試食のバイト、全然売れずに困っていたら神降臨 苦い思い出が”ステキ”な思い出に変わった体験談漫画がほっこりする（1/2 ページ）

心温まるエピソード。

[関口雄太，ねとらぼ]

　まったく売れる気配がないドリンクを販売するアルバイトをしていたところ、「“試食の神様”に出会った」との体験談漫画がやさしさにあふれていてステキです。

「試食の神様」は驚きの行動に……！

　投稿者のみりこ（@rkare_ota）さんが、ヘルシードリンクの試食（試飲）販売のバイトをしていたときのこと。行き交う人に試飲カップを手渡そうとするも、なかなか受け取ってもらえず「全然売れねぇや」という状態が続いていました。

　実際に飲んで味を伝えれば魅力が伝わると思ってか、みりこさんはこっそり味見してみます。ところが、これがまた「苦っ」と心でつぶやかずにはいられない味で、まったく手に取ってもらえそうにありません。悩んでいると、別の商品を扱う試食バイトのご婦人が隣へやってきました。

　ご婦人が販売する商品はなんとステーキ肉。ヘルシードリンクとは比べものにならないほどの人気で、次から次へとお客さんが集まっていきます。ところが、この日の売れ行きを諦めかけたそのときでした。

　ご婦人は群がる人にステーキを配りながら「ではみなさんお肉の後に　あちらでヘルシーなドリンクをどうぞ！」と、みりこさんの商品を案内。みりこさんへのウインクと一緒に、たくさんのお客さんを流してくれたのでした。

　お客さんが集まらず困り果てていたみりこさんの目には、ご婦人の姿が「試食の神様」に見えたといいます。ヘルシードリンクで苦くてたまらない思い出になりそうだったところを、試食の神様が「ステーキな思い出」に変えてくれました。シンプルな駄じゃれとほほえましい出会いに、心があたたまる漫画です。

作品提供：みりこ（@rkare_ota）さん