“BIG BOSS”新庄剛志、完封負けの自軍に坂道ダッシュ 選手全員への“連帯責任”に「チームを1つにするため」「古風」の声も（1/2 ページ）

ファンサービスの一種ではという見方も。

[斉藤賢弘，ねとらぼ]

　プロ野球「北海道日本ハムファイターズ」の監督を務める新庄剛志さんが2月26日にInstagramを更新。敗戦を喫した自軍選手に“坂道ダッシュ”を命じた動画を公開しています。

　新庄さんは2021年10月に古巣となる同チームの新監督へ就任。12月に行われた新入団選手発表会見に、ダークブラウンのチェック柄スーツ姿というファッショナブルな姿で登場し、新人選手たちとBIG BOSSポーズをキメた集合写真を撮影するなど、早くも型破りな姿勢を見せていました。

　2022年2月26日に行われた春季オープン戦では、「選手の自主性に期待する」との理由から、上沢直之投手を全権委任した“代理監督”に任じ、自らはベンチ外へ。

　自軍が「横浜DeNAベイスターズ」相手に5対0の完封負けとなったことを見届けるや、試合に出ていない者も含め、選手全員に坂道ダッシュ15回を宣告。自身は高所にある待機場所から眼前の光景をカメラに収めつつ、球場を勢いよく走る選手たちを温かく見守っていました。

　“連帯責任”の動画を目にしたファンからは、「負けの気持ちを引き摺らなくて良さそうだなって思いました！」「チームを1つにするための第一歩は、一致団結！」など、あくまでチームをまとめるためだとポジティブにとらえる声から、「『楽しむ野球』とはかけ離れているのかな」「なんか普通っていうか古風っていうか」と一種の古さを感じ取ってしまったという声まで続々。

　また、「ファンの皆さんも間近に走ってる選手見れてラッキー」「出てない選手もファンのみんなの近くで元気な姿を見せる、ってことかしら!?」と、負けに肩を落としたファンへ“サービス”を行ったのだと推察する声もみられました。

新庄さんと選手たち（画像は新庄剛志Instagramから）