「諦めるしかないのか……」 中国の人気ブランド「SHEIN」で繰り返される“悪質パクリ販売” クリエイターが語った“憤り”と「限界」(1/4 ページ)
SHEINの「パクリ問題」に苦慮するクリエイターに話を聞きました。
中国のファッションブランド「SHEIN」。圧倒的な低価格が売りで、2022年には東京にショールームを出店し話題を呼びました。一方で、SHEINの販売製品に、自身のイラストを盗用されたと訴えるクリエイターが後を絶たず、問題になっています。ねとらぼ編集部は、トラブルに巻き込まれたクリエイターに話を聞きました。
若者に人気も……知的財産権めぐるトラブルが続出
SHEINは2008年に中国で創業。ファッションブランドでありながら基本的には実店舗を持たず、ネットでの販売に特化しています。ユニクロやZARAなど、従来のファストファッションブランドよりもさらに廉価な価格帯が特徴で、「ウルトラファストファッション」とも評されています。
日本では若者を中心に支持が広がり、Z世代向けのマーケティング支援を手掛けるAMF(東京都港区)が実施した「JC・JK流行語大賞2022上半期」ではアプリ部門で「SHEIN」が1位を獲得。2022年11月には東京・原宿にSHEINのショールームが出店し、開店初日に多くの若者が押し寄せる様子が報じられました。
しかし、人気の裏で問題になっているのが、同社の知的財産権をめぐる問題です。SNS上ではこれまで複数のクリエイターが、SHEINで販売されている商品に自身のイラストを盗用された、と訴えています。中には人気キャラクター「ちいかわ(なんか小さくてかわいいやつ)」(作:ナガノさん)の公式グッズと酷似した商品が販売されたという事例もありました。
「個人クリエイターという弱い立場にある作品まで無断使用するのか」
InstagramやX(Twitter)でイラストを投稿したり、オリジナルのLINEスタンプを作成しているgon(@i__25g)さんも、SHEINの対応に頭を悩ませているクリエイターの1人です。gonさんは2022年、かわいらしいおばけのイラストをSNSに投稿。しかし2023年7月、フォロワーから連絡があり、自身のイラストと酷似したグッズがSHEINに販売されていたことを知ります。
売られていたのは、おばけの形をした「ペアキーホルダー」と「ペアネックレス」で、販売価格は200〜400円。gonさんは「まさか素人である私の作品が無断使用されるとは思っておらず衝撃を受けました。個人では難しい価格設定で勝手に販売されており、世間に認知されていない作品は"SHEINの商品"として購入されます。個人クリエイターという弱い立場にある作品まで無断使用するのかと、悲しさと憤りを感じました」と当時の心境を振り返ります。
その後、SHEINに対して、自身のイラストが「無断利用されている」と報告。その結果、対象の商品ページは削除されたといいます。しかし、しばらくすると、今度は新たに別の酷似した商品が別のページで販売されていました。gonさんはこれまでSHEIN側に3回ほど削除を申し入れたとしつつ、「報告を上げても全ての商品が消される訳ではなく、報告したページのみが削除される。1度報告をして削除されても、また新しく無断使用された商品が出てくる。まさにイタチごっこです」と、その対応に疲弊していると語ります。
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