「走れよメロス」 “理系のメロス”がテクノロジーを駆使して友を救う漫画にツッコミが追いつかない(1/2 ページ)
最終的に物語が変わってる気がする。
理系のメロスが邪智暴虐の王から友人を助けるためテクノロジーを駆使する漫画に、ツッコミが追いつきません。頭良いこと言ってるはずなのにボケてるとしか思えないの、なんで。
「メロスは特に激怒しなかった」。初手からこれである。メロスは笛を吹き羊を全自動で養殖し、メルセンヌ素数とかいう数を手計算で探索して暮らしていました。しかし憶測で物事を判断する王を批判したため不敬罪で捕まり、死刑を言い渡されてしまったのでした。
メロスは妹の結婚式に出るため3日後の日没まで猶予が欲しいと言いましたが、王は逃した小鳥が帰ってくるわけがないと言って信用しません。そこでメロスはパソコンでヘリを呼び、「俺はテクノロジーの力で必ず帰ってくる」と約束したのでした。時代設定はロストしました。
人質となったセリヌンティウスに、完璧な工程表と安全マージンがあることを伝えて旅立ったメロス。しかし途中の豪雨でヘリ移動は断念、やむなく結婚式はオンラインで参加しました。そしてダイクストラ法とかいうアルゴリズムで王城への最短経路を割り出し、途中の困難はテクノロジーで乗り越えながら城に向かったのでした。
メロスが城に到着したそのとき、セリヌンティウスの死刑が執行されようとしていました。王は日は沈んだと言いますが、メロスはまだ太陽の上端が地平線に接していないのでは、と疑問を投げかけます。そこでVARチェックの登場です。ワールドカップでの記憶も新しいテクノロジーを使った判定法で、メロスが刑場に入った瞬間の太陽が地平線から離れていたかどうかを見極めます。果たしてその結果は――?
テクノロジーの勝利で感動的な(?)結末を迎えた物語には、「走れよ、メロス」「激怒しろよメロス」「ヘリの話かと思ったらサッカーの話だった」など、読者からのツッコミが止まりません。理系ってたまに……、いやなんでもない。
作者は漫画家の山本アリフレッド(@man_Arihred)さん。現在COMICメテオで『理系が恋に落ちたので証明してみた。』を連載しており、2月に最新刊14巻が発売されました。理系走れメロスは同作の番外編として描かれたものです。
作品提供:山本アリフレッド(@man_Arihred)さん
関連記事
- 和尚様「この水あめは子どもが食べると毒」 → クロマトグラフで分離分析 全て数学で解決する漫画“理系一休さん”が頓知ゼロ
- 都市伝説「メリーさん」がマッハ1.4で向かってくる恐怖……! 理系女子が夢で見た怪談が違う意味で怖すぎた
- 「こっくりさん、x^4+y^4+z^4=w^4+に自然数解が存在するか証明して」 理系vsこっくりさんの漫画がホラーと教養にあふれる
- 料理動画なのにカテーテルなどの医療機器が登場 「毛細血管レベルで味が染み込んだ漬けマグロ丼」を作るYouTuberが「ヤバい」「狂気」と話題に
- おまわりさん、そのパンツ一丁の人は「僕達の大学の先生です」 元・京大生への取材から生まれた漫画「数字であそぼ。」作者インタビュー
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
-
ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
-
人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
-
妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
-
「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
-
「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
-
高2のとき、留学先のクラスで出会った2人が結婚し…… 米国人夫から日本人妻への「最高すぎる」サプライズが70万再生 「いいね100回くらい押したい」
-
「腹筋捩じ切れましたwww」 夫が塗った“ピカチュウの絵”が……? 大爆笑の違和感に「うちの子も同じ事してたw」
-
“膝まで伸びた草ボーボーの庭”をプロが手入れしたら…… 現れた“まさかの光景”に「誰が想像しただろう」「草刈機の魔法使いだ」と称賛の声
-
「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
- イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
- 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
- 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
- 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
- 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
- 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
- 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
- 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
- フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
- 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
- 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
- ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
- 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
- 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた