【ロングインタビュー】異色の王道『ウルトラマンブレーザー』なぜ生まれた? 田口清隆メイン監督が明かす(3/3 ページ)
なぜ田口監督は怪獣に魅了されるのか
―― 「田口監督は怪獣をメインにリアルに描く監督」といった世評もあるように、怪獣への思い入れの強さを感じる部分も多々あります。多数登場する完全オリジナルの新規怪獣もそうですし、辻本貴則監督(辻は一点しんにょう)の第6話「侵略のオーロラ」や越知靖監督の第9話「オトノホシ」など歴代怪獣が登場した回も総じてエモい仕上がりでした。
田口監督が手掛ける10月21日放送の第15話「朝と夜の間に」には初代『ウルトラマン』に登場した二次元怪獣ガヴァドンが約57年ぶりにウルトラマンシリーズに再登場を果たします。新規怪獣の魅力だけでなく、歴代怪獣の登場回にも注力する構成は秀逸ですが、田口監督の怪獣に対する思いをお聞きしたいです。
田口 『ウルトラマン』って、毎回さまざまな怪獣が次々と登場するわけですが、もともと、怪獣映画でしか見られなかった怪獣たちをテレビで見られる、というのは、当時『ウルトラマン』が人気を博した1つの大きな理由でした。
何でこんなに怪獣が好きなのか自分でもよく分からないのですが、さっきハシビロコウの話をしたように、僕は動物園や水族館に行くのは好きだけど、博物館で恐竜の骨を見ても全然燃えなくて、やっぱり生きているものが好き。奇想天外で絶対あり得ないような進化をとげた生物が、われわれが暮らす平和な日常に何かしらの破壊をもたらしにやってくる恐怖からなぜか目が離せない。
―― ありがとうございます。最後に、シリーズ構成も担われていることで物語にはっきりと縦軸が感じられるのもすてきだと感じています。ファースト・ウェイブやセカンド・ウェーブ、V99……。宇宙怪獣が地球へと送り込まれていることが示唆されています。ブレーザーまたはアースガロンにも深く関係してきそうな気もしますが……。
田口 今回のユニバースの人類が、いったいどうして、何をやってしまったのか。そして、その問題をどう解決するのか。その辺をいろいろ予測しながら観ていただけたらと思います。
(C)円谷プロ (C)ウルトラマンブレーザー製作委員会・テレビ東京
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