注射が苦手な3歳息子に、“打つ理由”を話したら…… 涙をこらえて立ち向かう姿に「偉すぎます」「よく頑張ったね!」(1/2 ページ)

納得して頑張るのが偉い!

» 2022年08月20日 07時30分 公開
[瀬山野まりねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 注射が苦手な3歳の男の子が、ママの話を聞いて頑張って予防接種を受ける姿を描いた漫画がInstagramに投稿されています。8月19日現在、この漫画には2800件を超えるいいねが集まりました。

日本脳炎の予防接種 かつては逃走してしまった予防接種、今回は……

 漫画の作者は、内野こめこ(@uchino_komeko)さん。9歳の長男コウくんと5歳の次男シンくんのお母さんです。

 今から少し前、シンくんが3歳のときのこと。内野さんは、シンくんが日本脳炎の予防接種2回目を受けていないことに気付きました。接種推奨時期が少し過ぎていたこともあり「急いで受けないと」と焦るものの、内野さんは接種1回目のことを思い出し浮かない表情に……。注射嫌いのシンくんは、診察室から逃走してしまったことがあるのです。

日本脳炎の予防接種 1回目は逃走してしまいました

 シンくんへ注射を打つことを言うか言わないか、言うとしたらどのタイミングで伝えるか考えた結果、きちんと病院へ行く前に話すことにしました。「実は今日病院に行くんだよね〜」と言うと、シンくんはハッとした表情で「ぼくびよいん(病院)だいきらい!」と即答。内野さんは、なぜ予防接種が必要なのかを説明することにしました。

日本脳炎の予防接種 予防接種の大切さを説く内野さん

 病院はシンくんを病気から守ってくれる場所であること。予防接種は病気にならないためにすること。そして「病気になったらシンくん何日も痛くて苦しいかも」「でも注射で痛いのはちょっとの間だけだよ」と丁寧に伝えます。すると話を受けとめたしんくんは「ちゅうしゃする! がまんするよ!」と言ってくれたのです。偉い……!

日本脳炎の予防接種 理由を聞いて注射を受けることを決めるシンくん

 お気に入りの『きかんしゃトーマス』のイラストが描かれた服を身に着けて、いざ病院へ。シンくんは先生に自分で名前を伝え「みて! とーましゅ!」とトーマスを見せるほどの気合いたっぷりな様子です。

 しかし、やはり注射は怖いもの。打つ前には大声で叫び、終わったあとは眉間にしわを寄せてしまいましたが、腕に貼ってもらったばんそうこうに描かれた電車のイラストにはニッコリ。「ぼくこれとらないんだー!」と誇らしげな顔を見せてくれました。内野さんは「逃げずに立ち向かったので偉かったです!」と漫画を結んでいます。

日本脳炎の予防接種 逃げずに立ち向かったシンくん偉い!

 投稿には「注射は大人も嫌いだよねー シンくん偉かった」「シンくん良く頑張ったね」「お話聞いて納得して勇気出すの偉すぎます」といった声が寄せられています。

 大人でも注射が苦手な人が多いもの。なぜ注射が必要なのかを理解し、自分で打つことを決めたシンくんはとてもすばらしいですね。

 内野さんは、この他にも育児エピソードや家族の日常を漫画に描き、Instagramアカウント(@uchino_komeko)、Twitterアカウント(@nokonokomeko)、ブログ「うちのこざんまい」で公開しています。書籍『うちのこざんまい』も販売中です。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」