セーラー服に合うスラックス、岡山の高校とカンコー学生服が開発 生徒が企画し2023年度春から導入(1/2 ページ)
制服の老舗、カンコー学生服が連携。
カンコー(菅公)学生服と岡山県立岡山南高等学校が連携し、セーラーに合うスラックスを開発しました。男女共通ベスト・カーディガンと合わせて、2023年春に着用がスタートします。
カンコーとの連携で同校の服飾デザイン科が主催する「産学連携実学体験プロジェクト(Minami Practical Science:MPS)」から誕生した制服。同プロジェクトでは2021年から「現在のセーラースタイルを維持したまま、セーラーに合うパンツコーディネート」を検討していました。
アイデアを引き継いだ2022年度は、女子スラックスの試作を重ねながらデザインや仕様などの調整を行いました。また制服検討生徒プロジェクトチーム(2年生代表生徒9人)が、男女共通アイテムとしてベストとカーディガンを検討。プロジェクトに関わる生徒に加え、中学生や在校生へのアンケート、生徒着用モニターなどで集めた意見を盛り込んで作り上げ、2023年度春から新入生と在校生の着用が決定しました。
2021年度のMPSで女子スラックス企画に携わった3年生の妹尾歩佳さんは、セーラー服に入ったラインの茶色をスラックスのデザインに取り入れることで上下の色合いをなじませたとコメントしています。またセーラー服は丈が短めで手を上げるような動作をするとお腹や背中が見えてしまうことがあるので、股上が深いハイウェストにして動きやすくしたとのこと。
「スラックスには多様性配慮という思いもあります。制服のせいで学校に来られなかったり、高校生活をエンジョイできないというようなことがもしあるのであれば、自分たちが考えた制服を着て少しでも過ごしやすく楽しく生活してもらえればと思います」(妹尾さん)
カンコ―学生服のMPS進行担当の長尾桐帆さんは、性の多様性への配慮から女子スラックスの導入が全国で進む中、メーカーとしてセーラー服に合うスラックスを作ることは課題だったとしています。生徒による実際の着用をイメージした企画や斬新なアイデアにより新しいアイテムが生まれ、在校生や中学生へのアンケート調査によるニーズを読みとり、生徒全員が快適に学校生活を過ごせるための選択肢を増やしたいという企画メンバーの思いが導入につながったと感じているとのこと。
創業1854年のカンコー学生服は、全国の制服変更のノウハウや女子スラックスのシルエットデザインなどの知識と経験を生かし、2014年から岡山南高校 服飾デザイン科の生徒のキャリア教育やその一環として実施される「MPS」と連携しサポートしています
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