「本当にあった同人の怖い話」に背筋がゾッ…… 入稿ミスや家族バレ、“解釈違いの隣人”エピソード漫画が怖すぎる(1/2 ページ)

夏にひやっとする怪談話。

» 2023年08月11日 20時30分 公開
[Kamiharaねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 同人活動をしている女性達が「ゾッとするような怖い体験談」を語りあう漫画がX(Twitter)に投稿され、記事作成時点で1万件のいいねを集めるなど話題になっています。どれもこれも怖すぎる……!

 作者は、漫画家の真田つづる(@sanada_jp)さん。話題の漫画は、同人活動をしている女性たちが「同人怖い話大会」に興じる様子を描いたものです。

本当にあった同人の怖い話 本当にあった同人の怖い話

 登場人物は、「九条姉妹」と姉妹の家に泊まりに来た「向井さん」の3人。くじ引きで順番を決め、それぞれの同人活動にまつわる怖い体験談を披露します。くじの結果、最初の話し手は九条妹に決まりました。

印刷所からのメールを確認していなかった話

初めて同人誌を印刷所に入稿したとき 初めて同人誌を印刷所に入稿したとき

 初めて同人誌を印刷所に入稿したとき、慣れない入稿作業に悪戦苦闘しながらも、何とかアップができてほっとした九条妹。その後、本の完成を楽しみにしながらイベントの支度を進め、準備万端で前日の夜を迎えたつもりでしたが……?

イベント前日までメールを確認しておらず イベント前日までメールを確認しておらず

 翌日に備えてスマートフォンのアラームをセットして寝ようとしたところ、メールがたまっていることに気付きました。そして「そういえば最近チェックしてなかったかも……」とメールをチェックすると、なんと5日も前に印刷所からメールが来ていたのです。

不備があり印刷できなかった話 不備があり印刷できなかった話

 メールの内容は、まさかの「データに不備があるため、印刷できません」というもの。準備万端だと思っていたのに、イベント前日になって一番大切な同人誌が全く用意できていない状態だったのです。恐ろしい……!

 その後、九条姉妹の妹は徹夜でコピー本を作り、何とかイベントに間に合わせることができたといいます。無事に間に合って良かったとはいえ、一発目からとんでもない爆弾話でした。

友人が母の同人グッズを見つけてしまった話

子どものころ 子どものころ

 続いては、同人活動を始めたばかりの向井さんが体験した怖い話です。小学生のころ、向井さんと友人達との間では“スラム白書”という漫画がはやっており、みんなでごっこ遊びをして遊んでいました。

友人が母の同人グッズを見つけてしまった話 友人が母の同人活動の作品を見つけてしまった話

 そんなある日、友人の一人が「お母さんの本棚からスラム白書のレターセット見つけたんだ!」と言いながら、かばんからレターセットを取り出しました。しかし、よく見ると絵のタッチが少し違っています。実はそのレターセットは、同人活動をしているお母さんの作品だったのです!

 向井さんは「今思い返すとちょっとヒヤッとするなって……」と当時を振り返りました。何も知らない子どもがお母さんの同人活動の作品を見つけてしまうなんて、お母さんの立場だったらちょっとどころではなく怖すぎます……!

苦手なものを差し入れされた話

ビッグサイトのイベントで ビッグサイトのイベントで

 最後は、九条姉が怖い話を披露。先日参加した、東京ビッグサイトでのイベントで体験したお話です。

 イベントで隣のブースになったサークルと九条姉は顔見知りでしたが、作品やカップリングに“解釈違い”があるため、普段はあまり話をしない関係でした。しかし、その日は、隣のサークルの女性が「差し入れ持ってきました!」「私の大好きなお菓子です!」とお菓子を渡してくれたといいます。お礼を言って中身を見ると、パクチー味のお菓子の詰め合わせが入っていました。

苦手な食べ物をわざと差し入れされた話 苦手な食べ物をわざと差し入れされた話

 パクチーが苦手な九条姉妹の姉は、申し訳なく思いながらも「実はちょっとパクチー苦手で……」と正直に伝えます。すると、女性からまさかの返事が。

 女性は「そうなんですか……まあ……」「だから持ってきたんですけどね……」と、パクチーが苦手なことを知りながらわざと持ってきたことを笑いながら伝えたのです。相手が苦手なものを差し入れするなんて、お化けよりもおっかない……!

