望みの夢を見続けるのは、本当に幸福なのか。
飲むと望みの夢を見られる睡眠薬を巡る漫画「ヒプノリウム」が、引き込まれる展開で人気です。私欲のために薬を使い続けた男が最後に見たものは……。

介護施設で働く「嵐山」は、画家志望。同僚で小説家志望の女性「早瀬」が書く小説を読ませてもらっては、その晩のうちに小説の内容を絵にして返す「交換ノート」を続けていました。

実は嵐山は、小説を絵にするため毎回ヒプノリウムを服用し小説の世界に入っていたのです。ヒプノリウムはもともと、介護業界がパンクし、要介護レベルの高い老人を眠らせ続けるために作られたもの。私用で服用するのは、違法行為になります。これは彼だけの秘密であり、夢の中では早瀬と男女の関係になっていました。

しかしある日、早瀬が寿退社すると知らされます。現実に耐えかねた嵐山がまたヒプノリウムを持ち帰ろうとしたその時、警察がヒプノリウムの持ち出し捜査で乗り込んで来ました。追い詰められた嵐山ですが、犯人として逮捕されたのはなんと早瀬。

入籍間近で本当の気持ちに気付き、ヒプノリウムを使って嵐山と夢の世界で一緒になりたかったという早瀬。嵐山に連絡先を渡して去っていくのですが、同時に嵐山の体に異変が生じ始めます。そして思わぬ事実が判明するのですが……続きはぜひ漫画を読んで確認してみてください。

この漫画を公開したのは、漫画家の小出もと貴さん(@koidemotoki)。ヒプノリウムは過去の読み切り作品で、記憶を飛ばせる薬を題材にした単行本「アイリウム」の続編的な話となっています。
作品提供:小出もと貴さん(@koidemotoki)
