小5男子「いつも歩けばぼうにあたる」「右手にかなぼう」 夏休みの宿題の丸つけに頭を抱えるママを描いた漫画が応援したくなる(1/2 ページ)

丸をあげたくなってしまう。

» 2021年08月11日 08時30分 公開
[瀬山野まりねとらぼ]

 息子の夏休みの宿題を採点するお母さん。しかしそこに書かれていたのは「破天荒過ぎる」解答で……。苦悩する母の姿を描いた漫画がInstagramに投稿され話題になっています。

「夏休みのお宿題」 とんちかな?

 漫画の作者はyoka(@yoka9003)さん。小学5年生のトモくんと幼稚園年少のナオくん、2人兄弟のお母さんです。

 8月も中旬に入り、全国のお母さんたちが頭を悩ませるものといえば、子どもの夏休みの宿題です! トモくんが通う学校では保護者が宿題の答え合わせをすることになっているため、そろそろチェックを始めなければなりません。

 しかし、トモくんの破天荒すぎる回答を前にyokaさんは頭を抱えることになります。

「夏休みのお宿題」 破天荒過ぎる夏休みの宿題とは……
「夏休みのお宿題」 右手にかなぼう……!

 まずはことわざの穴埋め問題。「い」から始まる「何かをしようとする者は災難にあうことが多い」という意味のことわざといえば、「犬も歩けば棒に当たる」。しかしトモくんは「『いつ』も歩けばぼうにあたる」と回答。いつも当たってしまうのは、何か別の問題を感じます。

 また「鬼に金棒」と答えるところでは、「『右手』にかなぼう」となっていました。確かに、問題に添えられていた鬼のイラストは、右手に金棒を握りしめています。しかし、ここで答えるべきものはイラストの説明ではありません。どちらの回答も、とんちなら100点なのになぁ……!

「夏休みのお宿題」 まだまだ続く
「夏休みのお宿題」 全身が金色の怪鳥タンチョウ

 国語の宿題の定番、漢字問題でも珍回答が連発です。「上(りく)地に上がる」「荷物を配絶(たつ)する」と意味が変わってしまいそうな解答から、回答らんの1マスに無理やり2文字納める荒技も炸裂。

 また、タンチョウに関する文章を読み解く問題では、タンチョウは金色の大型の怪鳥という別次元の生き物へ変貌していました。なぜ、こんなことになってしまったのか。yokaさんの苦悩は続きます。

「夏休みのお宿題」 yokaさんの苦悩
「夏休みのお宿題」 80P以上の丸付けお疲れ様です

 トモくんが通う学校の「夏休みのワーク」は、保護者が丸付けをして、さらに子どもに間違い直しをさせるというシステム。80ページ以上の丸付けだけでも一苦労ですが、さらに回答に全く丸を付けられないとなると保護者の苦悩はなかなかです。yokaさんは、丸つけを「苦行かな?」と感じ始めます。

「夏休みのお宿題」 宿題をがんばるトモくん
「夏休みのお宿題」 スマホではカバーしきれない奥深さ

 トモくんの珍回答により難航する夏休みのワーク。そんな中、yokaさんはトモくんに「人がおいる(老いる)」の漢字を聞かれ、「辞書を引きなさい」とアドバイスします。しかしトモ君は、「それは面倒」とスマートフォンの音声検索機能で調べ始めるます。さすがデジタルネイティブ世代。

 しかし、スマートフォンはなぜか「人がおいる」を「木曽川入る」と認識。トモくんはその結果にうろたえるのでした。夏休みの宿題、甘くない。

 宿題が終わるまで波乱が続きそうなyokaさん一家。子どもたちにとっては楽しいお休みですが、家で子どもたちと対峙する親の苦労がしのばれます。

 一方で、コメント欄ではトモくんの回答が「声出して笑わせてもらいました」「和みます」「爆笑」と大好評。そのセンスに感心する大人が少なくないようです。

 yokaさんのInstagramアカウント(@yoka9003)では、この他にも家族の思わず笑ってしまうような、ほほえましい日常を描いた漫画を多数公開中です。

画像提供:yokaさん(@yoka9003)

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/21/news189.jpg 「大物すぎ」「うそだろ」 活動中だった“美少女新人VTuber”の「衝撃的な正体」が判明 「想像の斜め上を行く正体」
  2. /nl/articles/2411/22/news014.jpg 川で拾った普通の石ころ→磨いたら……? まさかの“正体”にびっくり「間違いなく価値がある」「別の惑星を見ているよう」【米】
  3. /nl/articles/2411/22/news114.jpg 中村雅俊と五十嵐淳子の三女・里砂、2年間乗る“ピッカピカな愛車”との2ショを初公開 2023年には小型船舶免許1級を取得
  4. /nl/articles/2411/21/news027.jpg 大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
  5. /nl/articles/2411/22/news032.jpg 「壊れてんじゃね?」 ハードオフで買った110円のジャンク品→家で試したら…… “まさかの結果”に思わず仰天
  6. /nl/articles/2411/22/news018.jpg 猫だと思って保護→2年後…… すっかり“別の生き物”に成長した元ボス猫に「フォルムが本当に可愛い」「抱きしめたい」
  7. /nl/articles/2411/22/news171.jpg なんと「身長差152センチ」 “世界一背が低い”30歳俳優&“世界一背が高い”27歳女性が奇跡の初対面<海外>
  8. /nl/articles/2411/22/news145.jpg 大谷翔平と真美子さん、「まさかの服装」に注目 愛犬デコピンも大谷家全員で“歩く広告塔”ぶり発揮か
  9. /nl/articles/2411/20/news027.jpg 「こんなことが出来るのか」ハードオフの中古電子辞書Linux化 → “阿部寛のホームページ”にアクセス その表示速度は……「電子辞書にLinuxはロマンある」
  10. /nl/articles/2411/22/news184.jpg 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  4. まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  5. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  6. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  9. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  10. 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた