子育ての日々をリアルに描く『世界一役に立たない育児書』発刊 クスッと笑えて肩の力を抜いてくれる一冊に「もっと早く出会いたかった」(1/2 ページ)
ある意味とても役に立つ一冊。
子どもを育てていると、日々の悩みは尽きないもの。特に第一子を育てるときには「離乳食ってどうしたら食べてくれるのかな?」「トイトレってどうやって進めるの?」とあらゆることに不安を感じ、育児書に手を伸ばしがちです。そして育児書通りにいかないと、落ち込んだり困惑してしまったり……。そんなパパ・ママの気持ちに寄り添いながら、ほっと肩の力を抜いてくれる書籍『世界一役に立たない育児書』(白泉社、1320円)が9月6日に発売されました。
著者は、自身も一児を育てる漫画家のかねもと(@kanemotonomukuu)さん。同書はWebメディア「WEZZY」で2020年から2021年末まで掲載されていた同名連載に、描き下ろしと加筆をして出版されました。
「育児書」と題しているものの、「世界一役に立たない」とはどういうことなのでしょうか。
例えば、「歯磨きのときのイヤイヤが泣いて暴れてすごいです。もっとスムーズに歯磨きできる方法はありませんか?」という問いに対して、『世界一役に立たない育児書』に掲載された答えは「大人が見本を見せてあげましょう。(中略)そのうち親が磨きだすと自分から歯磨きをもって……くるかどうかは運次第ですが、親の歯は健康になります!」「やらん子は何してもやらん!」というもの。確かに回答は役に立たないものかもしれませんが、「それでいいんだ」と心が楽になりそうですね。
また、「小さい子がいてもできるおしゃれな部屋作りを教えてください」という問いには、子どもにひっちゃかめっちゃかにされたリビングのイラストを添えて回答。山盛りの洗濯物は「ソファに置くことでこなれ感を演出」、床に散乱した大量のおもちゃは「大胆に散らかすとGood!」と、育児あるあるの光景をポジティブに捉え、肯定してくれています。部屋、散らかっててもいいんだな……。
かねもとさんは、連載や書籍の告知用アカウント(kanemoto_notice)へ、同書ができるまでの過程や出版にかけた思いを投稿。かつて自分も育児書や集めた情報に振りまわされたり、育児書通りにできない自分をダメに感じたりした経験から、「育児書に合わせるのではなくこちらに育児書を合わせよう」と思い立ったことが制作のきっかけになったことを明かしています。食事、イヤイヤ期、トイトレ、保育園デビュー……育児中のさまざまなトピックスについて書きながら、「私が欲しい育児書」として完成したのが『世界一役に立たない育児書』だったのだとか。
書籍の発売が告知されると、SNSには多くの反響が集まり「あの頃の私にプレゼントしたいです!」「もっと早く出会いたかった」「本当に役に立たなそうだけど、心の負担は軽くなるのが最高!」「やっとうちの子にぴったりの育児書が見つかりました」と絶賛の声が届きました。
また、発売日に同書を購入した人からは「たしかに役には立たないかもしれないけれど、土地勘ない地で1人で初めてで何もわからんのに誰にも頼れん状況下で乳児育ててた時に出会えてたらきっと一番の救いになってたなって本」「パラパラと読むだけでもうすでに面白い」と感想が寄せられています。
子どものことを思うあまり、つい肩の力が入ってしまいがちな育児の日々。『世界一役に立たない育児書』は、パパやママの心の健康を守るために“役立つ”1冊になりそうです。
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