「梅毒は『昔の病気』ではない」 講談社、漫画『コウノドリ』梅毒エピソードを緊急無料公開 梅毒の感染者数の急増を受け（1/2 ページ）

都内4箇所（新宿、錦糸町、立川、多摩センターで各1日）で梅毒の即日検査が実施されます。

[上代瑠偉，ねとらぼ]

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　東京都の梅毒感染者数が増加していることを受け、医療漫画『コウノドリ』の梅毒エピソード4話分が緊急無料公開されることが決定しました。スマホアプリ「コミックDAYS」で読めます。期間は2月末まで。

画像はTwitterより

　『コウノドリ』は産婦人科を舞台とした漫画で、2015年と2017年にはTBSテレビで実写テレビドラマ化されました。無料公開中のエピソードでは、妊娠中に梅毒に感染した場合に起こる、流産や死産のリスクについて描いています。なお、同エピソードはコミックスでは25巻に収録されています。

画像出典：Amazon.co.jp

　2022年の東京都内での梅毒報告数が3677件で、1999年の調査開始以来、過去最多になりました。コミックDAYSの公式Twitterは「梅毒は『昔の病気』ではありません。あなたの大切な誰かを守るため、自分も大切に」と呼びかけています。

画像は東京都より

　なお、東京都では早期発見を促進するため、都内4カ所（新宿、錦糸町、立川、多摩センターで各1日）で梅毒の即日検査を実施。検査日時や予約方法などの詳細は、東京都性感染症ナビ「検査・相談」ページより確認できます。