AIに“勝利”した人現る 話題のAI「ChatGPT」としりとりをした結果に「今年一番笑った」「腹痛いw」(1/2 ページ)

人間に踊らされるAIちゃん。

» 2022年12月05日 11時40分 公開
[宮原れいねとらぼ]

 AI(人工知能)研究の非営利団体OpenAIが開発した、会話形式で質問に答えてくれるAI「ChatGPT」が注目を集めていますが、公開から約1日でAIに“勝利”した人が現れ、「お茶吹いた」「今年一番笑ったかもしれない」と話題になっています。

advertisement

 ChatGPTは、12月1日から研究プレビューとして公開されると、Twitterで“有能なAI”として話題に。回答に間違いが混ざっていることもありますが、返答で歌詞やコードを書いたり、相談に正論で返したりなど、真面目な質問から無茶振りのような内容までを自然な言葉で返すAIに驚きの声が上がっていました(関連記事)。

 今回話題になったTwitterユーザーのだぶえす(@ssw_639_3)さんは、そんなChatGPTと定番の言葉遊び「しりとり」をしています。

AIに勝利 ChatGPT しりとり 回答 エラー ChatGPT(チャットAI)と「しりとり」をした結果(画像提供:@ssw_639_3さん)

 すると開始直後、AIが「では、私から始めます。『りんご』で始めます。次の人は『ごりら』で続けてください」と、次の単語を一方的に押し付けてきました。そこでだぶえすさんは、「あなたが僕の回答を先に指定してしまってはしりとりの醍醐味が台無しです」とルールとしての間違いを指摘。

 AIは「ごめんなさい、私が指定してしまったのは間違いでした。しりとりは、各個人の自由な発想で成り立つゲームですね」と理解を示すと、「では、私から始めます。『りんご』から始めますので、次の人は『ごりら』ではなく、どんな単語でも構いません。どうぞ、続けてください」と返します。ちゃんと対話できてるのがすごい!

advertisement

 しかし、だぶえすさんが一言「ごりら」と打つと、AIは回答不能に。エラーメッセージを表示して、いろんな意味で“敗北”してしまうのでした。どんな単語でもいいとは言いつつも、「ごりら」は予想外だったか……。

 コメントではそのオチに「腹痛いw」「電車の中で吹いた」などの声が寄せられ、人間側のいじわるなジョークに翻弄されるAIに「可哀想だろw」「AIちゃん可愛い」や、「AIが人間に勝てない理由」なんて声も上がっています。

 ちなみに「ごりら」でエラーが出た原因については、AIが返した「『ごりら』ではなく」と「どんな単語でも構いません」の部分で「矛盾が発生している…」と考察する声も見られました。

