事故死した御曹司がたどり着いた“最後の晩餐”を振る舞うお店 異色のグルメマンガ『冥天レストラン』が笑えて泣けておいしそうな大盛りストーリー(1/2 ページ)

グルメ×ファンタジー×ヒューマンドラマな、コメディータッチのマンガ。

» 2023年01月12日 17時01分 公開
[ねとらぼ]

 「グルメ×ファンタジー×ヒューマンドラマ」をうたう、あの世を舞台にした異色のグルメマンガ『冥天レストラン』。「サンデーうぇぶり」で人気を集める同作の最新第2巻が1月12日に刊行。本記事では、作者・鈴野スケさん(@ririnosuke210)へのインタビューと合わせて、マンガ本編を掲載します。

冥天レストラン
冥天レストラン

『冥天レストラン』作品紹介

 物語の舞台となる「冥天レストラン」とは、あの世のさまよえる魂を成仏させてくれるお店。お客さんには生前好きだった食べものを振る舞って未練を減らし、働き手にはお客さんとの触れ合いを通じて未練を減らします。

 主人公・薔薇園蛾太郎は財閥の御曹司で、何でも思い通りになるバラ色の人生を満喫していましたが、交通事故にあってあの世行き。現世への未練が強く、死後も魂が人型を保っていることから、胸(のあばら骨)を大胆に露出している店員・骨ミちゃんに「オマエここで働ケ」と勧誘されます。

 こうして大金持ちで、自分が労働することになるなんて思ってもいなかった蛾太郎は、あの世のハチャメチャな労働環境に悪戦苦闘しながら働くことに――。

冥天レストラン
冥天レストラン
冥天レストラン
冥天レストラン

 ストーリーはコメディータッチで進みつつ、成仏するために『冥天レストラン』にやってきた魂たちのヒューマンドラマもあるという、読み応えのある大盛り展開。グルメの描写も魅力的で、第1話に登場する苦味のないピーマンの丸ごとホイル焼きやピーマンの肉詰めは、見ていてお腹が空いてきます。

冥天レストラン
冥天レストラン
冥天レストラン
冥天レストラン
冥天レストラン
冥天レストラン
冥天レストラン

『冥天レストラン』作者・鈴野スケさんインタビュー

――― 『冥天レストラン』制作のきっかけは?

 あの世で働く漫画を描こうとして「ホテルで働く作品多いし、レストランだな〜」とふわっと決めたら、描いたことがないグルメものを描くことになり、こうなっちゃいました。

――― 初連載作品とのことですが、サンデーうぇぶりで累計約56万を超える拍手を獲得する人気ぶりです。描いていて手応えなどはありますか?

 いま手応えを教えてもらった感じです。そうですか、56万回以上スマホの画面をタッチしてもらえたんですね。興奮で眠れません。

――― 本作で特に力を入れているところ、こだわっているポイントは?

 ギャグです。読み切りのときは暗い話をよく描いてましたが、今作はいつもより明るめを意識してます。読んだ人に癒されてほしいです。

――― ご自身のなかで「骨ミちゃん」「薔薇園蛾太郎」はどんなキャラクターでしょうか?

 スマ◯ラを遊んでるときに選択するキャラクター、みたいな感じです。自分はカー◯ィを使っています。オンラインでボコボコにされ、最近はやってません。

――― うれしかった読者からの反応・感想は?

