イーロン・マスクがTwitter買収→「Twitter有料化」がなぜかTwitterトレンド1位に 今のところ新しい有料プランの発表はなし(1/2 ページ)
イーロン・マスク氏によるTwitter買収の余波。
Twitterがイーロン・マスク氏による買収を受け入れたと4月26日(日本時間)に発表。それを受けてか、Twitterでなぜか「ツイッター有料化」がトレンド1位に急浮上しています。同社は今のところ新しい有料プランなどは発表していません。
拡散中のツイートを見ていくと、2021年11月に米国などでスタートした有料プラン「Twitter Blue」に言及したツイートから派生したものが多いようです。
Twitter Blueとは月額3ドル(約380円)でブックマークしたツイートを整理する「Bookmark Folders(ブックマークフォルダ)」や、ツイート公開前にプレビューを確認して修正できる「Undo Tweet(ツイートの取り消し)」機能などを提供するサービス。加入は必須ではなく、希望者のみ利用できるもので、現時点で日本向けには未対応です。
「Twitter有料化デマ」は10年以上前から定期的に拡散されてきた、いわばTwitter上の風物詩(関連記事1/2/3)。有料プランのTwitter Blueが登場してからは「デマ」とまでは言えなくなりましたが、それでもしばしば誤解や曲解による情報が拡散されてきました。
マスク氏はかねて言論の自由を重視していると公言しており、4月にはTwitter Blueの改善案として、契約者全てに「認証マーク」を付与すべきとのツイートをしていました(現在はツイ消し済み)。そのため、今後有料プランの強化が行われる可能性は十分考えられますが、だからといっていきなり無料での利用を制限し、一律で有料化するとは考えづらいところ。
Twitter上では現在、「有料化して意識高い系の人ばかりになるのは嫌」「災害情報のインフラが有料になるのは困る」といった声のほか、「有料化されたらインスタでツイッターみたいなこと始める」「『えっ?お前、それ言うために金払ってるの?』という新しい煽りが生まれる」といった声が。また、「有料化したらmixiに戻る」「イーロン・マスク、mixiも買ってやれよ」といったツイートも多く見られ、「mixi」までトレンド上位にランクイン中。
どうやら有料化の予定があると早とちりした書き込みだけでなく、一部大喜利化しているのもトレンド入りの要因となっているようです。
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