AIに勝利 ChatGPT しりとり 回答 エラー 実際に編集部で試してみたもの

 またリプライ欄では、同様にChatGPTと「しりとり」をした人たちの反応が寄せられており、「ごりら以外絶対認めないAI」や「私の知らないルールのしりとり」が始まるなど、さまざまな回答パターンがあるようです。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2503/26/news022.jpg 「日本人だけが感じる絶望」 職場に置かれたドーナツ → “抹茶味”かと思いきや…… “まさかの事実”に反響「怖くて泣いちゃった」「笑いました」
  2. /nl/articles/2503/25/news028.jpg 「これはうれしい」 引っ越しのあいさつでもらった手土産、開封したら…… “センス抜群の中身”に「参考にしたい」
  3. /nl/articles/2503/24/news034.jpg 「多分日本で1位、2位を争う」 3児のママが書いた“通園経路図”がすごい! 「えーめちゃ最高ですね」「中高生だったら溜まり場」
  4. /nl/articles/2503/22/news096.jpg 40歳女性、“ネットで買って失敗した服”→似合わせアイデアを募集したら…… 驚きの結果が720万再生 「すごい!」
  5. /nl/articles/2503/26/news030.jpg 「やばい髪形にされた」とショートが気に入らなかった女性→バッサリ切ったら…… 衝撃のビフォアフに「可愛い過ぎる」「半端ねぇな」と反響
  6. /nl/articles/2503/25/news050.jpg 初めて夫の実家に挨拶した妻、初々しかった表情が9年後…… “そうはならんやろ”な変わりっぷりが1150万再生
  7. /nl/articles/2503/23/news042.jpg ニットで口元が隠れた赤ちゃん、そっと脱がせてみると…… “想像を超える”表情が2300万再生「心に刺さった」「今まで見た中で1番!」【海外赤ちゃん記事3選】
  8. /nl/articles/2503/26/news110.jpg 「この値段は信じられない」 ワークマンの“2500円防水バッグ”に高評価殺到 「即買い」「使い勝手最高」
  9. /nl/articles/2503/25/news022.jpg これが駅前だって!? 世界最大級のデカすぎる重機が並ぶ景色が920万表示 「かっけぇぇぇ!」「どうやってここまで」
  10. /nl/articles/2503/25/news054.jpg 大学生娘、妊娠9カ月で赤ちゃんがいることに気付き…… “最悪だと思っていた”出来事を乗り越えた家族の現在に「本当にドラマみたいな凄い話」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「うそでしょ!?」 東京ディズニーランド、“老舗”レストランの閉店を発表 「とうとう来てしまったか」「いやだああああ」と悲しみの声
  2. Koki,、豪邸すぎる“木村家の一室”がウソみたいな広さ! 共演者も間違えてしまうほどの空間にスタジオビックリ「コレ自宅!?」「ちょっと見せて」
  3. 息子の小学校卒業で腕を組んだ34歳母→中学校で反抗期を迎えて…… 6年後の姿に反響 「本当に素敵!」「お母さん、変わってない!?」
  4. プロが本気で“アンパンマンの塗り絵”をしたら…… 衝撃の仕上がりが550万再生「凄すぎて笑うしかないw」「チーズが、、、」 話題になった作者に話を聞いた
  5. ディズニーランドがオープンした1983年当時、カップルだった2人→37年後…… 目頭が熱くなる現在の姿に感動
  6. ニットで口元が隠れた赤ちゃん、そっと脱がせてみると…… “想像を超える”表情が2300万再生「心に刺さった」「今まで見た中で1番!」【海外赤ちゃん記事3選】
  7. 水族館のイカに“指でハート”をしてみたら… “まさかのお返し”が190万表示「こ、こんなことあるのか」
  8. 「ひどすぎ」 東京ディズニーランドで“約100人のドジャースファン”が一斉に“迷惑行為” 「やめてほしい」と物議
  9. 19万8000円で購入した超高級魚を、4年間育てたら…… ド肝を抜く“大変化”に「どんどん色が」「すごい」
  10. 初めて夫の実家に挨拶した妻、初々しかった表情が9年後…… “そうはならんやろ”な変わりっぷりが1150万再生
先月の総合アクセスTOP10
  1. 最初に軽く結ぶだけで…… 2000万再生された“マフラーの巻き方”に反響「これは使える」「素晴らしいアイデア」【海外】
  2. コメダ珈琲店で朝、ミックスサンドとコーヒーを頼んだら…… “とんでもない事態”に爆笑「恐るべし」「コントみたい」
  3. パパに抱っこされる娘、13年後の成人式に同じ場所とポーズで再現したら…… 「お父さん若返った?笑」「時止まってる」2人の姿に驚き
  4. 和菓子屋で、バイトの子に難題“はさみ菊”を切らせてみたら……「将来有望」と大反響 その後どうなった?現在を聞いた
  5. 古いバスタオルをザクザク切って縫い付けると…… 目からウロコの再利用に「すてきなアイデア」【海外】
  6. 「14歳でレコ大受賞」 人気アイドルがセクシー女優に転身した理由明かす 家族、メンバー、ファンの“意外な反応”
  7. 希少性ガンで闘病中だったアイドル、死去 「言葉も発せないほどの痛み」母親が闘病生活を明かす
  8. “きれいな少年”が大人になったら→「なんでそうなったw」姿に驚がく 「イケメンの無駄遣い」「どっちも好きです!笑」
  9. ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
  10. 芸能界引退した「ショムニ」主演の江角マキコ、58歳の近影にネット衝撃「エグすぎた」 突然顔出しした娘とのやりとりも話題に