工作が好きだったのに、図工の授業で苦手意識を持った9歳息子 夏休みの宿題を通して「好きなこと」を取り戻す姿に感動と共感の声(1/2 ページ)
好きなことを好きなままでいたい。
夏休みの自由工作を通して、自分の好きなことを思い出した小学生のエピソード漫画がTwitterに投稿されました。9月5日現在この漫画には、2200件を超える“いいね”とともに「うちの息子も」といった共感の声が寄せられています。
漫画の作者はエッセー作家のカワグチマサミ(@kawaguchi_game)さん。小学生に通う9歳の息子「ソウ」くんの夏休みも終わりを迎える頃のお話です。ソウくんに「工作の宿題どうすんの?」と問いかけたマサミさんですが、ソウくんは「どうしようかな〜 めんどくさいな〜」とあまり乗り気ではないようです。
しばらくすると、「じゃあうどんの貯金箱作るわ」と思いついたソウくんですが、準備をしただけでやる気にならない様子。しかし、しかしどんなうどんにするか、お皿はどんなものか、うどんはどうやって作るかなど、マサミさんが問いかけながら一緒に考え、実践していくうちに、どんどん制作に夢中になっていきました。
最初はあれだけ面倒そうだったソウくん。しかし、ついには「めっちゃ楽しい!!」と言ってくれたのです。そんなソウくんを見てカワグチさんは「よかったなあ」とい言いながらポロっと涙をこぼしました。
実は、幼稚園のころは工作が大好きだったというソウくん。しかし小学校に上がってしばらくすると、図工の時間が憂うつになっていってしまいました。小学校の工作の時間は、パレットの持ち方や絵の具の出し方といった作り方や、作る時間も決まっており、自由に制作に取り組むことができません。そのため、ソウくんは工作そのものがいやになってしまったようなのです。
そんなソウくんの言葉を聞き、マサミさんは「好きなことが消えてしまうのってこういうときなんだ…」と気づきます。たくさんの生徒が通う学校でルールは必須。それは仕方ないと理解しながらも、好きなことを思いっきりしたかったというソウくんの気持ちにマサミさんは思いをはせます。
そんな中で取り組んだ夏休みの工作。自宅で自由に作ることができる宿題は、ソウくんにとって工作を再び楽しむきっかけになりました。
夢中で作ったうどんの貯金箱を前に、「また絵の具で遊んでいい?」と聞くソウくん。マサミさんは、そんな息子の様子がうれしく、「もちろん!」と返事をするのでした。
「息子が好きなことを思い出してくれてよかったです」というマサミさん。好きだったことを見失いそうになったときは、楽しかったときのことを再現して取り組んでみるのもいいかもしれませんね。
この漫画には「うちの息子も同じく、図工は自由がなくて楽しくないのが伝わってきていました」「うちの息子と同じすぎでした。その気持ちが、わかりすぎて…」といった共感の声や、ソウくんの作品への「完成度高い!すごくおいしそう!うどん愛が伝わってくる」「食品サンプル並みのレヴェル!!」といった称賛の声が寄せられています。
カワグチさんは、Twitter(@kawaguchi_game)の他、Instagramアカウント(@kawaguchi_game)やnoteで日々の出来事を描いた漫画を多数公開しています。また、書籍『子育てしながらフリーランス』『みんなの自己肯定感を高める 子育て言い換え事典』も販売中です。
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