 「どの話が優勝だと思いますか?」と結んだ作品には、3人と同じように同人活動をする人から「ぜんぶこわい」「いつも面白いけどこれはホントに恐怖だ」「半端なホラーものよりよっぽど怖かったので全員優勝」など、背筋を凍らせたという声が多数寄せられました。

 また、真田さんが「みなさんの同人怖い話も聞かせてください」と呼びかけたところ、読者から「印刷所に直接入稿しようとして道に迷って迎えに来てもらった」「妻が義母に同人誌を親族に配られた」など、同人活動にまつわるさまざまな怖い話が集まっています。

 真田つづるさんはこの他にも、さまざまな作品をX(@sanada_jp)で公開しています。また、漫画『『私のジャンルに「神」がいます』全3巻、『同人女の感情』1巻が販売中です。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/01/news003.jpg パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. /nl/articles/2412/01/news031.jpg 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. /nl/articles/2412/03/news082.jpg 「ほ、本人……?」 日本に“寒い国”から飛行機到着→降りてきた“超人気者”に「そんなことあるw?」「衝撃の移動手段」の声
  4. /nl/articles/2412/03/news111.jpg 才賀紀左衛門、娘とのディズニーシー訪問に“見知らぬ女性の影” 同伴シーンに「家族を大切にしてくれない人とは仲良くできない」
  5. /nl/articles/2412/02/news009.jpg 【今日の難読漢字】「誰何」←何と読む?
  6. /nl/articles/2412/05/news006.jpg 「今やらないと春に大後悔します」 凶悪な雑草“チガヤ”の大繁殖を阻止する、知らないと困る対策法に注目が集まる
  7. /nl/articles/2412/03/news148.jpg 武豊騎手が2024年に「武豊駅に来た」→実は35年前「歴史に残る」“意外な繋がり”が…… 街を訪問し懐古
  8. /nl/articles/2412/03/news092.jpg 大谷翔平、“有名日本人シェフ”とのショット 上目遣いの愛犬デコピンも…… 「びっくりした!!」「嬉しすぎる」
  9. /nl/articles/2412/03/news055.jpg ハローマックのガチャに挑戦! →“とんでもない偏り”に同情の声 「かわいそう」「人の心とかないんか」
  10. /nl/articles/2412/03/news179.jpg 「口座や住居が……」 坂口杏里、SNSで“重要個人情報を垂れ流し” 「かなりまずい状態」「大丈夫じゃなさそう」心配の声
先週の総合アクセスTOP10
  1. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. 「中学生で妊娠」した“14歳の母”、「相手は逃げ腰」妊娠発覚からの経緯を赤裸々告白 母親の“意外な反応”も明かす
  4. 勇者一行が壊滅、1人残った僧侶の選択は……? 「ドラクエでのピンチ」描くイラストに共感「生還できると脳汁」
  5. 「笑い止まらん」 海外産アプリで表示された“まさかの日本語”に不意打ち受ける人続出 「何があったんだw」
  6. パパが好きすぎる元保護子猫、畑仕事中もくっついて離れない姿が「可愛すぎる」と反響 2年以上がたった現在は……飼い主に話を聞いた
  7. アグネス・チャン、米国の自宅が“度を超えた面積”すぎた……ゴルフ場内に立地&門から徒歩5分の豪邸にスタッフ困惑「入っていいのかな」
  8. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
  9. 「車が憎い」 “科捜研”出演俳優、交通事故で死去 兄が悲痛のコメント「忘れないでください」
  10. PCで「Windowsキー+左右矢印キー」を押すと? アッと驚く隠れた便利機能に「スゲー便利」「知らなかった」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」