「ホテル入口で謎の炊き出し」「よくわからん肉がうまい」 香港・マカオの女性ひとり旅がカオスで楽しそう（1/3 ページ）

九龍城砦に行きたかったです。

[たけしな竜美，ねとらぼ]

　香港とマカオへ旅行へ行ったところ、高度な開発とレトロな部分が混在している様子がおもしろく、ご当地グルメ紹介としても楽しめる……という動画が、YouTubeチャンネル「稀に暇なOL_なっちゃん」に投稿されました。記事執筆時点での再生数は、約10万回となっています。

　これは香港とマカオでの1人旅を満喫した、なっちゃんさんの旅の様子を撮影した動画です。まずは日本からシンガポールを経由して、香港国際空港へと到着します。

　1日目。空港内部から九龍の市街地へ向かうのですが……夜ということもあり、明るい空港とは打って変わって怪しい雰囲気が漂っています。

　怪しい夜の路地、どうやって入ればいいのか分からない入り口、などなど……さんざんに迷った後、なんとか目的のホテルへと到着。ようやくゆっくりと休めるのでした。

　2日目。まずは大好きな香港ディズニーランドを満喫します。その後は市街地へと戻り、行きたかったお店へと向かったのですが……その店は開いていないと聞かされます。

　気を取り直して雨の市街地を歩き回り、なんとか中華料理店を見つけ飛び込みます。そこで「お米の上に、豚の角煮と高菜の煮物らしきものが乗っている料理」と揚げ餃子を注文、名前も素材もよく分からないものの、とてもおいしいご当地料理に舌鼓を打ちます。

　夕飯を食べてホテルへ戻ると、入り口に人だかりができていました。中へ入ってみればなぜか炊き出しをしており、彼らはこれを目当てに集まっていたようです。

　困っている人への炊き出しなのか、そういう風習なのか……よく分かりませんが、なっちゃんさんは人混みをかき分けてホテルの自室へと戻るのでした。

　3日目はもう1度、夜まで香港ディズニーを満喫します。その後は繁華街にて屋台的なお店に入り、ワンタンメン的な麺料理とビールを楽しみました。

　ビールはともかく、ワンタンメンのようなものは可もなく不可もなし、それでも完食はできる、という味だったそうです。

　4日目はホテルをチェックアウトし、香港島にある2件目のホテルへと向かいます。その途中で「街中のそのあたりでご飯を食べ、色々と語らい合う集団」を何組も見かけました。

　なっちゃんさんが調べてみたところ、これら集団は「出稼ぎの家政婦さんたちが集まって、場所を気にせずにお喋りや食事をしている」というものであったそうです。

　2件目のホテルにチェックインした後、何かを食べようと街中のお店に飛び込みます。ですがメニューの文字が読めず、何がどのような料理なのかが分からない……仕方なく写真で分かる麻婆豆腐を選びました。

　香港島は最初に滞在した九龍とは異なり、高層ビルがたくさん立ち並んでいるという、大都会を思わせる光景が広がっています。ですが高層ビルの間に入ってみれば、庶民的な商店が軒を連ねており、まさに「急に発展してしまった街」といった様相です。

　この日の夕食は、そのような庶民的な商店街の一角で見つけた料理店に決めました。出てきたのは鶏肉の照り焼きのような……名前も分からない中華料理でしたが、とてもおいしかったそうです。

　その後はバーへと立ち寄るのですが、その内部はなぜか和風の飾り付けがされていました。