2羽のカラスに狙われていた子猫を保護 ノミと汚れまみれの状態から元気に育った姿に「良い人と巡り会えたね」と感謝の声
助けてもらえてよかった。
YouTubeチャンネル「釣りみにまにも」にカラスに襲われていた子猫を保護、その後元気に育った様子が投稿されました。記事執筆時点で12万回以上再生され、「優しい人に助けてもらえてよかったね」「命を救って頂きありがとうございます」といった、たくさんの感謝の声が寄せられています。
チャンネルを運営するハルさんとジュンヤさんは2016年に福岡県から佐賀県に移住し、2018年からYouTubeに釣りや家庭菜園、DIYの様子などを投稿しています。そんな2人は22年9月10日の夕方、カラスに追いかけられていた1匹の子猫を保護しました。
保護したときの状況としてはカラスが2羽いて、ずっと何か（恐らく子猫）を探していたとのこと。鳴き声がしていたところに駆け付けると、溝の中に子猫の姿があったのだとか。まだ家族と一緒にいそうな年齢のように思えますが、近くに親やきょうだいの姿はなかったそうです。
これまでも何度か猫ちゃんを保護し、自宅には3匹の猫たちが暮らしているという投稿主さん。子猫がカラスに襲われてかわいそうな姿になるところを見たくなかったためにいったん保護し、取りあえずお風呂に入れて汚れを落としてあげることに。
生後1カ月ちょっとだと思われる子猫は喉が渇いているのか、洗ってもらいながら小さな舌で茶色く染まったお湯を一生懸命に飲んでいます。この猫ちゃんがどんな環境で暮らして来たのか、それは誰にも分かりません。しかしハルさんの「キレイな水なんて飲んでなかったんだろうなこの子は」という言葉がぐっと胸に刺さります。
キレイに洗ってもらった子猫は家の中を走り回り、たくさんご飯を食べてすくすく成長していきます。1年前に保護した先住猫ちゃんにも受け入れてもらい、2カ月たつころには投稿主さんたちが釣った魚も食べるように。カマスとアジが大好物という猫ちゃんの豪快な食べっぷりを見ると、もともとなかなかおなかいっぱい食べられることがない、過酷な環境で暮らしていたことが伝わってくるような気がします。
なお子猫は「極蔵」さんと名付けられ、4匹目の猫ちゃんとして投稿主さん宅で暮らすことになったそうです。ずっと男の子だと思っていたら女の子だった……という極蔵さんはストーブの前が大好きで、とってもよく喋る猫ちゃんに成長したのでした。
こちらの動画には「子猫ちゃんを救って頂きありがとうございます、すてきな家族にしてもらえて子猫ちゃんは幸運ですよ」「命を助けてくれる人に寄ってくる、不思議だけど本当の話なんだよね」「パパ、ママ、助けてくれてありがとう」といった、たくさんの感謝の声が寄せられています。
投稿主のハルさんとジュンヤさんはYouTubeチャンネル「釣りみにまにも」と「ヒミツキチチャンネル」、Instagram（@tsuriminimanimo）に釣りやDIY、家庭菜園や移住先での日常などの様子をたくさん投稿しています。
画像提供： YouTubeチャンネル「釣りみにまにも」
（三日月 影狼）
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