のん、初長編監督作で主演・脚本兼務 樋口真嗣、犬童一心ら日本映画界のアベンジャーズが異例の後押し(1/2 ページ)
愛されてるなぁ。
女優・のんさんが監督を務める映画「Ribbon」が2021年中に公開予定と3月19日に発表。初長編映画の撮影に挑むのんさんは同作品で主演・脚本も担当しており、樋口真嗣さん、犬童一心さんら偉大な先達が異例の形式で後押ししています。
同作の舞台は2020年冬。パンデミックの影響で卒業制作展が中止となり、目標を見失った美大生・いつかが再起に向けて立ち上がるストーリーです。
同作は舞台・映画の公開が次々と中止となった外出自粛期間中、のんさん自身いかにエンタメに支えられてきたのか考えるようになったことをきっかけに誕生。リサーチの過程で見つけた「時間をかけて作ったものがゴミのように思えてしまった」という美大生のインタビュー記事に、主催フェスを中止にせざるを得なかったのんさん自身の悔しさが共鳴し「この無念をなんとか晴らしたいと、脚本を書き進めていきました」と明かしています。
のんさんは同作における感情表現に「リボンアート」を採用。特殊撮影を「シン・ゴジラ」で監督を務めた樋口真嗣さんが担当しています。樋口監督は、同時に応援作品「映画と生きる 映画に生きる」という45秒の特別映像を制作。「炎編」「風編」「雨編」と題した3本はいずれも映画撮影の裏側を切り取った内容で、のんさんも「映画監督役」として出演。スタッフ役で犬童一心さん(「ゼロの焦点」「ジョゼと虎と魚たち」)、白石和彌さん(「孤狼の血」「ひとよ」)、沖田修一さん(「南極料理人」「横道世之介」)ら名だたる映画監督たちが参加し、新人監督のんさんへ異例の形式でエールを送りました。
日本映画界のアベンジャーズといっても差し支えない映画監督たちを「スタッフ」として従えることになってしまったのんさんは「今回の撮影は現場に行くまで生きた心地がしなかったです」と冷や汗。「そうそうたる監督の方々がスタッフ役って、どんなぶっ飛んだ撮影? と未だに思います」と恐縮しながら戸惑いをあらわにしています。
のんさん コメント全文
昨年、新型ウイルスが蔓延し始め、私自身が主催する音楽フェスを開催直前に中止の決断をしました。あの時の悔しさは忘れられません。
そして、1度目の緊急事態宣言による自粛期間を過ごしながら、音楽や映画や舞台などのエンタメや芸術の優先順位が下がっていくのをひしひしと感じていました。
その中で改めて気付けたことは、自分は見てきたエンタメや音楽やアートによって支えられているということです。どんどんその思いが強くなって、いてもたってもいられず脚本を書き始めました。
作品の主人公を自分の憧れである美大生にしようと決めてコロナ禍の美大生の方たちの状況を調べ始めました。そして、美大生の方たちの卒業制作を取り上げた記事を見つけました。
そこに書かれてあった「時間をかけて作ったものがゴミのように思えてしまった」というインタビューが、あまりに衝撃的で。自分の悔しさにも共鳴して膨れ上がって、この無念をなんとか晴らしたいと、脚本を書き進めていきました。
コロナ禍で擦り切れた思いを、少しでもすくい上げるような映画になったら……。心を込めて作った映画です。みなさま、ぜひお楽しみにしていただけたら嬉しいです。
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