「浴衣」を「ワンピース」としても着られる商品がメリットたくさん 誕生のきっかけはママにも気軽に着てほしいという思いから(1/2 ページ)

浴衣を簡単に着られて、日常使いできるのもうれしい!

» 2023年06月12日 18時00分 公開
[篠田華代ねとらぼ]

 アパレルブランドから登場した“ワンピースとしても着られる浴衣”がネットで話題です。「浴衣を1人でも着られそう」「洗濯しやすそう」など多くの利点が見られるこの商品について、ねとらぼ編集部は販売元に取材しました。

 2通りの着方ができる同商品は、ナチュラルクチュールから現在予約販売されている「ナチュの2WAY浴衣」。通常1枚となっている浴衣が、「キャミワンピ−ス」と「羽織り」に分かれた作りであることが特徴です。羽織りのウエスト部には紐が付いており、おはしょり(着物の帯の下に出る折り畳んだ部分)の長さも調整可能。帯を重ねると、通常の浴衣と変わらない見た目です。

浴衣 ワンピース キャミワンピ 2way ナイスクラップ ナチュラルクチュール 一見普通の浴衣に見えますが……(画像はTikTokより)
浴衣 ワンピース キャミワンピ 2way ナイスクラップ ナチュラルクチュール なんとキャミワンピースとしても着用できる!
浴衣 ワンピース キャミワンピ 2way ナイスクラップ ナチュラルクチュール ワンピースと羽織りが分かれた作りになっています
浴衣 ワンピース キャミワンピ 2way ナイスクラップ ナチュラルクチュール 別売りの帯を付けると浴衣としても着られます

 同商品を紹介したTikTok動画には、「洗濯干すのが楽なのがいちばんメリットだと思います」「子どもがいると急な抱っこに対応できないけど、はだける心配ないからすごく良き!!」「着付師だけどこれはいい!」「こうやって伝統の物が日常で気軽に使えるのめちゃいい」などと好評のコメントが寄せられました。

 ねとらぼ編集部では、同商品の制作秘話について販売元であるナチュラルクチュールに話を聞きました。


――「ナチュの2WAY浴衣」が誕生したきっかけを聞かせてください

ナチュラルクチュール浴衣を着ることを諦めがちな、小さいお子さんがいらっしゃるママさんにも気軽に着用してもらいたく作りました。
 ポケットを付けた点や、子どもを追いかけるときに動きやすくするため、スカートにスリットを入れるなど工夫を凝らしました。

――製作過程で苦労した点や、工夫した点を聞かせてください

ナチュラルクチュール苦労したのは、ワンピースとしても着られて、かつ浴衣の時にしっかり見せられるように試行錯誤した点です。どちらで着たときも満足してもらえるよう、高見えして曖昧でないデザインにしました。
 工夫したのは、簡単に着られる点、キャミワンピースにもなる点です。ワンピースは、肩紐部分にアジャスターを付け身長を気にせず着られるようにし、裾部分のスリットでトレンド感を出しました。

