粗品、“誹謗中傷に病んでるフリ”で世間をほん弄「全部ウソです」 本気で心配した人も「とにかく病んでなくてよかった」(1/2 ページ)

“斜め読み”の存在を指摘する声も当初からあがっていました。

» 2023年04月04日 17時54分 公開
[深戸進路ねとらぼ]

 お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品さんが4月3日にYouTubeチャンネルを更新。Instagramで誹謗(ひぼう)中傷への悩みを吐露した投稿が“完全なウソ”だったことを明かしています。

 粗品さんは3月28日のInstagram投稿で、「最近Instagramで誹謗中傷のコメントが多くて困っています 正直最近更新できてなかったのも心の整理がついてなかったからです」と誹謗中傷に悩んでいることを告白。「芸能人も1人の人間です 皆さんコメントする前に本当にそのコメントで誰も傷つかないか考えてからコメントして下さい」とした上で、「この投稿のコメントが2000件越えたらもう投稿全部削除します」と宣言すると、実際に3月以前の投稿を全て削除しています。

誹謗中傷を苦言を呈する粗品 “誹謗中傷に悩んでいる芸能人”を装う粗品さん(画像は粗品Instagramから)

 また翌29日には、SNSがさまざまな事件に直結している現代社会の問題に触れ、「正直もう誰も守ってくれません 誹謗中傷等が当たり前になりすぎています」と危機感を吐露。前日の投稿には“ナポリタン柄のセットアップ”を着用したソロショットを添えるなどツッコミの余地を残していましたが、同投稿は真っ白な画像にコメントも制限するなど深刻さを強調していました。

 同投稿はファンの間でも本気で心配する声があがった他、多くのネットニュースにも取り上げられる事態に。一方で、粗品さんの“ガチ風のボケ”だと認識している層も一定数おり、Twitter上では投稿内に仕込まれた「お前のこと誰が好きなん?」という粗品ワードの“斜め読み”の存在を指摘する声もあがっていました(関連記事)。

誹謗中傷を苦言を呈する粗品 ガチ感スゴい(画像は粗品Instagramから)

 この日の動画では、「あれ全部……ウソです(カメラ目線のドヤ顔)」と一連の投稿は完全なウソで、「そんなわけないやん、俺やで? 誰やと思ってんの」「あんな誹謗中傷で悩まんよ俺、本気で心配してる人おったけど」と実際は誹謗中傷に悩んでいなかったことを明かした粗品さん。

 またInstagramに寄せられていた誹謗中傷コメント自体が本物ではなく、「『キモいねん!』とか言ってくれたら、俺が『黙っとけアホ!』とか返事する、ファンとケンカするっていうコントをみんなでしようって決めた」とゲーム実況の生配信中に視聴者と決めた企画だったとしています。

誹謗中傷に悩んでいるフリをしていた粗品 粗品さん「あれ全部……ウソです」(画像はYouTubeから)

 その延長で、「もっと欲を言えば、ネットニュースになったらおもろいな」とメディアに取り上げられることも狙っていたという粗品さん。狙い通りに5社14サイトでネットニュースになったそうで、「ほんでな〜テレビ惜しかってん」とテレビのワイドショーで報道される寸前だったことも明かしています。

 視聴者からは、「メディアすらこけにするの面白すぎる。やってることほぼ迷惑系YouTuberやん笑」「テレビ局やネットニュースを自分のおもちゃだと思っている唯一の男」「いつまでも尖っててくれ」などセンシティブな時代を逆行する芸人魂を支持する声があがった他、一部では「妻子持ちで年齢が上がってきて同年代からすると尖り過ぎるほうが痛々しく見えるようになってきてる」「なあDMで励ましのコメント送ったのに。普通にショックやで粗品」「今の世の中で最低な企画してるやんけ」など企画内容に懐疑的な反応も。

