つば九郎、連続2000試合出場の達成目前断念で「なさけない、ごめんなさい」 濃厚接触者疑いで3試合出演中止に

「ペンギンも濃厚接触者扱いになるのか」と驚く声も。

[小西菜穂，ねとらぼ]

　プロ野球「東京ヤクルトスワローズ」は4月21日、球団マスコット「つば九郎」と「つばみ」が新型コロナウイルス（COVID-19）濃厚接触者疑いに該当すると判断され当面活動を自粛することを公式サイトを通じて発表。同日、つば九郎自身も公式ブログを更新し、連続2000試合出演目前での記録断念に「たいちょう（とりです）は、いぜんとかわらずげんきです。きもちがまだついてきてませんが・・・・・」と率直な思いをつづっています。

「つば九郎」と「つばみ」が濃厚接触者疑いに該当するとの発表（画像はヤクルト公式サイトから）

　球団によると「つば九郎」と「つばみ」は22日から24日までの3試合への出演を自粛予定。つば九郎も「ついにことし、もくひょうだった、しゅさいじあいれんぞく2000しあいたっせい、もくぜんでしたが、かんせんしょうたいさく、のうこうせっしょくに、がいとうしてしまいまして」と、当面は保健所の指示に従い自主隔離に努めるとコメントしています。

　さらに「ながいあいだ、おおくのかたに、ここまでささえていただき、そのきたいにこたえられず、ほんとうに、もうしわけなくなさけない、ごめんなさい」と落胆しきりの様子で謝罪。一方で感染対策には理解を示しており、「げんざいのかんせんしょうたいさくのなか、だれのせいでもありません。ぼくじしんのこうどうに、あまえがあった」と反省しきりでした。

「しゅさいじあいれんぞく2000しあいたっせい」を目指していたつば九郎（画像がつば九郎公式ブログから）

つばみの投稿（画像が東京ヤクルトスワローズ つばみInstagramから）

　「1にちでもはやく、みなさんに、えみふるをおとどけできますように」としつつ、当面は球場外でチームを応援したいと決意を示したつば九郎。コメント欄には「つば九郎さんは全然全然悪くないです。謝らないで下さい」「何事もなくいつも通り神宮に帰ってきてくれる事を願ってます」「いつでもどんな状況でも、つば九郎先生をそして東京ヤクルトスワローズを応燕しています!!」と激励コメントが殺到しています。

　またTwitterでは「マスコットも濃厚接触者になるんだな」「ペンギンも濃厚接触者扱いになるのか」とジョークにされつつも、「つば九郎・つばみを楽しみにしてる人達もいるから残念だね」「ご本鳥の体調が一番です」と温かな声が投稿されていました。