――同商品は2022年も販売されていたとのことですが、売れ行きはいかがでしたか

ナチュラルクチュール他ブランドなどで類似商品がなく初の試みで心配でしたが、とても好評で再生産もさせていただきました。

――購入された方からはどのような声が聞かれますか

ナチュラルクチュール「仕事がある平日にお祭りがある場合が多いので、そのときにうれしい!」というお声や、「今年も色違いで欲しい」とのお声をいただいております。


 同商品は、ナチュラルクチュールのオンラインショップから予約を受付中。7月上旬ごろの出荷予定で、価格は13200円(帯は別売り)です。カラー展開は6種類となっています。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2505/15/news035.jpg “1K8.5畳”の新居を一人暮らし男子が模様替え→1年後…… 「もうホテルやん笑」生まれ変わった空間に驚き「こんな部屋に住みたい」
  2. /nl/articles/2505/18/news010.jpg 日本人のママと米国人のパパが国際結婚→生まれた子どもは…… 290万再生の“まさかの現在”に「びっくりしました」「心温まる」【海外】
  3. /nl/articles/2505/17/news021.jpg 50年間放置して“ジャングル化”したおばあちゃんの家 → 掃除したら…… “木の中から現れたもの”が170万再生 「予想を超えた」「ブラボー」【海外】
  4. /nl/articles/2505/18/news015.jpg シャンプーした柴犬、乾かしたら“ふわふわ”ではなく…… 飼い主驚がくの姿に「今年1番笑った」「そうはならんやろ」と370万表示
  5. /nl/articles/2505/17/news018.jpg 白猫だと思っていた子猫→4年後…… 「ええええ」飼い主も驚いた“現在の姿”が472万再生「不思議ですね〜」
  6. /nl/articles/2505/16/news039.jpg 古いセーターは捨てないで! チョキっと切って縫うだけで…… 毎日使いたくなる“ぬくもり雑貨“が112万再生 「最高に素敵」【海外】
  7. /nl/articles/2505/18/news005.jpg 新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」 所有者に“他のレア品”を聞いた
  8. /nl/articles/2505/18/news030.jpg 「アムロ専用ザクか……」 ガンダムが奪われた世界でアムロが乗る機体を“妄想したガンプラ”に反響 「すごく“ありそう”」
  9. /nl/articles/2505/15/news025.jpg のどかな釣り場に現れた“妙に風格のある”おばあちゃん→釣り上げた“とんでもないヤツ”に仰天「本当におばあか?」
  10. /nl/articles/2505/13/news129.jpg 「ちょっと意味わからん」 藝大卒業生が“色鉛筆1本”で絵を描く→たった10分で…… 衝撃の仕上がりが100万再生「わぁー!」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 急性骨髄性白血病で闘病中だったVTuber、死去 「復帰を目指して闘病」 専門学校の講師としても活動
  2. 万博の“着物ショー”に天皇陛下だけ許される「装束」登場で物議…… 「深くお詫び」主催者謝罪
  3. 「腹筋捩じ切れましたwww」 夫が塗った“ピカチュウの絵”が……? 大爆笑の違和感に「うちの子も同じ事してたw」 投稿者に話を聞いた
  4. 大人なら解けないと恥ずかしい? 「(1/8)−(1/8)」を計算せよ!【算数クイズ】
  5. 「女の子みたいな顔だね」と言われ続けた男の子、20歳になったら→「神がかってる」姿に驚がく 「人体の不思議」「オーラが凄い」
  6. 使わなくなったカラーボックス→“ずぼらシンママ”が簡単DIYしたら…… 天才的な仕上がりに「かしこーい!!」「これ作ってみよう」
  7. クリスマスに出会ったギャルとギャル男が21年後…… 誰も予想できない現在に「素直に凄い」「人に歴史あり」と称賛の声
  8. カルディ全店で販売の生ハムから「サルモネラ属菌」検出…… 「心よりお詫び」7万個自主回収
  9. マクドナルド、次回ハッピーセットコラボに「待ってました!」 人気作の登場に混乱の懸念も「すぐ売り切れそう」「初週ヤバいぞ」
  10. お隣さんから丸見えの土地→巨大ウッドフェンスを7日かけてDIYしたら…… 雰囲気ガラリで「すごい大作ですね」「ワクワクした」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 築53年家賃4万円・何てことない団地のドアを開けると…… まさかの空間出現に驚きの声「素敵」「ここまでお洒落に」
  2. 小学生時代「こんなプラモ誰が買うんだよw」→40年後…… “大人になった”を実感するエピソードに「分かる」「特大ブーメランw」
  3. 49歳病没の大宮エリーさん、生前開催の個展で「体調も万全でなかったので不安」 3カ月前には苦しげな姿も「声が出にくい」
  4. 自販機に“1000円”を入れたら……? 出てきた“とんでもないお釣り”にお口あんぐり「こんなん初めて見た」
  5. 自宅の犬小屋に住み着いた野良猫、1年後の姿に「泣いた」と大反響 それからどうなった?現在の様子を聞いた
  6. 100万円の“錦鯉”を自宅の池に入れたら…… 「おかしいでしょ」3日後、まさかの事態に「鯉は難しい…」「信用が大切ですね」
  7. パパに、保育園へ行く娘のヘアアレンジを任せたら…… ママがひっくり返った“仕上がり”が400万表示「重力どこ?」「頑張った感がいい!」
  8. 「成長したらそのうち襲ってくる」と言われたワニ、16年後……→ 280万回再生を突破した驚きの姿に「初めて見た」の声
  9. 人里離れた山にカメラを設置→1週間後…… 「なんで?」映っていた“意外すぎる住人”に「笑った」「実在していたのか!」
  10. 「神パンツきた」 ユニクロ新作“3990円パンツ”が品切れラッシュの大人気 「過去イチかも」「本当にこれは買い」