 本気で心配していたファンも多く、「普通に心配しちゃった。誹謗中傷で傷ついてる粗品がいないってことに安心したわ」「信じて心配してたww とにかく病んでなくてよかった」「普通に心配したから普通に安心した」など、善意にあふれたコメントも寄せられていました。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2405/03/news025.jpg 「今までなんで使わなかったのか」 ワークマンの「アルミ帽子」が暑さ対策に最強だった 「めっちゃ涼しー」
  2. /nl/articles/2405/02/news113.jpg お風呂の“追いだき配管”を掃除してみたら…… エグすぎる光景に悲鳴の嵐 「画面越しに臭うレベル」「みそ汁作ってんか?」
  3. /nl/articles/2405/05/news009.jpg 泣いていた赤ちゃん、パパが帰宅すると…… 「疲れが吹っ飛びますね」「こっちまで癒されました」180度変わる表情にパパ大喜び
  4. /nl/articles/2405/04/news018.jpg 【今日の計算】「13×4+8−1」を計算せよ
  5. /nl/articles/2405/04/news037.jpg 「歩きスマホ」をする男性→池に落ちるかと思いきや…… “まさかの展開”となるドッキリに公園中が驚き9400万再生【海外】
  6. /nl/articles/2405/05/news004.jpg 飼い主「お尻にうんち付いてるよ」猫「付いてないよ!」 完全に言い合いする姿に「猛抗議w」「お話ししてますね」
  7. /nl/articles/2405/05/news003.jpg アパレルブランドの女性ディレクターが「しまむら」コーデに挑戦すると…… おしゃれな高見えに「最高企画」「買い物の神様」
  8. /nl/articles/2405/01/news104.jpg 「そっち使うの?!」「これは天才」 さびだらけの鉄くぎをぐつぐつ煮込むと……? DIYに役立つ“まさかの使い道”が200万再生
  9. /nl/articles/2405/02/news023.jpg 【今日の計算】「2+7×9−3」を計算せよ
  10. /nl/articles/2405/03/news002.jpg 市役所で手続き中、急に笑い出した職員→何かと思って横を見たら…… 同情せざるを得ない衝撃の光景に「私でも笑ってしまう」「こんなん見たら仕事できない」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 釣りに行こうとしたら、海岸に子猫が打ち上げられていて…… 保護後、予想だにしない展開に「神様降臨」「涙が止まりません」
  2. 身長174センチの女性アイドルに「ここは女性専用車両です!!!」 電車内で突如怒られ「声か、、、」と嘆き 「理不尽すぎる」と反響の声
  3. しぶとい雑草“ドクダミ”を生やさない超簡単な方法が115万再生! 除草剤を使わない画期的な対策に「スゴイ発見」
  4. 天井裏から変な音がする→スマホを突っ込んで撮影したら…… 映った“とんでもねぇ”モノに「恐ろしい」「何これ」と騒然の196万表示!
  5. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  6. 誰も教えてくれなかった“裁縫の裏ワザ”が目からウロコ 200万再生のライフハックに「画期的」と称賛【海外】
  7. 「電車の中で見ちゃダメ」「笑ったww」 実家からLINE「子ヤギがすばしっこくて捕まらない」→送られてきた衝撃姿が320万表示!
  8. 顔の半分は童顔メイク、もう半分の仕上がりに驚がく 同一人物と思えない半顔メイクが860万再生「凄いねメイクの力」
  9. 元「AKB48」メンバー、整形に250万円の近影に驚きの声「整形しすぎてて原型なくなっててびびった」
  10. スーパーで買ったレモンの種が1年後…… まさかの結果が635万再生「さっそくやってみます」「すごーい!」「手品みたい」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 庭に植えて大後悔した“悪魔の木”を自称ポンコツ主婦が伐採したら…… 恐怖のラストに「ゾッとした」「驚愕すぎて笑っちゃいましたw」
  2. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  3. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  4. 「歩行も困難…言動もままならず」黒沢年雄、妻・街田リーヌの病状明かす 介護施設入所も「急激に壊れていく…」
  5. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 釣りに行こうとしたら、海岸に子猫が打ち上げられていて…… 保護後、予想だにしない展開に「神様降臨」「涙が止まりません」
  8. 身長174センチの女性アイドルに「ここは女性専用車両です!!!」 電車内で突如怒られ「声か、、、」と嘆き 「理不尽すぎる」と反響の声
  9. 築152年の古民家にある、ジャングル化した水路を掃除したら…… 現れた驚きの光景に「腰が抜けました」「ビックリ!」「先代の方々が」
  10. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評