【注意】山手線外回りの一部、2023年1月7日・8日に終日運休 渋谷駅の山手線ホームが1つに！（1/2 ページ）

並行路線は臨時ダイヤで運行します。

[かえざくら，ねとらぼ]

　東日本旅客鉄道（JR東日本）は渋谷駅の改良工事に伴い、2023年1月7日・8日に山手線外回りの大崎〜渋谷〜池袋間を終日運休します。

渋谷駅の工事による運休の注意喚起ポスター（画像：JR東日本公式サイトより）

山手線外回りの運休区間（JR東日本の告知Webサイトより）

　渋谷駅で1月6日22時から9日始発列車までの間に実施する線路切り替え工事に伴い、1月7日・8日は山手線大崎〜渋谷〜池袋間の全ての外回り列車が運休となります。

今回実施される工事の概要（画像：JR東日本ニュースリリースより、以下同）

　悪天候などにより工事が実施できない場合は4月14日〜17日に延期しますが、その場合でも1月7日・8日の列車は運休します。

　当日は山手線外回り列車の大崎〜渋谷〜池袋の運休に加えて、運休しない区間と内回り列車でも運行本数が減少します。

山手線の外回り列車にて一部区間が運休となる

　山手線の運休の影響により、並走する路線でも臨時ダイヤが組まれています。京浜東北線では快速運転の中止、埼京線・りんかい線では新木場〜赤羽間で増発します。通常は新宿止まりの相鉄線直通列車は池袋まで延長運転を行う他、大崎〜新宿間では途中の恵比寿と渋谷に停車する臨時列車を設定します。

地下鉄や私鉄各線への振替輸送が実施されます

　また、地下鉄や私鉄各線への振替輸送も実施します。振替乗車の利用には運行区間を通るきっぷや定期券、回数券などが必要となり、ICカードの残高（SF）で乗車する場合は振替輸送の対象にはなりません。

改良工事で山手線ホームが一つにまとまる

5段階に渡る渋谷駅の工事の4段階目が実施

　今回の工事は、渋谷駅における線路切替工事の4段階目（全5段階）で、外回りの線路を西側に移動させ、外回りと内回りで分かれている山手線のホームを一つにまとめる工事です。最終段階では、山手線の線路とホームの高さをかさ上げする工事を予定しています。

工事により外回りと内回りの山手線ホームが1つに

渋谷駅の通路が1月下旬より変更となる

　工事の影響により、渋谷駅の通路も一部変更となります。現在は中央改札のすぐそばで山手線と埼京線ホームへの導線が分かれていますが、1月下旬をめどに新たな通路へ切り替わり、中央改札からの通路は1本のみに変わります。

渋谷駅の周辺道路が一部時間帯は通行止に

　また、1月7日0時〜9時、22時〜1月8日9時の時間帯では、旧大山街道（渋谷駅前交差点〜宮益坂下交差点）の道路が通行止めになります。その他の時間帯でも車線規制を実施します。

　運休期間は年始の三連休期間中なので、地方から渋谷に来る人も多いと思います。今回の運休は2022年10月から告知済みですが、当日は周辺を訪れる前に、あらかじめ運休区間などを再確認しておくことをおすすめします。