 読み切り時代から最近までずっとファンレターをけなげに送り続けてくれる人が1人います。愛が深い。

――― 読者へのメッセージをお願いします

 2巻が1月に出るのでよろしくお願いします。

制作協力:鈴野スケさん(@ririnosuke210

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2410/05/news022.jpg 「クレオパトラみたい」と言われ傷ついた55歳女性→カット&パーマで大変身! 「本当にびっくり」「素敵なマダムに」
  2. /nl/articles/2410/05/news040.jpg 伝説の不倫ドラマ「金曜日の妻たちへ」放送から41年、キャストの現在→75歳近影が「とても見えません」と話題
  3. /nl/articles/2410/02/news116.jpg 余りがちなクリアファイル、“じゃないほう”の使い方で食器棚がまさかのスッキリ 「目からウロコ」「思いつかなかった!」と反響
  4. /nl/articles/2410/05/news023.jpg 七五三で刀を持っていた少年→20年後には…… “まさかの進化”に「好きなもの突き進んでかっこいい!」
  5. /nl/articles/2410/05/news018.jpg 野良猫が窓越しに「保護してください」と圧をかけ続け…… ひしひし感じる強い意志と表情に「かわいすぎるw」「視線がすごい」
  6. /nl/articles/2410/05/news012.jpg 「あのお客さんに幸あれっ!」 小銭の出し方が完璧な“神客”にレジ店員感激 会計がスムーズになる配慮が参考になる
  7. /nl/articles/2410/04/news048.jpg 「こういうの好き」 割れたコップの破片を並べたら…… “まさかの発想”で息を飲むアート作品に 「すごいセンス良い」「前向きな考え」
  8. /nl/articles/2410/04/news040.jpg 50代女性「モンチッチみたいにしてほしい」→美容師がプロのワザを見せ…… 別人級の変身に「めっちゃお洒落」「すごい!」
  9. /nl/articles/2410/04/news025.jpg 「これが免許証の写真???」 コスプレイヤーが公開した“信じられない”免許証が話題 コスプレ姿との比較に「両方とも可愛いすぎる」
  10. /nl/articles/2410/05/news032.jpg 大型犬が18年間、ドアを開け続けた結果……そうはならんやろな驚きの末路に「どうしたらこんな風になるのよ」の声
先週の総合アクセスTOP10
  1. ネットで大絶賛「ブラウニー」にカビ発生 業務スーパーに7万箱出荷…… 運営会社が謝罪
  2. 「全く動けません」清水良太郎がフェスで救急搬送 事故動画で原因が明らかに「独りパイルドライバー」「これは本当に危ない!!」
  3. トラックがあおり運転し車線をふさいで停車…… SNSで拡散の動画、運転手の所属会社が謝罪
  4. 「ヤヴァすぎる!!」黒木啓司、超高級外車の納車を報告 新車価格は5000万円超 2023年にはフェラーリを2台購入
  5. そうはならんやろ “ドクロの絵”を芸術的に描いたら…… “まさかのオチ”に「傑作」の声【海外】
  6. 「ウソだろ?」 ハードオフに3万円で売っていた“衝撃の商品”に思わず二度見 「ヤバいことになってる」
  7. 「結局こういう弁当が一番旨い」 夫が妻に作った弁当に「最強すぎる!」「絶対美味しいビジュアル」
  8. “メンバー全員の契約違反”をライブ後に発表 異例の脱退騒動背景を公式が釈明「繋がり行為などではなく」
  9. 「言われる感覚全く分からない」 宮崎麗果、“第5子抱いた服装”に非難飛び……夫・黒木啓司は「俺が言われてるのかな?」
  10. 大沢たかお、広大プールを独り泳ぐ“バキバキ姿”が絵になり過ぎ 盛り上がる筋肉の上半身に「50代とは思えない」「彫刻みたい」
先月の総合アクセスTOP10
  1. “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
  2. 「しまむら」に行った58歳父→買ってきたTシャツが“まさかのデザイン”で3万いいね! 「同じ年だから気持ちわかる」「欲しい!」
  3. 友人に「100円でもいらない」と酷評されたビーズ作家、再会して言われたのは…… 批判を糧にした作品が「もはや芸術品」と490万再生
  4. 高校3年生で出会った2人が、15年後…… 世界中が感動した姿に「泣いてしまった」「幸せを分けてくださりありがとう」【タイ】
  5. 「ま、まじか!!」 68歳島田紳助、驚きの最新姿 上地雄輔が2ショット公開 「確実に若返ってる」とネット衝撃
  6. 荒れ放題の庭を、3年間ひたすら草刈りし続けたら…… 感動のビフォーアフターに「劇的に変わってる」「素晴らしい」
  7. 食べた桃の種を土に植え、4年育てたら…… 想像を超える成長→果実を大収穫する様子に「感動しました」「素晴らしい記録」
  8. 「天才!」 人気料理研究家による“目玉焼きの作り方”が目からウロコ 今すぐ試したいライフハックに「初めて知りました!」
  9. 「エグいもん売られてた」 ホビーオフに1万1000円で売られていた“まさかの商品”に「めちゃくちゃ欲しい」
  10. 義母「お米を送りました」→思わず二度見な“手紙”に11万いいね 「憧れる」「こういう大人になりたい」と感嘆の声