マクドナルドの“赤いスカーフ”の店員は何者!? SNSで話題の“制服の種類”について公式に聞いてみた(1/2 ページ)

5つの役割に、5つのユニフォーム。

» 2023年06月16日 17時35分 公開
[沓澤真二ねとらぼ]

 ふとマクドナルド前を通りかかったら、赤いスカーフを巻いたスタッフがいて、何者なんだと思った――。そんなツイートがきっかけで、マクドナルドのユニフォームのバリエーションが注目を集めています。

マック 話題のスカーフを巻いたスタッフ
マック 男性の場合はスカーフの代わりにネクタイ

 マクドナルドのスタッフには、通常の接客のほかに、デリバリーやバリスタなどの役割があり、それぞれ役職もユニフォームも異なります。話題の赤いスカーフは、一部店舗で利用者のおもてなしを専門とする「おもてなしリーダー」のユニフォーム。トップスは赤の差し色が入ったベストで、女性の場合は首に大きなリボン結びのスカーフが付きます。

マック 2019年から採用されているユニフォーム。役割別に5種類がある

 その鮮烈な印象に驚いたとのツイートがきっかけで、ユニフォームは「制服ごとに役割が違うとか今さら気付いた」「見たことあるけどすごく接客の感じが良かった」などと話題に。「自分も憧れてこれを目指していた」「昔はSTARって呼ばれてたけど今は違うのか」といった、クルー経験者の声もみられます。

日本マクドナルド「2019年に導入した制服は10代目」

マック 画像は公式サイトより

 ねとらぼ編集部は日本マクドナルドの広報部を取材し、「おもてなしリーダー」の役割や、ユニフォームのデザインコンセプトなど、詳細を聞きました。

――制服のデザインはどのように決めているのか教えてください。

日本マクドナルドユニフォームはお客様のマクドナルドに対する印象を大きく左右するものと考えております。時代に合わせて、快適なユニフォームをクルーが着用することで、働きやすくなることはもちろん、笑顔でお客様に最高のサービスをご提供できる環境作りを目指しております。

マック 1971年から1979年まで用いられていた初代ユニフォーム

 デザインは時代に合わせて刷新しており、2019年には10代目となる新しいデザインのユニフォームを導入しました。「洗練された店舗にふさわしい、マクドナルドらしい装い」をコンセプトとし、マクドナルドのロゴカラーをアクセントに新しい店舗イメージにマッチしたデザインとなっております。

――制服のバリエーションは当初から存在したのでしょうか。また、現在は何種類存在しますか。

日本マクドナルド当店では初代ユニフォーム時代から、役職ごとに異なるユニフォームを設けています。現在は「マックデリバリーサービス」「クルー」「マックカフェバイバリスタ」「マネージャー」「おもてなしリーダー」の5種類があります。

マック 各役職のユニフォーム(ニュースリリースより)

――今回は特にスカーフを着用する「おもてなしリーダー」に注目が集まっていました。この制服のデザインコンセプトについて教えてください

日本マクドナルド「おもてなしリーダー」は、主に客席やご注文カウンター、商品の受け取りカウンターまわりで、来店から退店されるまでのお客様のおもてなしを専門に行うスタッフです。何かお困りでいるお客様のサポートに加え、混雑時のご案内やご質問への対応、お客様とのちょっとした会話や関わりなどを通じて、ひとりひとりのお客様にマクドナルドで過ごす時間を、より快適で楽しいひと時と感じていただくための一役を担います。

 これを踏まえて、ユニフォームも「心地よい体験を提供するサービス力」「プロフェッショナルな装い」「動きやすさの工夫」「洗練されたネクタイ&スカーフ」をコンセプトにデザインしています

協力・画像提供:日本マクドナルド

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/18/news202.jpg 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
  2. /nl/articles/2412/20/news023.jpg 60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
  3. /nl/articles/2403/21/news088.jpg 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
  4. /nl/articles/2412/21/news038.jpg 皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
  5. /nl/articles/2412/21/news056.jpg 真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
  6. /nl/articles/2412/21/news088.jpg 71歳母「若いころは沢山の男性の誘いを断った」 信じられない娘だったけど…… 当時の姿に仰天「マジで美しい」【フィリピン】
  7. /nl/articles/2412/20/news096.jpg 新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
  8. /nl/articles/2412/18/news015.jpg 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
  9. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  10. /nl/articles/2412/17/news195.jpg 「ほぼ全員、父親が大物芸能人」 奇跡的な“若手俳優の集合写真”が「すごいメンツ」と再び話題 「今や全員主役級」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」