「呆れて笑って見てる」GANTZ作者、「仮面ライダーギーツ」との類似点に言及 SNSでは賛否巡って議論に(1/2 ページ)

「系統が似るのはしゃーない」という見方も。

» 2022年09月19日 19時29分 公開
[Yukaねとらぼ]

 漫画家の奥浩哉さんが9月18日にTwitterで、自身の作品『GANTZ』と9月4日から放送を開始した仮面ライダーシリーズ最新作「仮面ライダーギーツ」が酷似していると言及。SNSでは発言内容の賛否を巡って議論になっています。

 奥さんは「今やってる仮面ライダーのプロデューサーさん、GANTZの著作権切れてると思ってるのかな笑」と皮肉交じりに投稿。「別に喧嘩したいわけじゃないんだけど…呆れて笑って見てるだけなんだけど」とことを大きくする意図はないとしつつ、疑問を呈しています。

 複数ユーザーからの“どこが似ているのか”という質問には、具体的に「設定とキャラ配置ですかね」「パンダみたいなヤツが西君ぽいですね」と返答。奥さんが考える類似点も示しました。

 『GANTZ』は2000年から2013年まで『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で連載され、アニメ化、実写映画化もされた人気作品です。個人またはチームが別空間に転送され、生き残りをかけて戦う“バトルロイヤル形式”のストーリーで、参加者が専用のスーツを身に着けて謎の生命体と死闘を繰り広げていきます。

漫画家の奥浩哉の代表作『GANTZ(ガンツ)』 『GANTZ』(画像はAmazon.co.jpから)

 一方「仮面ライダーギーツ」は主演を簡秀吉さんが務める、令和ライダー4作目となる最新作。現時点で3話までしか放送されておらず全容は明かされていませんが、こちらも謎の敵「ジャマト」と生き残りをかけて競い合うバトルロイヤル形式で、仮面ライダーに変身した素性もさまざまな参加者たちが「理想の世界をかなえる権利」を目指して戦うストーリーです。

簡秀吉主演、仮面ライダーシリーズ最新作「仮面ライダーギーツ」 「仮面ライダーギーツ」(画像は過去記事から)

 奥さんの指摘通り両作には、登場人物が自分の意思とは関係なく別空間を舞台に突然謎だらけのゲームに参加させられること、戦うために専用のスーツを着用すること、設定されている敵を倒してスコアを競い合うこと、見返りが用意されていることといった共通点が見られます。ゲームクリアで記憶がリセットされたり、ゲームの死が現実の死とリンクしている可能性があることなど、ネット上の一部では「似ている」と話題になっていました。

 一方で「バトルロワイヤルものは言ってしまえばほぼ似てるところばっかです」「今回の仮面ライダーギーツは『Fortnite』や『Apex Legends』といったバトルロイヤル型ゲームの人気を踏まえた設定です」「系統が似るのはしゃーない大目に見てやってくだしい」とジャンルが同じであればある程度の設定が似通うのは仕方ないとの視点からの反論も見られます。

 「仮面ライダー龍騎が20年前の作品だからそれに合わせて似た設定でギーツが生まれたんだと思うんだけどな」と同じくライダーによる生き残りバトルを描いた作品にたとえる声や、「死のロングウォークやバトルランナーやバトルロワイヤルの作者に文句言われても何も言い返せなくなるわけでね」とそもそも『GANTZ』が同ジャンルの先駆者というわけではないとの意見も投稿されています。

動画が取得できませんでした
仮面ライダーギーツ 第01話[公式]

 また、作者自ら事を荒立てる行為にファンからは「奥先生の作品もギーツも大好きな人間としては、ほんのり似てる程度で少し高圧的なツイートでネットをざわつかせないで欲しいです。それだけ先生の発言には力が有ります」「一つの発言で揉める切っ掛けになることもあるので気をつけたほうが良いと思います。炎上したら両方に被害が行くので」「あ! 士郎正宗先生・たかしげ宙先生(皆川さん)・たがみよしひさ先生に怒られる案件のような…」と心配の声も寄せられています。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/01/news003.jpg パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. /nl/articles/2412/01/news031.jpg 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. /nl/articles/2412/03/news082.jpg 「ほ、本人……?」 日本に“寒い国”から飛行機到着→降りてきた“超人気者”に「そんなことあるw?」「衝撃の移動手段」の声
  4. /nl/articles/2412/03/news111.jpg 才賀紀左衛門、娘とのディズニーシー訪問に“見知らぬ女性の影” 同伴シーンに「家族を大切にしてくれない人とは仲良くできない」
  5. /nl/articles/2412/02/news009.jpg 【今日の難読漢字】「誰何」←何と読む?
  6. /nl/articles/2412/05/news006.jpg 「今やらないと春に大後悔します」 凶悪な雑草“チガヤ”の大繁殖を阻止する、知らないと困る対策法に注目が集まる
  7. /nl/articles/2412/03/news148.jpg 武豊騎手が2024年に「武豊駅に来た」→実は35年前「歴史に残る」“意外な繋がり”が…… 街を訪問し懐古
  8. /nl/articles/2412/03/news092.jpg 大谷翔平、“有名日本人シェフ”とのショット 上目遣いの愛犬デコピンも…… 「びっくりした!!」「嬉しすぎる」
  9. /nl/articles/2412/03/news055.jpg ハローマックのガチャに挑戦! →“とんでもない偏り”に同情の声 「かわいそう」「人の心とかないんか」
  10. /nl/articles/2412/03/news034.jpg 古着屋で“インパクト大”なブランケットをリメイクすると…… 劇的な仕上がりに386万再生「これはいいね、欲しい!」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. 「中学生で妊娠」した“14歳の母”、「相手は逃げ腰」妊娠発覚からの経緯を赤裸々告白 母親の“意外な反応”も明かす
  4. 勇者一行が壊滅、1人残った僧侶の選択は……? 「ドラクエでのピンチ」描くイラストに共感「生還できると脳汁」
  5. 「笑い止まらん」 海外産アプリで表示された“まさかの日本語”に不意打ち受ける人続出 「何があったんだw」
  6. パパが好きすぎる元保護子猫、畑仕事中もくっついて離れない姿が「可愛すぎる」と反響 2年以上がたった現在は……飼い主に話を聞いた
  7. アグネス・チャン、米国の自宅が“度を超えた面積”すぎた……ゴルフ場内に立地&門から徒歩5分の豪邸にスタッフ困惑「入っていいのかな」
  8. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
  9. 「車が憎い」 “科捜研”出演俳優、交通事故で死去 兄が悲痛のコメント「忘れないでください」
  10. PCで「Windowsキー+左右矢印キー」を押すと? アッと驚く隠れた便利機能に「スゲー便利」「知らなかった」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」