【犬のホロリとした話】「いつか来る喪失に備えなさい 自らの手で犬を永遠にするのです」 最愛の犬を失った飼い主からのメッセージが胸を打つ(1/2 ページ)

スマホの容量がいっぱいになるくらい撮ってほしい。

» 2021年12月26日 09時00分 公開

 Twitterで話題になっている「犬のホロリとくるエピソード」をイラストでご紹介。今回は「愛犬を亡くし、何気ない日常の写真や動画の大切さを痛感した」飼い主さんのお話です。

犬を永遠にしろ

 犬を飼っているオタク 犬を大切にし 犬の写真だけでなく動画もたくさん撮っておきなさい できれば鳴き声入りの 私はもう犬の鳴き声を忘れつつあります 人間の記憶力なんてそんなもんです いつか来る喪失に備えなさい 自らの手で犬を永遠にするのです……

見上げるレモンちゃん 犬 感動 わんこ 涙 エピソード イラスト かわいい コーギー (イラスト:ちゃびすこ

 こちらのエピソードを紹介してくれたのは、「レモン」ちゃんという名前のコーギーと一緒に暮らしていた佐原(@uenohatsu)さん。レモンちゃんは2021年の8月30日、よく晴れた夏日に14歳と9カ月で虹の橋を渡ったそうです。

 佐原さんは小さな頃から楽しいときはもちろん、苦しいときも悲しいときもレモンちゃんと一緒に過ごしてきました。しかしもともと写真を撮る習慣がなかったことから、レモンちゃんの写真や動画をほとんど撮っていなかったそうです。そしてレモンちゃんがいなくなって初めて、当たり前だと思っていた日常が愛おしいものだと痛感したのだとか。

 というのも、ある日佐原さんは心の底から愛していたレモンちゃんの声を忘れつつあることに気付いてしまったのです。そしてレモンちゃんが食卓に狙いを定めるところ、掃除機に吠えるところ、家族や自分とレモンちゃんといった、些細な日常を動画に納めておけば良かったと後悔。写真を見れば、あるいは写真を見なくともその子の姿を思い出すことはできますが、人間の記憶力では”声の記憶”は想像以上に早く薄れてしまうようです。

 動物と一緒に暮らすと多くの場合、動物の方が先に虹の橋を渡ることになります。そして残された人間はその子を愛していた分だけ寂しさや悲しさ、後悔が募ってペットロスになってしまう可能性があります。しかし記憶に刻まれた思い出に加え、目に見える写真や声が納められた動画があればほんの少しでも慰めになるもの。今動物と暮らしている人はぜひその子とたくさんの思い出を作って、たくさん写真や動画を撮っておいてください。

 こちらのツイートには、「共感しかないです」「猫もまたしかりだな……」「声を忘れてしまって本当に寂しくて堪らない……」といった、共感の声が寄せられています。

 佐原さんはTwitter(@uenohatsu)に愛犬や愛猫、そして推しジャンルに関するツイートを投稿している他、noteでは日記や短歌を公開しています。また、BOOTHではレモンさんに捧げる創作犬短歌集『レモン』が販売中です。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2502/01/news049.jpg 一般家庭で暮らすワニ、“ご飯だよ”の合図を聞いた瞬間 400万再生の予想外すぎる顔に「温室育ちの純粋な目をしてて草」
  2. /nl/articles/2502/03/news057.jpg 「押すなよ、絶対に押すなよ」なポーズの猫ちゃん→次の瞬間…… 笑っちゃうほどの展開が200万再生「爆笑しました」
  3. /nl/articles/2502/02/news028.jpg 生後2カ月で迎えた保護たぬき、犬に囲まれて育ち5カ月後…… 見事な“オラオラ俺様モード”に「愛嬌の塊みたい」「可愛すぎて虜」
  4. /nl/articles/2502/03/news152.jpg 母「昔は男性からモテまくりだった」→娘は信じられなかったが…… 当時の“説得力ある姿”が260万再生「なんてこった!」【海外】
  5. /nl/articles/2501/31/news050.jpg 「許されると思ってんの?」 スマホのアラームを設定→翌朝…… “絶望の通知内容”が430万表示 「ほんとこれ」
  6. /nl/articles/2502/03/news157.jpg 「目を疑った」 “8割引”も……恵方巻の「大幅値引き」目撃相次ぐ 「予約購入は少数派」消費者との温度差も
  7. /nl/articles/2502/01/news047.jpg 【編み物】彼氏のために、緑と黄緑の毛糸を正方形に編んでつなげると…… 圧巻のおしゃれな大作完成に「息をのむほどすばらしいよ」
  8. /nl/articles/2502/03/news009.jpg 27歳女性がひとりで営む“おにぎり屋台”が話題沸騰中 必死にリヤカー引く姿に「なんだか泣けました」「見かけたら必ず買う!」400万再生
  9. /nl/articles/2502/03/news025.jpg 真冬なのに“様子がおかしい木”を発見→近付きよく見てみると…… まさかの正体が200万表示「初めてみた」「マジで存在するんだ」
  10. /nl/articles/2501/31/news164.jpg 妻「おはぎ教室行ってくる!」→持って帰ってきたものは…… 妻が作った“衝撃のおはぎ”が400万表示 「知ってるおはぎと違う」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  2. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  3. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議
  4. スーパーで買った半玉キャベツの芯を植え、5カ月育てたら…… 農家も驚く想像以上の結末が1300万再生「凄い」「感動した」
  5. 東京藝大卒業生が油性マジックでサンタを描いたら? 10分で完成したとんでもない力作に「脱帽です」「本当にすごい人」
  6. 定年退職の日、妻に感謝のライン → 返ってきた“言葉”が約200万表示 大反響から7カ月たった“現在の生活”を聞いた
  7. 【ヤフオク】“3万円”で購入した100枚の着物帯 →現役着付師が開封すると…… “まさかの中身”に驚き
  8. 「立体的に円柱を描きなさい」→中1の“斜め上の解答”に反響「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」 投稿者に話を聞いた
  9. 「すんごい笑った」 “干支を覚えにくい原因”を視覚化したイラストが勢いありすぎで1700万表示の人気 「確かにリズム全然違う!」
  10. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
  2. 「配慮が足りない」 映画の入場特典で「おみくじ」配布→“大凶”も…… 指摘受け配給元謝罪「深くお詫び」
  3. 母「昔は何十人もの男性の誘いを断った」→娘は疑っていたが…… 当時の“モテ必至の姿”が1170万再生「なんてこった!」【海外】
  4. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. 市役所で手続き中、急に笑い出した職員→何かと思って横を見たら…… 衝撃の光景が340万表示 飼い主にその後を聞いた
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  9. 「こんなおばあちゃん憧れ」 80代女性が1週間分の晩ご飯を作り置き “まねしたくなるレシピ”に感嘆「同じものを繰り返していたので助かる」
  10. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議