がん逝去の藤井直伸さん、バレー男子代表がパリ五輪出場の喜び分かち合う　“3番”のユニフォーム姿で「共に行こう！」（1/2 ページ）

関田誠大選手が藤井さんのユニ2023フォーム姿に。

　パリ五輪出場権を獲得したバレーボール男子日本代表の関田誠大選手が10月9日にInstagramを更新。3月にステージ4の胃がんで逝去した藤井直伸さんのユニフォームに身を包み、「共に行こう!! 　パリに」とメッセージを届けています。

藤井さんのユニフォームを着用した関田選手（画像は関田誠大Instagramから）

　バレー男子代表は7日、「FIVBパリ五輪予選／ワールドカップバレー2023」の第6戦で世界ランキング7位のスロベニアと対戦し、ストレート勝利を収めてパリ五輪出場権を獲得。

　セッターの関田選手は試合後、東京五輪に同じセッターとして出場した藤井さんのユニフォーム姿でインタビューに臨み、「本当にしんどかったですし、藤井さんがいたかった場所に自分もここに立って、精一杯がんばろうと思って」と涙ぐみながら思いを語っていました。

　関口選手は今回の投稿で、「共に行こう!! 　パリに」と熱いメッセージとともに藤井さんのユニフォーム姿で笑顔を浮かべた姿を公開。投稿の最後には、「#心は一つ」と藤井さんが闘病中にスローガンのように使用していた言葉を添えています。

ステージ4の胃がんで死去した藤井さん（画像は東レアローズ公式サイトから）

　また石川祐希選手、山内晶大選手らも、藤井さんのユニフォームと一緒に写った選手＆スタッフの集合写真をInstagramで公開。ファンからは、「藤井さんのユニフォーム着てるの泣けるいつでも心は一つ藤井さんと一緒にオリンピック！」「藤井さんとともにパリへ応援しています」「ずっと、一緒に。ですね！」など反響が寄せられました。