カプセルトイ「ねんどで和菓子ミニチュアをつくろう」 → 中身はほぼ無色の粘土 ハードルの高さが笑い呼ぶ(1/2 ページ)

説明書が本体みたいなところはありますが、粘土自体も物は良いそうです。

» 2022年09月05日 12時10分 公開
[沓澤真二ねとらぼ]

 カプセルトイ「ねんどで和菓子のミニチュアつくろう」の、意表を突いた中身が笑いを呼んでいます。てっきり色付きの粘土や型枠などが入っているのかと思ったら、ほぼほぼ白い粘土だとは……。

ねんどで和菓子 サンプルにはおいしそうな和菓子のミニチュア
ねんどで和菓子 フタを開けてみたらほぼ粘土。一応、キーホルダー用の金具も入っています

 話題のきっかけは、フィギュア原型師のHYO(@FigureHYO)さん。このカプセルトイを店頭で見かけ、「原型師だぞ、任せとけ!」と購入したところ、カプセルから無色の粘土がどっさり出てきて笑い転げてしまったそうです。

 カプセルにはストラップやマグネットといったアクセサリー加工用の金具や、Webで詳しい作り方が見られるQRコードも同封しています。販売機の説明をよく見ると、確かに「着色には別途絵の具もしくはカラーペンが必要です」と注意書きがあり、どうやら“本格的な粘土細工に挑戦できるキット”といった趣向のようです。

 少々ハードルの高い内容に、Twitterでは「ガチ仕様で笑う」「つまりメインは説明書」と話題を呼びました。「300円でこれは割高に感じる」といった声もみられますが、メーカーのアーテックは学校教材や教育玩具を取り扱う会社で、この粘土も和菓子の再現に向いた、値段相応に良い品だとの指摘もあります。

 ちなみに、その後、HYOさんはこのキットを使い、和菓子を見事に再現しました。「作る回数を重ねれば誰でも上達が見込めるため、『一度とりあえずやってみること』に大きな価値を感じました」と語っています。

ねんどで和菓子 さすが原型師といった出来映え

画像提供:HYO(@FigureHYO)さん

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