山田邦子、M-1での低点数審査に「決勝戦で甘口ばかりもどうかと」 “コメント薄すぎ”の指摘へ「悪いところは言う必要がない」(1/2 ページ)

初審査員だった山田さんの点数に、さまざまな声が寄せられていました。

» 2022年12月20日 13時50分 公開
[Yukaねとらぼ]

 漫才コンテスト「M-1グランプリ2022」で審査員を務めたピン芸人の山田邦子さんが12月19日にTwitterを連続更新。視聴者から寄せられた審査内容に対する意見に回答しています。

漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2022」審査員のピン芸人の山田邦子 80年代からのお笑いブームで一世を風靡(ふうび)した山田さん(画像は過去記事から)
advertisement

 12月18日に行われた同大会で初の審査員を担当した山田さんは、終了後にブログで「決勝に残るチームはどれもレベルが高くとても面白かった」とネタの練度をたたえ、「個人的には 最高得点を付けた真空ジェシカのネタが1番面白かったです」「次は、1回戦目のロングコートダディ 笑ったな~~」と個人的な感想をコメント。

漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2022」審査員のピン芸人の山田邦子 山田さん(画像は山田邦子 公式ブログから)

 ブログのみならず続く19日には、Twitterアカウントへ寄せられた好悪さまざまな意見にも自身の見解を披露していきました。

 「ブレっブレで最悪でしたな。過去のM1見てれば平均点くらいわかるでしょ。2度と審査員しないで欲しいです」という辛辣(しんらつ)な意見には、「的確で、公平な審査をしたつもりです。今日、私が1番面白かったのは真空ジェシカ、次は一回目のロングコートダディでした」と自身の中で評価は全くブレていないと断言。

 また、「点数のことはどうでもいいんですが、コメントが薄すぎて、、」「ネタへの審査コメントがほしいです」という声には、「良いところは伸ばし、悪いところは本人たちがわかっているので敢えて言う必要がない、と考えています」「決勝組は、すでに平均点以上の凄いメンバーでした」といくつもの壁を越えて決勝戦へたどり着いた各組は自身の長所短所もよく理解しているはずだとしました。

advertisement

 「来年は点数を低くした理由も聞きたいです」という要望には、「さすがに決勝戦組は面白くどの組も平均点以上でした。カベの場合は“ん”の規制が入ったあたりから『スンドブゥ』が爆笑でした」と、「カベポスター」をはじめとする出場者の実力をあらためて認めた上で、「わーっと出てくるタイプではないので、4番手ぐらいの出なら、お客様も頭から温まっていたかもしれません」と会場の盛り上がりに欠けていた部分が点数に影響したことを示唆しました。

 さらに「降り幅大きい採点した山田邦子さんの審査は良かったです」との声には「とても良い大会でした。決勝戦は群を抜いて突き抜けた組がなく、難しい審査となりました」と“群を抜いて突き抜けた組”はなかったという見方を示し、「点数辛口やったなあ」という感想には「決勝戦で甘口ばかりもどうかと……」との考えをつづっていました。

advertisement

 山田さんは同大会で、1組目の「カベポスター」に「とても面白かった。私としてはすごい高い点数をつけた」と最低点となる84点をつけ、続く「真空ジェシカ」では最高点となる95点を提示。その後4組に80点台をつけ、低評価が審査員の中で最多となったため、ネット上では“基準がわからない”“1人だけ点数が低すぎる”と賛否両論が巻き起こる事態となっていました。

