【漫画】プロの編集者に作品を見てもらえる「出張編集部」って知ってる? 行ってみたらタメになったレポ(1/2 ページ)

持ち込みよりも気軽。

» 2021年10月19日 08時30分 公開
[ねとらぼ]

 コロナ禍でなかなか同人誌即売イベントの参加機会がなかった2020年。今再び賑わいを取り戻したイベントで、「出張編集部」に行ってみた人の漫画がTwitterに投稿され、注目を集めています。

出張編集部 いざ出張編集部へ

 漫画の作者はkamochic(@kamochic)さん。kamochicさんは、久しぶりのイベントで友人と共に出張編集部に向かうことにしました。

出張編集部 久々のイベント

 出張編集部とは、イベントでプロのマンガ編集者に自分の作品を見てもらえる企画のこと。商業マンガデビューを志望している人はもちろん、そうでない人も作品に対するアドバイスをもらえます。

 参加希望者は出張編集部のエリアに行き、希望の編集部の受付票をもらって記入します。このイベントでは、創作マンガだけでなく、二次創作マンガも出張編集部で見てもらうことができ、アドバイスのみを希望する場合はコメントレベルを甘口・中辛・辛口の3段階で選べたそうです。

 順番になったら、編集部ブースに行き編集者に見てもらいたい本を1冊渡します。時間制限があるので、質問やアドバイスが欲しい悩みがある場合は先に考えておくのが良さそうです。

 kamochicさんの悩みは「画面のごちゃつき」。今回も、その悩みに沿って作品を見てもらいました。以前出張編集部に参加した時は、「文字数が多くて昔の漫画みたい」と言われたkamochicさん。果たして今回の作品はどうなのでしょうか?

出張編集部 意外と簡単に参加できます

 kamochicさんの作品を読み終わった編集者さんは「まず…ページに対して文字が多いですね!」と一言。「吹き出しに対して文字をつめこみすぎない」「文字の分量は一つの吹き出しに対し3・4行を目安に」など。文字を減らすための具体的なアドバイスをくれました。その他にも「線の処理」「ストーリー」「絵のタッチ」など、さまざまなアドバイスを聞けたといいます。これがイベントで気軽に受けられるのはすごい……!

出張編集部 的確なアドバイスをもらえます
出張編集部 質問にも答えてもらえる!
出張編集部 そしてやさしい……

 ちなみに、kamochicさんが作品を見てもらった編集部では、この日は「辛口希望」の人が多かったようです。自分の好きな表現やストーリーを追求しつつ、より良い作品を目指していこうと思っている人が多いんですね。

 kamochicさんによると、雑誌制作の話を直接編集者から聞くことができたのも面白かったそうです。リアルなイベントで人と話すことの楽しさを噛み締めながら帰路についたkamochicさんなのでした。

出張編集部

 なかなか気軽にイベントに行けない生活が続きますが、次のイベントでは感染対策をしっかりして出張編集部に持ち込みをしてみるのもいいかもしれませんね。

画像提供:kamochicさん(@kamochic

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/13/news176.jpg 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  2. /nl/articles/2411/14/news014.jpg ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. /nl/articles/2411/14/news042.jpg 夫「250円のシャインマスカット買った!」 → 妻が気づいた“まさかの真実”に顔面蒼白 「あるあるすぎる」「マジ分かる」
  4. /nl/articles/2411/14/news090.jpg ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  5. /nl/articles/2411/14/news167.jpg 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  6. /nl/articles/2411/14/news187.jpg 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  7. /nl/articles/2208/06/news075.jpg 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. /nl/articles/2411/13/news162.jpg 「情報操作されてる」「ぜーんぶ嘘!!」 175R・SHOGO、元妻・今井絵理子ら巡る週刊誌報道を一蹴 “子ども捨てた”の指摘に「皆さん騙されてます」
  9. /nl/articles/2411/14/news035.jpg 160万円のレンズ購入→一瞬で元取れた! グラビアアイドル兼カメラマンの芸術的な写真に反響「高いレンズってすごいんだな……」「いい買い物」
  10. /nl/articles/2411/12/news194.jpg 「予約しました」 サッポロ一番の袋に見せかけた“笑っちゃいそうなグッズ”が話題 「サッポロ一番味噌ラーメン好きがバレちゃう」
先週の総合アクセスTOP10
  1. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  2. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  3. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  4. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
  5. イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
  6. 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
  7. 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
  8. 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
  9. 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
  10. 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた