粗品、“誹謗中傷に病んでるフリ”で世間をほん弄「全部ウソです」 本気で心配した人も「とにかく病んでなくてよかった」(1/2 ページ)
“斜め読み”の存在を指摘する声も当初からあがっていました。
お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品さんが4月3日にYouTubeチャンネルを更新。Instagramで誹謗(ひぼう)中傷への悩みを吐露した投稿が“完全なウソ”だったことを明かしています。
粗品さんは3月28日のInstagram投稿で、「最近Instagramで誹謗中傷のコメントが多くて困っています 正直最近更新できてなかったのも心の整理がついてなかったからです」と誹謗中傷に悩んでいることを告白。「芸能人も1人の人間です 皆さんコメントする前に本当にそのコメントで誰も傷つかないか考えてからコメントして下さい」とした上で、「この投稿のコメントが2000件越えたらもう投稿全部削除します」と宣言すると、実際に3月以前の投稿を全て削除しています。
また翌29日には、SNSがさまざまな事件に直結している現代社会の問題に触れ、「正直もう誰も守ってくれません 誹謗中傷等が当たり前になりすぎています」と危機感を吐露。前日の投稿には“ナポリタン柄のセットアップ”を着用したソロショットを添えるなどツッコミの余地を残していましたが、同投稿は真っ白な画像にコメントも制限するなど深刻さを強調していました。
同投稿はファンの間でも本気で心配する声があがった他、多くのネットニュースにも取り上げられる事態に。一方で、粗品さんの“ガチ風のボケ”だと認識している層も一定数おり、Twitter上では投稿内に仕込まれた「お前のこと誰が好きなん?」という粗品ワードの“斜め読み”の存在を指摘する声もあがっていました(関連記事)。
この日の動画では、「あれ全部……ウソです(カメラ目線のドヤ顔)」と一連の投稿は完全なウソで、「そんなわけないやん、俺やで? 誰やと思ってんの」「あんな誹謗中傷で悩まんよ俺、本気で心配してる人おったけど」と実際は誹謗中傷に悩んでいなかったことを明かした粗品さん。
またInstagramに寄せられていた誹謗中傷コメント自体が本物ではなく、「『キモいねん!』とか言ってくれたら、俺が『黙っとけアホ!』とか返事する、ファンとケンカするっていうコントをみんなでしようって決めた」とゲーム実況の生配信中に視聴者と決めた企画だったとしています。
その延長で、「もっと欲を言えば、ネットニュースになったらおもろいな」とメディアに取り上げられることも狙っていたという粗品さん。狙い通りに5社14サイトでネットニュースになったそうで、「ほんでな〜テレビ惜しかってん」とテレビのワイドショーで報道される寸前だったことも明かしています。
視聴者からは、「メディアすらこけにするの面白すぎる。やってることほぼ迷惑系YouTuberやん笑」「テレビ局やネットニュースを自分のおもちゃだと思っている唯一の男」「いつまでも尖っててくれ」などセンシティブな時代を逆行する芸人魂を支持する声があがった他、一部では「妻子持ちで年齢が上がってきて同年代からすると尖り過ぎるほうが痛々しく見えるようになってきてる」「なあDMで励ましのコメント送ったのに。普通にショックやで粗品」「今の世の中で最低な企画してるやんけ」など企画内容に懐疑的な反応も。
本気で心配していたファンも多く、「普通に心配しちゃった。誹謗中傷で傷ついてる粗品がいないってことに安心したわ」「信じて心配してたww とにかく病んでなくてよかった」「普通に心配したから普通に安心した」など、善意にあふれたコメントも寄せられていました。
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