立ち上がるのも難しかったシニア柴犬、歩くことを諦めず…… 努力の結晶に「頑張ったね」「偉いね」と称賛の声（1/2 ページ）

嬉しそうなワンコの表情にも“ぐっ”ときます。

[三日月影狼，ねとらぼ]

　京都府京都市にある老犬介護ホームで撮影された、自力で立ち上がることも難しかったおじいちゃん柴犬が自分の足で歩いた姿に目頭が熱くなります。投稿には2500件をこえる“いいね”と、「元気をもらいました」「頑張ってるね、偉いよ」など、たくさんのコメントが寄せられています。

　こちらの動画が撮影されたのは、老犬介護ホーム「ろうたす」。ろうたすではさまざまな事情から飼育が難しくなったワンコが飼い主さんの元からやってきて、たくさんの仲間たちとともに第二の犬生をゆったりと過ごしています。

　ろうたすにやってくるワンコは、寝たきりや持病のある子も多いそうで、7月に仲間入りした柴犬の「太郎」ちゃんもまた、自力で立ち上がることが難しいワンコでした。

立ち上がることも難しかった柴犬の太郎ちゃん

　スタッフさんによると太郎ちゃんは歩くことが大好きだったようで、自分が歩けないことをなかなか受け入れられない様子だったとのこと。そのためかスタッフさんがリハビリのために車イスに乗せようとすると、怒ることもあったのだとか。

　しかし太郎ちゃんは「歩きたい」という気持ちを諦めず、日々リハビリに励み続けました。そしてリハビリの効果に加えて、スタッフさんたちや一緒に暮らすワンコたちにパワーをもらったのでしょうか。太郎ちゃんはある日、立ち上がろうとするのをスタッフさんが支えて立たせたところ、自分の足で歩いたのです。太郎ちゃんの表情や小さく揺れるしっぽからは、歩けたことに対する喜びが伝わってくるようです。

歩いています、すごい……!!

えらいぞ太郎ちゃん!!

　歩くことを諦めずに頑張り続けた太郎ちゃんには「太郎ちゃん本当にすごいね、えらいね」「感動して泣きそうです……！！」「いっぱい元気をもらいました」といった、たくさんの優しいコメントが寄せられています。

　ろうたすで暮らすワンコたちの様子は、スタッフさんがTwitter（@daigolotus）やFacebookに投稿しています。スタッフさんの愛情に包まれて暮らすワンコたちが気になる人は、遊びに行ってみるとほっこりと幸せな気持ちになれそうです。