ニュース
» 2023年09月15日 19時40分 公開

こ、これは……! 京極夏彦の新作『鵼の碑』定番の“鈍器本”ぶりに興奮の声 「コロコロより分厚い」「単三乾電池の長さとほぼ同じ」(1/2 ページ)

単行本版の重さはなんと1.2キロ。

[関口雄太ねとらぼ]

 作家の京極夏彦さんによる新作『鵼の碑(ぬえのいしぶみ)』(関連記事12)の分厚さが、かつてないほどにすごいとSNS上で話題になっています。9月14日に講談社よりノベルス版と単行本が同時発売され、読者が次々と喜びの投稿をしました。

京極夏彦 鈍器本 今回も京極夏彦さんの新刊は分厚さがすごい(画像は講談社文庫の公式Xより)

 『鵼の碑』は「百鬼夜行」シリーズの17年ぶりの新作で、シリーズ最初の『姑獲鳥の夏』発売からは30年を迎えました。『姑獲鳥の夏』から続く本の分厚さから“鈍器本”と呼ばれ、親しまれ続けています。

京極夏彦 鈍器本 「百鬼夜行」シリーズの最新作(画像はプレスリリースより)
京極夏彦 鈍器本 発売日の9月14日からさっそく話題に(画像はプレスリリースより)
京極夏彦 鈍器本 単行本と講談社ノベルスを同時発売(画像はプレスリリースより)
京極夏彦 鈍器本 京極夏彦さんのプロフィール(画像はプレスリリースより)

 SNS上では『鵼の碑』をさっそく手に入れた読者たちから厚みがすごいという声が飛び交っていて、ノベルス版に関しては『姑獲鳥の夏』の2倍くらいある、同日発売の『月刊コロコロコミック 10月号』(小学館)よりも分厚い、単三乾電池の長さとほぼ同じなど、驚きの投稿が続いています。なかには、単行本は分厚さのあまり、紀伊國屋書店のブックカバーのロゴが背表紙に収まったという投稿まで見られました。

  

 

 

 気になるページ数と厚さは、ノベルス版が832ページで厚さ4.6センチ、単行本が1280ページで厚さ6.6センチ。特に単行本は重さがなんと1.2キロあり、講談社文芸第三出版部の公式X(twitter)アカウントも、「書店員のみなさま、読者のみなさま、腕に大きなご負担をおかけし恐れ入ります」と謝罪してしまうほど。

京極夏彦 鈍器本 単行本は重さ1.2キロ(画像は講談社 文芸第三出版部の公式Xより)

