「こちら、なにもかもうまくいかない日のコロッケです」 限界の1日を過ごしたママが投稿したコロッケの写真に、励ましの言葉と3万超のいいねが集まる(1/2 ページ)

頑張った自分を褒めてあげたい。

» 2022年05月19日 19時15分 公開
[Kamiharaねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 「こちら、なにもかもうまくいかない日のコロッケです」。そんなコメントとともにTwitterに投稿された手作りコロッケの写真がTwitterに投稿され、「どんまい」「100点満点」といった慰めの言葉とともに、3万6000件の“いいね”が集まっています。

 ツイートを投稿したのは、刺しゅう作家兼イラストレーターのありま(@arimama_umauma)さん。写真に写っているのは、ありまさんが作った失敗作のコロッケです。

 その見た目は、一般的な丸いコロッケとは異なり、大きく崩れた形をしています。ありまさんによると、コロッケを揚げるときにじゃがいもの一部が溶けてしまったのだとか。衣はカリっとキツネ色に揚がっていますがつき方はまばらで、中身のじゃがいもが一部見えてしまっています。

 ホクホクしたじゃがいもの部分とカリカリの衣の部分を楽しめそうで、これはこれでおいしそうですが、せっかく料理の見た目が崩れてしまうと悲しいもの。ありまさんのがっかりする気持ちが伝わってくるようです。

失敗作の手作りコロッケの画像 失敗作の手作りコロッケ。なにもかもうまくいかない日ってありますよね

 また、気になるのは「なにもかもうまくいかない日のコロッケ」という言葉。この日のありまさんは、1日中小さな”うまくいかないこと”の連続だったのだそうです。

 朝から寝坊をしてしまい、ありまさんは慌ててお弁当を作ってやけどをしてしまいます。また、子どもを保育園に送り届けるときは、バランスを崩しておんぶしていた子どもを落とし、泣かせてしまったのだとか。さらに、保育園に持参したお昼寝用の布団は、ビニール袋のすき間から入った雨で濡れてしまうという災難にも見舞われてしまいます。

 仕事でも、イラストの完成目前でソフトが落ちて一からやり直したり、刺しゅうが仕上がる目前で切ってはいけないところを裁断してしまったりと、トラブル続きです。

 そして夕飯づくりの時間。事前に種を作っておいたコロッケを、揚げる段階で失敗してしまいます。さらに、作り直していざ食べようとした段階で、炊飯器のスイッチを入れ忘れていたことに気づいてしまいます。これには、思わず膝から崩れ落ちてしまったのだとか。

 何をやってもうまくいかない。まさにそんな1日ですが、コロッケをつまみ食いした娘さんには「おいしい!コロッケ好き!」と言ってもらえたというありまさん。この一言で、気持ちが和んだといいます。料理を失敗しても「おいしい」と言ってもらえると、努力が報われた気持ちになれますね。

 ツイートを見た人からは「コロッケって、すごーく手間がかかる。それを作っただけでも、素晴らしいです! 明日は色々うまくいく日になりますように!」「コロッケ作ろうという気概が素晴らしいので100点満点」「そういう日もあります。でも、作ろうと頑張ったありまさんに拍手!!!」といった励ましの言葉が。また、コロッケについても、「どんまい。食べちゃえば美味い」「これはこれで、ザクザクして旨いやつ!」などたくさんのあたたかい声が寄せられていました。

 何をやってもうまくいかないと思う日は誰にでもあるもの。「そういう日もある」と受け入れながら、頑張った自分を褒めるのも大切にしたいですね。

 刺しゅう作家やイラストレーターとして活躍するありまさん。Twitterでは作品の写真やイラストを公開しています。また、書籍『ゆるくてかわいい はじめての刺しゅう - イラストと動画でわかる基本のステッチ&図案173』(ワニブックス)も発売中です。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2501/28/news195.jpg 岡田紗佳、一連の騒動を生中継で謝罪 頭を深く下げ「申し訳ございませんでした」
  2. /nl/articles/2501/28/news155.jpg がん闘病の森永卓郎、容態急変後にモルヒネ投与で“結構厳しい状況” スタジオ出られず弱々しい声で「そう長く持たないかもしれない」「本格的に転移が始まったよう」
  3. /nl/articles/2501/29/news045.jpg 新潟のお葬式で香典返しにもらった“謎の白い物体” パッケージにも情報なし「これなんだかわかりますか?」
  4. /nl/articles/2501/26/news053.jpg 「立体的に円柱を描きなさい」→中1の“斜め上の解答”に反響「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」 投稿者に話を聞いた
  5. /nl/articles/2501/29/news086.jpg 鮮魚店で売れ残ったタコを水槽に入れたら、数週間後まさかの展開が…… 胸を打つ光景に「目が腫れるくらい泣いてます」
  6. /nl/articles/2501/28/news034.jpg 大人なら5秒で解きたい!「9+0÷2−3」の答えは?【算数クイズ】
  7. /nl/articles/2501/29/news058.jpg 「うちの祖父(81)わけてほしいわこのセンス……」 衝撃的な私服コーデに驚きの声「本物のイケジイ」「目標にします!!」
  8. /nl/articles/2501/29/news023.jpg 買ったばかりの家の風呂場に”ありえない欠陥” 信じられない状況に「そんなことある?」「取り付けた業者……」
  9. /nl/articles/2501/27/news073.jpg 「昔はモテた」と自慢げな父→娘は“絶対ウソやん”と思っていたけど…… 当時の姿に「ハハハ冗談だろ?」【海外】
  10. /nl/articles/2501/29/news122.jpg 正方形のスカーフ1枚→切ってゴムを縫い付けるだけで…… 魅力的な完成品に「デザインがきれい」「簡単に作れました」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  2. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  3. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議
  4. スーパーで買った半玉キャベツの芯を植え、5カ月育てたら…… 農家も驚く想像以上の結末が1300万再生「凄い」「感動した」
  5. 東京藝大卒業生が油性マジックでサンタを描いたら? 10分で完成したとんでもない力作に「脱帽です」「本当にすごい人」
  6. 定年退職の日、妻に感謝のライン → 返ってきた“言葉”が約200万表示 大反響から7カ月たった“現在の生活”を聞いた
  7. 【ヤフオク】“3万円”で購入した100枚の着物帯 →現役着付師が開封すると…… “まさかの中身”に驚き
  8. 「立体的に円柱を描きなさい」→中1の“斜め上の解答”に反響「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」 投稿者に話を聞いた
  9. 「すんごい笑った」 “干支を覚えにくい原因”を視覚化したイラストが勢いありすぎで1700万表示の人気 「確かにリズム全然違う!」
  10. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  3. 東京美容外科、“不適切投稿”した院長の「解任」を発表 「組織体制の強化に努めてまいる所存」
  4. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  7. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  8. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  9. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  10. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」