愛着をベースに、若年層などの新たなターゲットを獲得する試みとして、この企画は始まりました。ユーザーがゲームの主人公になったつもりで石巻を冒険しながら、その歴史や文化を楽しく学ぶことができて、興味・関心を持っていただけることから、RPGという手法が良いのではないかと考えています。
また、ゲームの王道であるファンタジーの世界観で石巻の街を創り上げることで、現実とはまた違ったゲームならではの世界観を味わっていただきたいという思いもあります。
―― 具体的に「ファンタジーの世界観に合うのではないか」とイメージした観光名所などがあれば教えてください
石巻市 石巻初の百貨店「旧観慶丸商店」です。約80年にわたり陶器店として市民に親しまれ、現在は「石巻市有形文化財」として、石巻の歴史や文化についての文化発信拠点となっています。
約90年前に建てられた洋風建築物で、木造でありながら、外壁には様々な種類のタイルを使用しています。スペイン瓦や丸窓、アーチ窓を有する外観が、ファンタジーの世界観にピッタリだと思います。
関連記事
- 「剣と魔法の淡路島」に転生した高校生の冒険を描くローカルRPG「はじまりの島 -淡路島日本遺産RPG-」が想像以上にガチだった
行きたくなる。 - マッチョ貴族が京の名所で大暴れ 宇治市のゲーム風PR動画がとうとう本物のスマホゲームに
AndroidとiOS向けに配信開始。 - 「事実が故にネタでしかない!!!」 “日本一フォロワー数と来館者数が比例しない”桂浜水族館の実情と希望の光
新型コロナウイルス問題についても。 - これで魅力度ランキング最下位ってウソでしょ!? 栃木県の名所を8Kで撮影した映像がYouTubeで300万再生
魅力的だと言わざるを得ない。 - 佐賀県とロマサガのコラボ「ロマンシング佐賀 2020」始動 ついにゲーム内に佐賀県が登場しワラスボが敵に登場
ワラスボとラスボスは字面も似ている。 - 架空のさいたま市を冒険するRPG「ローカルディア・クロニクル」誕生 さいたま市10区がファンタジー全開な世界観に
さいたま市北区が「ノースノース王国」になるなど市に関係する名所や史跡をRPGにアレンジ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
「マジで復活してくれ」 日清が7年前に終売した「人気カップ麺」→“まさかの現在”に「えっ?」「まじ?!」
-
「博物館レベルのレア物」 ハードオフに8万8000円で売っていた“驚がくの商品”に騒然 「PS5よりも高い」
-
七五三で刀を持っていた少年→20年後には…… “まさかの進化”に「好きなもの突き進んでかっこいい!」
-
ホテル従業員が教える「部屋でやっていいこと、よくないこと」 常識と言えば常識だけど……?
-
「これは切れるわ」 引き出しで見つけた“現金”の封筒を開けたら…… “ブチ切れ必至”なまさかの中身が話題「吹いたwww」「良いセンスw」
-
モグラに似てる“ヤベぇ虫”を、2カ月育ててみたら…… 感動の展開に「これはマジで凄い」「学術発表レベル」
-
野良猫が窓越しに「保護してください」と圧をかけ続け…… ひしひし感じる強い意志と表情に「かわいすぎるw」「視線がすごい」
-
余りがちなクリアファイル、“じゃないほう”の使い方で食器棚がまさかのスッキリ 「目からウロコ」「思いつかなかった!」と反響
-
「どうしてそうなった」 コスプレイヤーの「普段」→コスプレの“ありえない振れ幅”に思わず二度見 「ギャップで風邪ひいてる」「同一人物ですか!?」
-
「脳がバグるww」 顔面が3分の2になる“禁断の小顔メイク”を試したら……? “とんでもない仕上がり”が290万再生「腹痛い」「ほんとおもろいw」
- ネットで大絶賛「ブラウニー」にカビ発生 業務スーパーに7万箱出荷…… 運営会社が謝罪
- 「全く動けません」清水良太郎がフェスで救急搬送 事故動画で原因が明らかに「独りパイルドライバー」「これは本当に危ない!!」
- トラックがあおり運転し車線をふさいで停車…… SNSで拡散の動画、運転手の所属会社が謝罪
- 「ヤヴァすぎる!!」黒木啓司、超高級外車の納車を報告 新車価格は5000万円超 2023年にはフェラーリを2台購入
- そうはならんやろ “ドクロの絵”を芸術的に描いたら…… “まさかのオチ”に「傑作」の声【海外】
- 「ウソだろ?」 ハードオフに3万円で売っていた“衝撃の商品”に思わず二度見 「ヤバいことになってる」
- 「結局こういう弁当が一番旨い」 夫が妻に作った弁当に「最強すぎる!」「絶対美味しいビジュアル」
- “メンバー全員の契約違反”をライブ後に発表 異例の脱退騒動背景を公式が釈明「繋がり行為などではなく」
- 「言われる感覚全く分からない」 宮崎麗果、“第5子抱いた服装”に非難飛び……夫・黒木啓司は「俺が言われてるのかな?」
- 大沢たかお、広大プールを独り泳ぐ“バキバキ姿”が絵になり過ぎ 盛り上がる筋肉の上半身に「50代とは思えない」「彫刻みたい」
- “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
- 「しまむら」に行った58歳父→買ってきたTシャツが“まさかのデザイン”で3万いいね! 「同じ年だから気持ちわかる」「欲しい!」
- 友人に「100円でもいらない」と酷評されたビーズ作家、再会して言われたのは…… 批判を糧にした作品が「もはや芸術品」と490万再生
- 高校3年生で出会った2人が、15年後…… 世界中が感動した姿に「泣いてしまった」「幸せを分けてくださりありがとう」【タイ】
- 「ま、まじか!!」 68歳島田紳助、驚きの最新姿 上地雄輔が2ショット公開 「確実に若返ってる」とネット衝撃
- 荒れ放題の庭を、3年間ひたすら草刈りし続けたら…… 感動のビフォーアフターに「劇的に変わってる」「素晴らしい」
- 食べた桃の種を土に植え、4年育てたら…… 想像を超える成長→果実を大収穫する様子に「感動しました」「素晴らしい記録」
- 「天才!」 人気料理研究家による“目玉焼きの作り方”が目からウロコ 今すぐ試したいライフハックに「初めて知りました!」
- 「エグいもん売られてた」 ホビーオフに1万1000円で売られていた“まさかの商品”に「めちゃくちゃ欲しい」
- 義母「お米を送りました」→思わず二度見な“手紙”に11万いいね 「憧れる」「こういう大人になりたい」と感嘆の声