釣りをしていたらついてきた“キンカチョウ”を保護→愛があるからこそ保護主が下した辛い決断に「胸が熱くなる」「最善ですね」(1/2 ページ)
愛情も責任感もすばらしい。
YouTubeチャンネル「多摩川山本」に、多摩川で釣りをしていたらついてきた小鳥の保護とその後の様子が投稿されました。投稿主さん夫妻の優しさと深い愛情が感じられるこちらの動画は23万回以上再生され、4000件を超える高評価が寄せられています(記事執筆時点)。
出会いは多摩川でした
投稿主さんは多摩川中流域で釣りをする様子をSNSに投稿しています。昨年の夏のある日、いつも通りに多摩川に行き購入したばかりの釣り具を試していると……? 何やら見慣れない白い鳥が飛んでいることに気付きます。
最初は野鳥だと思っていた投稿主さんですが、目の前で水に落ち、逃げもせず近付いてくる小鳥のことが気になって仕方がありません。長く飛行することができない様子や川に飛び込みそうになる姿を見て保護することを決め、戸惑いつつも小鳥を自宅に連れ帰ったのでした。
動物の飼育経験がなかった投稿主さん
これまでに動物を飼ったことがないという投稿主さんは奥さんと一緒に小鳥についてよく調べ、小鳥が「キンカチョウ」という種類であることを知ります。そしてピーピーと鳴く小鳥を「ピースケ」ちゃんと名付け、飼い主からの連絡を待ちつつ、「遺失物法」に定められている取得物の保管期間である3カ月の間保護することにしたのでした。
ピースケちゃんの幸せを追い求める日々
さまざまな食べ物をあげて好物を探したり、太りすぎないように体重をチェックしたり、たくさんなでてあげたりと、動物に不慣れだとは思えないほどの手際の良さとたっぷりの愛情をもってピースケちゃんをお世話する投稿主さん夫妻。おかげでピースケちゃんはみるみる元気になり、夫妻にすっかり懐いたのでした。
この間にも迷い鳥の掲示板を見たり書き込んだり、警察からの連絡を待ったりしましたが、これといった情報は見つからなかったそうです。
飼い主は見つからず……
なかなか飼い主が見つからないなか、より一層飼育環境を整えていき、サイズに合わせた止まり木やブランコを作ったり、3Dプリンターで食べやすそうなエサ皿を作ったり……。投稿主さん夫妻がピースケちゃんに注ぐ愛や優しさを見ていると、胸が熱くなります。
そして飼い主からの連絡がないまま、あっという間に保護期間の3カ月が終了。ピースケちゃんとの暮らしを楽しんでいたものの、今後留守にする時間が多くなること、1羽でいることがさみしいのではないかと考えた投稿主さん夫妻はピースケちゃんの幸せを願って辛い決断をすることに。
苦渋の決断
投稿主さん夫妻がした決断とは、ピースケちゃんを信頼できる人に託すことでした。温度管理された部屋でたくさんのお友達に囲まれて暮らす生活は、ピースケちゃんにとってきっと幸せなものになるだろうと判断したのだそうです。
飼い主に返すか、かなうことなら本来の生息地であるオーストラリアに放したかったとまで考えるほどピースケちゃんの幸せを第一に考えていた投稿主さん。あの日のピースケちゃんはそんな投稿主さんの深い優しさを感じ取り、助けを求めたのかもしれません。
投稿主さんはYouTubeチャンネル「多摩川山本」とX(旧Twitter)(@geeriiiyamamoto)に、主に多摩川で釣りに取り組む様子を投稿しています。
画像提供:YouTubeチャンネル「多摩川山本」
(三日月 影狼)
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