「赤の他人の証明写真」がゲットできるカプセルトイに34万いいね集まる なぜ作ったのか発案者に聞いた(1/2 ページ)

数枚に1枚、写真の裏に名前が書かれているものもあるんだとか。

» 2022年04月07日 11時30分 公開
[ケンゾーねとらぼ]

 「赤の他人の証明写真」をゲットできるカプセルトイが「欲しい」「笑った」と話題になっています。ラインアップは老若男女さまざま。ちなみに縦4センチ、横3センチです。なぜこのカプセルトイを作ったのか、発案者にお話を聞きました。

証明写真証明写真 町で見つけたら思わず目を止める

  

 TwitterユーザーのタナKさん(@aerobics_girl)がこのカプセルトイを引き、「アタリっぽいおじさん手に入れた」とTwitterに投稿すると、「冷静に考えたら絶対いらないけど見つけたら衝動買いしちゃいそう」「何に使われるのを想定してるんや・・・?」などと話題になりました。6回引いてもタナKさんが引き当てた証明写真を手に入れられなかった人からうらやむ声も出ています。4月5日時点で、34.2万件のいいねが集まっています。

 このカプセルトイは、ピーナッツクラブの店頭で販売しているもので、全10種類300円。発案した寺井広樹さんによると、リアルさにこだわるため、実際に転職活動中のクリエイターやパートの職探しをしている主婦など証明写真が必要な人からもらいました。 寺井さんが一緒にスピード証明写真機まで行ったり、郵送で送ってもらったりしたそうです。

証明写真

 何枚かに1枚は写真の本人が裏面に氏名をペンで手書きしたものもあります。実際の証明写真でも、書類から剥がれてしまったときに誰の写真か分かるようにするため推奨されていることですが、リアルさへのこだわりに頭が下がりますね。

 なぜこんなカプセルトイを思いついたのか寺井さんに聞いてみると、マスク生活で人の素顔がなかなか見えなくなったことや、顔写真を編集で盛る人が増えた中、ごまかしきれない人間の素に近い証明写真の魅力にハマってしまったからなんだそうです。分からなくもありません。

 ちなみに、今回のカプセルトイは第1弾ということで、第2、3弾も構想にあるんだとか。「自分の顔写真を使ってほしい」という人が寺井さんにFacebookや電話で連絡してくるそうです。

画像提供:タナKさん(@aerobics_girl)、寺井広樹さん

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」