粘着シートのワナに捕まった2羽の野鳥を救出 ケガもなくすぐに野生にかえった姿にほっとする【米】(1/2 ページ)

粘着シートの罠の使用を禁止する国も。

» 2023年02月05日 15時00分 公開
[春夏冬つかさねとらぼ]

 粘着シートの罠に捕まってしまった野鳥を助ける様子が米ニューヨーク州メリックで撮影され、YouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で3800回再生を超え、「素晴らしい仕事ぶり」「私も前に助けたことがあるよ」などのコメントが寄せられています。

 粘着シートの罠に捕まった野鳥を救出したのは元看護師の女性。医療の現場で接着剤がきれいにはがれる製品の存在を知り、野生動物のリハビリテーションの資格も持っていた彼女は、粘着シートに捕まった野生動物を助ける活動をおこなうようになりました。

 動画には女性が2羽の鳥を助けたときの様子がおさめられています。最初の1羽は足が粘着シートから離れなくなってしまったようです。女性が手を伸ばすと飛んで逃げようとしますが、うまくいきません。

粘着シート 粘着シートに足がくっついてしまった!

 女性は鳥の体を手で包み込み、除去剤を使って粘着シートから鳥の足をやさしくはがします。幸い鳥にケガはなく、最後まで大きな声でピーピーと鳴いていました。元気そうでよかったです。

 もう1羽は、粘着シートに羽がぴったりとくっついてしまっています。先ほどの鳥よりも少し元気がない様子なのが心配ですね。しかしこちらも粘着シートから羽をきれいにはがすことに成功。女性いわく「2羽ともケガはなく、すぐに野生に帰すことができた」とのことでした。

粘着シート 羽を傷つけずにはがせました!

 日本でもねずみ捕獲などの目的で使用されている粘着シートの罠ですが、捕まった動物が逃れようともがいて長時間苦しんでしまうため、その残酷さを問題視する声があがっています。粘着シートに野生動物や飼い猫が捕まってしまうケースも大きな問題点のひとつです。

 イギリスやオーストラリアの一部の州など、販売・使用を禁止する国も出てきており、日本ではどうなるのか、今後の動きにも注目です。

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