“金印”を3DプリンタとQRコードで現代風に再現 まさかの組み合わせに「千年後の人類が発掘したら困惑しそう」（1/2 ページ）

印面も現代風な仕様です。

[関口雄太，ねとらぼ]

　日本の国宝として知られる「金印」を3Dプリンタで再現し、印影を現代風にアレンジしたという投稿が話題となり、約5万9000件のいいねが寄せられています。スマホ時代に対応した金印だ……！

国宝に指定されている金印を再現

　まこ（@MakoTr_315）さんが公開した「現代的な金印」。3Dプリンタでツマミや金色の質感を再現しています。白手袋が金印の重厚感を引き立てているようにも見えます。

　裏側の印面は「漢委奴國王」と記されている……と思いきや、QRコードのような模様をしています。朱肉を付けて、印影をスマホで読み込むと、画面には「漢委奴国王」の文字が表示されました。なんて現代的なんだ……！

なんとQRコードを捺印できる

印影を読み込むと……

「漢委奴国王」の文字が表示される！

　Twitterではあまりの完成度の高さに「数千年後の人類が発掘したら困惑しそう」とツッコミを入れる人や、実用的な部分に注目した「現代版歴史の授業で活躍しそう」という感想が寄せられています。

　メイキングの様子も公開。QRの部分に苦戦したようで、「定着が悪くて何度も試行錯誤」したそうです。「こんなに漢委奴国王印って文字列でテンション上がったの初めて」と反応もあるように、歴史が身近に感じられるすてきなアイテムです。

画像提供：まこ（@MakoTr_315）さん