ストッキングの都市伝説を靴下屋のTabioが否定 “破れないストッキング”は「まだ人類そこまでいけてない」(1/2 ページ)
いつか開発されるのだろうか。
一部ネット上でささかれている「今の技術なら破れないストッキングが作れるけど、儲からないから作らない」というストッキングの都市伝説について、靴下専門店を運営・展開するTabioがきっぱり否定しています。
Tabio公式Twitterは、破れないストッキングを作れる技術は現状無く、「まだ人類そこまでいけてない」と投稿。もし本当に作れるなら、それは「例えば防弾ジャケットやミリタリーで導入されてる」ほどのレベルの技術であることを説明しています。
他の靴下などと違い、ちょっとしたことで伝線したりと、デリケートな素材のストッキング。それだけに「なんで破れないストッキングを作らないの?」という疑問が生まれ、その声が集まり今回の噂(都市伝説)へと発展していったのかもしれません……。
なお、公式アカウントの“中の人”は、ストッキングは「社会に強制されるルールとしては時代にそぐわないって思う」としつつ、「ファンデとしてめっちゃ優秀なんで、そちらの方をもっと広めたい」と個人的な思いを述べています。
ストッキングの耐用年数にかかわる情報として、伸縮性等を持たせるために使われているポリウレタンは加水分解する性質があるため、「製造した瞬間から劣化が始まる」と説明。5〜10年になるとどうしても破けやすくなるようです。もし買いだめする場合は注意しましょう。
余談として、SF作品などでみられる、兵士が全身タイツのようなものを身に着けている描写について“中の人”は、「個人的にはあの世界では、物凄く発達した繊維ができてるんだろうなと思ってます」とツイート。いつか現実でもそんな繊維が開発されたら、ストッキングだけでなく、さまざまなモノが便利になりそうですね。
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