 ちなみに次回作については帯で予定タイトルが公開されています。刊行時期は数年後になるかと思われますが、今後も本シリーズは続くようです。今作を機会に、書店で手に取ってみるのもいいかもしれませんね。価格は講談社ノベルスが2420円、単行本が3960円です。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2311/29/news043.jpg マックで「プレーンなバーガーください」と頼んだら……? 出てきた“予想外の一品”に驚き「知らなかった」
  2. /nl/articles/2311/29/news200.jpg 38歳の元グラドル・小阪由佳、“15年ぶり電撃復帰”に待望の声 表紙登場のグラビア姿に同行人「浜辺美波の隣だ!」
  3. /nl/articles/2208/06/news075.jpg 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  4. /nl/articles/2311/29/news146.jpg “ベスト級に美しい芸能人”、出会った上沼恵美子が大絶賛 あまりの完璧超人ぶりにほれぼれ「人間として魅力を備えてて」「頭がいい育ちがいい」
  5. /nl/articles/2311/30/news023.jpg くつろぐウサギ、そのおなかの下からピョコンと出現したのは……!? 151万再生を突破した“衝撃展開”に「何回でも見ちゃう」
  6. /nl/articles/2311/30/news047.jpg 「あなたは日本人?」突然送られてきた不審なLINE、“まさかの撃退方法”に反響 「センス良い」「返しが秀逸」
  7. /nl/articles/2311/30/news025.jpg 浜辺で目撃された“バグった鳥”の姿に震撼 摩訶不思議な動きに「滑ってるみたい」「ムーンウォーク?」
  8. /nl/articles/2311/30/news124.jpg 元大相撲力士、引退後1年で188キロ→“73キロ減”の劇的ビフォーアフター 角界の奇跡に「誰かわからなかった」「素晴らしいの一言」
  9. /nl/articles/2311/30/news142.jpg 34歳の田中れいな、モー娘。ライブで“現役感ハンパない”ショートパンツ姿 ゲストなはずが「まだまだアイドル行けるね」
  10. /nl/articles/2311/30/news168.jpg 「GLAY」HISASHI、溺愛の“激シブ国産旧車”が街中で注目の的 「文句なしのカッコ良さ」「後世に残してほしい車」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 大好物のエビを見せたらイカが豹変! 姿を変えて興奮する姿に「怖い」「ポケモンかと思った」
  2. 「3カ月で1億円」の加藤紗里、オーナー務める銀座クラブの開店をお祝い “大蛇タトゥー”&金髪での着物姿に「極妻感が否めない」
  3. 愛犬と外出中「飼いきれなくなったのがいて、それと同じ犬なんだ。タダで持ってきなよ」と言われ…… 飼育放棄された超大型犬の保護に「涙止まりません」
  4. ミキ亜生、駅で出会った“謎のおばさん”に恐怖「めっちゃ見てくる」 意外な正体にツッコミ殺到「おばさん呼びすんな」「マダム感ww」
  5. 永野芽郁、初マイバイクで憧れ続けたハーレーをゲット 「みんな見ろ私を!」とテンション全開で聖地ツーリング
  6. 道路脇のパイプ穴をのぞいたら大量の…… 思わず笑ってしまう驚きの出会いに「集合住宅ですね」の声
  7. 柴犬が先生に抱っこしてほしくて見せた“奥の手”に爆笑&もん絶! キュンキュンするアピールに「あざとすぎて笑っちゃった」
  8. 病名不明で入院の渡邊渚アナ、1カ月ぶりの“生存報告”で「私の26年はいくらになる?」 入院直後の直筆日記は荒い字で「手の力も入らない」
  9. 小泉純一郎元首相、進次郎&滝クリの第2子“孫抱っこ”でデレデレ笑顔 幸せじいじ姿に「顔が優しすぎ」「お孫さんにメロメロ」
  10. デヴィ夫人、16歳愛孫・キランさんが仏社交界デビュー 母抜かした凛々しい高身長姿に「大人っぽくなりました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「酷すぎる」「不快」 SMAPを連想させるジャンバリ.TVのCMに賛否両論
  2. 会話できる子猫に飼い主が「飲み会行っていい?」と聞くと…… まさかの返しに大反響「ぜったい人間語分かってる」
  3. 実は2台持ち! 伊藤かずえ、シーマじゃない“もう一台の愛車”に驚きの声「知りませんでした」 1年点検時に本人「全然違う光景」
  4. 大好物のエビを見せたらイカが豹変! 姿を変えて興奮する姿に「怖い」「ポケモンかと思った」
  5. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  6. 西城秀樹さんの20歳長男、「デビュー直前」ショットが注目の的 “めちゃくちゃカッコいい”声と姿が「お父さんの若い頃そっくり」「秀樹が喋ってるみたい」
  7. “危険なもの”が体に巻き付いた野良猫、保護を試みると……? 思わずため息が出る結末に「助けようとしてくれてありがとう」【米】
  8. 「やばい電車で見てしまった」「おなか痛い、爆笑です」 カメがまさかの乗り物で猫を追いかける姿が予想外の面白さ
  9. おつまみの貝ひもを食べてたら…… まさかのお宝発見に「良いことありそう」「すごーい!」の声
  10. 「3カ月で1億円」の加藤紗里、オーナー務める銀座クラブの開店をお祝い “大蛇タトゥー”&金髪での着物姿に「極妻感が否めない」