 なお山田さんを除いた6人の場合と、山田さんの点を加えた場合の結果は、「ウエストランド」と「ロングコートダディ」の順位が2位3位と入れ替わることと、「真空ジェシカ」と「オズワルド」が同率6位で並ぶのみでほとんど変わらないとみられています。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2503/10/news140.jpg ロッチ・コカド、趣味で作った知人の子どものための“通園バッグ”に大反響 「素晴らしいアイディア」「思い付きもしなかった!」
  2. /nl/articles/2503/11/news037.jpg 外泊して帰ってきた父に、猫が…… まさかの態度に「これは凄い」「生まれて初めておっさんになりたいと思った」
  3. /nl/articles/2503/11/news114.jpg 「過去一のあたり」 ユニクロ“3990円パンツ”が売り切れラッシュの大反響 「企業努力の賜物」「これからの季節が楽しみ」
  4. /nl/articles/2503/11/news014.jpg ダイソーのバケツに種を植え、4カ月育てたら…… 「やばっ」と声が出る“驚きの光景”に「恐れ入った」「夢のよう」
  5. /nl/articles/2503/11/news018.jpg 大量の“トイレットペーパーの芯” 目からウロコな活用法に「良いアイデア」「感心」【海外】
  6. /nl/articles/2503/11/news047.jpg “日本風と韓国風”、半顔メイクで比較してみたら…… 驚きの結果に「どちらもかわいい」と160万再生【海外】
  7. /nl/articles/2503/11/news032.jpg 100均の文具でガンプラをリアルに! 目からウロコのディテールアップ術に称賛「天才の所業」
  8. /nl/articles/2503/09/news003.jpg 「恩師ビックリするやろなぁ」 中学3年で付き合い始めた“同級生カップル”が10年後…… まさかの現在に反響
  9. /nl/articles/2503/11/news112.jpg 『ちいかわ』にあのミスドが!? “ポン・デ・リング”に思わず大興奮 「影響力やば」「買いたくなる」
  10. /nl/articles/2503/11/news149.jpg 第5子妊娠の辻希美、ボロボロの“絶対ヤバい格好”で2時間うろうろ……気まずすぎる出来事発生に「なんで分かる?」「こういうイメージ?」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「本当に迷惑」 宅急便の「不在連絡票」と酷似のチラシが物議…… ヤマト運輸「配布中止申し入れ」
  2. 愛猫が見つめる先にいるのは……? “まさかの来訪者”に思わず仰天 「うそっ?」「お庭に来るんですね!!」
  3. 【べらぼう】“問題のシーン”、「子供に見せられない」 身体張った27歳俳優へ「演技やばくない?」
  4. 壊れて捨てるしかないバケツをリメイクしたら…… 想像もつかない大変身が830万再生「想像力がすごい」【海外】
  5. そうはならんやろ ヤマト運輸公式とLINEで遊んでいたら…… 突然訪れた“予想外の展開”に28万いいね
  6. 「ウソやろ」 松屋の“530円丼”、衝撃的なビジュアルにネット騒然 「コレで良いんだよ丼」「開き直り感がすごい」
  7. ダイソーのセルフレジが「身に覚えのない商品」を認識→“まさかの正体”に大仰天 「そんなことあるんですね」
  8. 余ってるクリアファイル、半分折ってカットするだけで…… 目からウロコな便利グッズに「天才すぎる!」「素晴らしいアイデア」
  9. 「マジで天才」 無印良品から新発売の“350円文房具”に絶賛の声相次ぐ 「便利すぎる!」「これはいい」
  10. 「スト6」の公式世界大会で福島県のチームに所属する「翔」が優勝 賞金100万ドル獲得
先月の総合アクセスTOP10
  1. 最初に軽く結ぶだけで…… 2000万再生された“マフラーの巻き方”に反響「これは使える」「素晴らしいアイデア」【海外】
  2. コメダ珈琲店で朝、ミックスサンドとコーヒーを頼んだら…… “とんでもない事態”に爆笑「恐るべし」「コントみたい」
  3. パパに抱っこされる娘、13年後の成人式に同じ場所とポーズで再現したら…… 「お父さん若返った?笑」「時止まってる」2人の姿に驚き
  4. 和菓子屋で、バイトの子に難題“はさみ菊”を切らせてみたら……「将来有望」と大反響 その後どうなった?現在を聞いた
  5. 古いバスタオルをザクザク切って縫い付けると…… 目からウロコの再利用に「すてきなアイデア」【海外】
  6. 「14歳でレコ大受賞」 人気アイドルがセクシー女優に転身した理由明かす 家族、メンバー、ファンの“意外な反応”
  7. 希少性ガンで闘病中だったアイドル、死去 「言葉も発せないほどの痛み」母親が闘病生活を明かす
  8. “きれいな少年”が大人になったら→「なんでそうなったw」姿に驚がく 「イケメンの無駄遣い」「どっちも好きです!笑」
  9. ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
  10. 芸能界引退した「ショムニ」主演の江角マキコ、58歳の近影にネット衝撃「エグすぎた」 突然顔出しした娘とのやりとりも話題に