妊婦さんがコロナにかかったら?→医師「即帝王切開です」 出産を控えたママがコロナ禍出産の現実を描いた漫画に「全人類読むべき」と反響(1/2 ページ)

周りの人の協力が必要。

» 2021年08月16日 08時30分 公開
[みやはら由惟ねとらぼ]

 出産を控えた妊婦さんが、医師にコロナ禍の不安を質問したところ、予想していたよりも厳しい現実を告げられた……。そんな体験を描いた漫画がTwitterに投稿されています。

ALT なじみの病院・病院で産めないおそれも


 作者のおみ(@mgmg_uriko)さんは、2歳の女の子のママ。もうすぐ2人目の出産を迎える予定です。差し迫ってきた出産について、医師にコロナ禍ならではの質問をしたところ、予想外の話を伝えられました。漫画では、そのエピソードと共に、妊婦さんとその家族にとって大切な日常生活の過ごし方について伝えています。

ALT コロナ禍だから、一番気になること

 出産間近のおみさん。帝王切開での出産を予定しており、既に手術や検診もすべて予約済みの状態です。通常時であれば、あとは手術の日を待つのみ……という状況ですが、このご時世ならではの疑問が頭をよぎります。

 それは、もしおみさん本人や、家族がCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)にかかったり濃厚接触者になってしまったら、出産はどうなるのか? ということ。

ALT 不安が押し寄せます

 おみさんが思い切って質問をすると、医師は「ここでの出産は無理、すべて保健所の指示に従ってもらうことになる」と回答します。おみさんが出産予定のこの病院は、比較的大きな総合病院。「それ以外の場所で産む」という選択肢を想定していなかったおみさんは、漠然とした不安に襲われます。

ALT 出産スケジュールが強制的に変更になります。

 加えて、医師は「コロナウイルスにかかった場合は、即帝王切開になる」ということも教えてくれます。妊婦さんには使える薬が限られるため、そうした判断になるとのこと。つまり、おみさんが今コロナウイルスに感染したとなると、知っている先生のいない初めての場所で早産で出産しなくてはいけなくなるのです。  

ALT できる限りの配慮を

 出産は、産む当日だけでなくその前の検診なども大切なものです。妊婦さん自身がコロナウイルスに感染しなくても、夫など周りの人が感染し、妊婦さんが濃厚接触者になってしまったときは大切な検診や医療が受けられない可能性があります。おみさんは、妊婦さん、そしてお腹の中の子どもが置かれるシリアスな状況について「責任が取れますか?」と問いかけています。

 なお、おみさんは「保健所の対応や即帝王切開という情報は、県や産院や妊娠の週数によっても変わると思いますので、この漫画を鵜呑みするのではなく一度ご自身の検診時に産院に確認してください」と説明しています。状況は日々変化するので、妊婦検診時に質問してみるといいでしょう。

 おみさんは、この他にもTwitterブログ「omiさん家」で家族の日常を描いた漫画を公開中です。

画像提供:おみ(@mgmg_uriko)さん

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2502/11/news009.jpg 鮮魚店で瀕死の“巨大ガニ”を購入→家に連れて帰り、お風呂場に放ってみると…… まさかの展開に「こわっww」と800万表示
  2. /nl/articles/2502/12/news018.jpg 雑草ボーボーの荒れ地に“牛3頭”を放牧→2週間後…… まさかの光景に「感動しました」「いい仕事してますねぇ~!!」
  3. /nl/articles/2502/12/news033.jpg 5歳のときにトレーニングを始めた女の子→3年後…… 現在の姿が「ハハハすごすぎる」「めちゃくちゃ尊敬」と250万再生【海外】
  4. /nl/articles/2502/12/news022.jpg 古いタオルを手で裂いていくだけで→「すごい…」「意外!」便利アイテムに! 生活の質“爆上がり”アイデアが話題
  5. /nl/articles/2502/12/news007.jpg 「夢見たディスプレイ」空中浮遊するガンダムのプラモデル、その仕組みは…… “122時間”かけて作った超大作が40万再生「マジで感激」
  6. /nl/articles/2502/12/news013.jpg 海外で暮らすパパとビデオ通話中、1歳娘がとったけなげな“行動” 大反響から約1年後……家族の現在を聞いた
  7. /nl/articles/2502/11/news025.jpg ←夫に出すやつ 自分で食べるやつ→ 目を疑うレベルの“落差”に爆笑「わ~おw」「なんかとんでもないのいた」
  8. /nl/articles/2502/11/news033.jpg 妻「“157センチ、43キロが理想”と言う夫に、かわいいと言われたい」→プロに依頼したら…… 「エグッ!」「黒木瞳さんかと」
  9. /nl/articles/2502/12/news028.jpg 伸び放題になった実家の庭木→50代女性が2日間どんどん切ったら…… “見違える光景”に「さすがですね!」「明日は我が身」
  10. /nl/articles/2502/11/news012.jpg 最初に軽く結ぶだけで…… 2000万再生された“マフラーの巻き方”に反響「これは使える」「素晴らしいアイデア」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. パパに抱っこされる娘、13年後の成人式に同じ場所とポーズで再現したら…… 「お父さん若返った?笑」「時止まってる」2人の姿に驚き
  2. 古いバスタオルをザクザク切って縫い付けると…… 目からウロコの再利用に「すてきなアイデア」【海外】
  3. 14歳のとき、親友の兄と付き合うことになった女性→13年後…… “まさかの結末”に「韓国ドラマみたい」【海外】
  4. リンゴを1年間、水の中で放置→顕微鏡で見てみたら…… 衝撃の実験結果に「これはすごい」「息をのみました」【海外】
  5. 海釣り中、黒猫に「ちょっと来い」と呼び出された釣り人 → 付いて行くと…… 運命のような保護から2年、飼い主に話を聞いた
  6. “駐車場2台分”の土地に、建築家の夫が家を建てたら…… “とんでもない空間”に驚き「すごい。流行る」
  7. 「なんだこの暗号は……」 マクドナルドの“大人だけが読めるメッセージ”が410万表示「懐かしい~」「読める人同世代w」
  8. 着陸する戦闘機を撮ったはずが…… タイミングが絶妙すぎる1枚に「一部の専門家には貴重な一枚」 投稿者に話を聞いた
  9. ズボラ母が5人分サンドイッチを爆速で作ったら…… 目からウロコの時短テクと美しい仕上がりに「信じられない」
  10. 【今日の計算】「7-2×0+9」を計算せよ
先月の総合アクセスTOP10
  1. ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
  2. 「配慮が足りない」 映画の入場特典で「おみくじ」配布→“大凶”も…… 指摘受け配給元謝罪「深くお詫び」
  3. 母「昔は何十人もの男性の誘いを断った」→娘は疑っていたが…… 当時の“モテ必至の姿”が1170万再生「なんてこった!」【海外】
  4. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. 市役所で手続き中、急に笑い出した職員→何かと思って横を見たら…… 衝撃の光景が340万表示 飼い主にその後を聞いた
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  9. 「こんなおばあちゃん憧れ」 80代女性が1週間分の晩ご飯を作り置き “まねしたくなるレシピ”に感嘆「同じものを繰り返していたので助かる」
  10. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議