前田佳織里「だいすきだよー！」 愛されウマ「ナイスネイチャ」35歳の誕生日を迎える 「引退馬支援」寄付は2200万円を突破、前年超える勢い（1/2 ページ）

恒例のバースデードネーションがスタートしています。

[春山優花里，ねとらぼ]

　2023年4月16日、1990年代に活躍した競走馬「ナイスネイチャ」が35歳の誕生日を迎えました。恒例となっているバースデードネーションもスタートして注目を集めています。

35歳を迎えたナイスネイチャのバースデードネーション（画像はSyncableより）

　ナイスネイチャは、1990年に中央競馬でデビューした競走馬。1996年に引退するまでに41戦7勝（内重賞4勝）の戦績を収めました。1991年から1993年には年末の風物詩でもある「有馬記念」に3年連続出走し、3年連続3着という記録を残しています。

　SNSでは、そんなナイスネイチャの誕生日を祝う声が寄せられ、元気に過ごしている様子を切り取った写真や、人気ゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」に登場するウマ娘「ナイスネイチャ」のファンアートなどであふれています。

　ナイスネイチャのバースデードネーションは、4月16日から約1カ月の期間で実施されており、毎年多くの寄付金が寄せられています。2022年に引退馬の再就職をテーマに掲げて実施した「ナイスネイチャ・34歳のバースデードネーション」では約5400万円を集め、「メイジン」「タッチスプリント」「ニットウイロンデル」など13頭の引退馬を支援しています。

2022年に実施された「ナイスネイチャ・34歳のバースデードネーション」（画像はSyncableより）

　4月16日から始まった「ナイスネイチャ・35歳のバースデードネーション」では、目標金額として945万円を設定していましたが、あっという間に1000万円を超え、1日と経たずに2000万円の大台を超えました。今年度は「地方競馬の重賞馬にも目を向けよう！」をテーマに掲げ、地方競馬で活躍した引退馬にも支援の幅を広げたいとしています。

（春山優花里）