弱音を吐けない限界OLが泣いた“女子大生の一言” ダメなところを認めてもらえるうれしさを描いたマンガに「癒やされた」「人間の面白さが詰まってる」(1/2 ページ)

分かる……。

» 2023年12月20日 19時15分 公開
[ねとらぼ]

 「自分のダメなところを認めてもらえるうれしさ」「読んでいたら許された気がする」―― マンガ『限界OLと女子大生が〇〇する話』(1月23日に第1巻刊行)がSNS上で話題になり、約7.3万いいねを獲得しています。

作品紹介

 瀬川は、会社でみんなから頼られ仕事に追われながらも、弱音を吐かずに働いている敏腕OL。ある日、隣に住んでいる女子大生・安藤が男性に絡まれているところをスマートに助けて、さらに彼女を気遣って「ちょっとお茶していく?」と自室に招きます。

 しかし、部屋の中はグチャグチャ。会社などではしっかり者として頑張っている反面、家の中ではだらしない瀬川。そんな自分のダメな一面を受け止めてくれる“安藤の一言”を聞いて、思わず涙があふれてしまい――。

 SNS上で「完璧だと思われている人も、どこかで弱いところが出てしまう人の面白さが詰まってる」「この気持ち分かる」「すっごく癒されてしまった」と反響が寄せられている本作について、作者・小畠泪さん(@5rnrnrn5)にお話を伺いました。

作者インタビュー

――― 本作制作のきっかけは?

 もともとは安藤さんのセリフのシーンだけ頭に浮かんでいて、イラストとしてX(旧Twitter)に投稿していました。

 年上が年下になめられる、見透かされることを失礼に思う人もいるかもしれませんが、現代人はみんなどこか強がって生きている気がします。「誰かにバレたい」「気づいてほしい」とみんな思ってるんじゃないかと、このキャラクターができました。

――― 本作の制作で特に力を入れているところ、こだわっているポイントは?

 とにかく顔面です! 2人の顔面を美しく、かわいく描くために毎話いろんな作品を参考にして作画を頑張っています。キメ顔がちゃんとキメ顔になるように試行錯誤して原稿を描いていたら、勝手に画力が上がりました。

 それと2人の服装に気を遣っています。特に安藤さんは髪型を変えてみたり、20代前半の女の子向け通販サイトのランキングを見たりしてダサくならないように心がけています。

――― 自分の中で瀬川はどんなキャラクター?

 みんな心のどこかに瀬川さんがいるんじゃないかと思っています。自分が頑張ってることも分かっているけど、それを自分だけで認めるには限界が来ていて、ずっと誰かに気づいてほしいと思っている、さみしがりやさんです。

 器用なのでわりと何でも70点ぐらいは出せるところが、逆にしんどくなってるタイプです。あとちょっと抜けてます。

――― 自分の中で安藤はどんなキャラクターでしょうか?

 安藤さんの方が意外と不器用で、捨てられないこだわりなどがある頑固寄りの人間です。安藤さんが瀬川さんを癒やす舞台装置にならないようにすごく気を遣っています。

 私が思うかわいい女の子代表はあのビジュアルです。

――― 読者へのメッセージをお願いします

 私のマンガを読んでくださる全ての皆さまに本当に感謝しています。ありがとうございます。本当はひとつひとつお返事をしたいしハグしてまわりたいぐらいぐらいですが、できないので……。

 お互い顔も知らない人に作品だけを見て面白いと思ってくださることが本当に幸せです。皆さまの貴重な時間をいただく価値のある漫画をこれからも描いていきますので応援よろしくお願いいたします!

制作協力:小畠泪さん(@5rnrnrn5

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/27/news009.jpg しぶとい雑草“ドクダミ”を生やさない超簡単な方法が115万再生! 除草剤を使わない画期的な対策に「スゴイ発見」
  2. /nl/articles/2404/27/news020.jpg パパに笑顔を見せる4カ月の赤ちゃん、ママの顔を見ると…… あるあるな反応に「なんで?!」「ママをすごく信頼してる証拠」とさまざまな声集まる
  3. /nl/articles/2401/26/news015.jpg スーパーで買ったレモンの種が1年後…… まさかの結果が635万再生「さっそくやってみます」「すごーい!」「手品みたい」
  4. /nl/articles/2404/27/news003.jpg 顔の半分は童顔メイク、もう半分の仕上がりに驚がく 同一人物と思えない半顔メイクが860万再生「凄いねメイクの力」
  5. /nl/articles/2404/21/news011.jpg 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  6. /nl/articles/2404/27/news008.jpg 釣りに行こうとしたら、海岸に子猫が打ち上げられていて…… 保護後、予想だにしない展開に「神様降臨」「涙が止まりません」
  7. /nl/articles/2404/27/news010.jpg 巨大ウサギのデカさを伝えるため、2Lペットボトルを横に置いてみたら…… 衝撃の比較結果に「えっ、500mlじゃないんですか」「マジで大きい」
  8. /nl/articles/2404/26/news154.jpg 元「AKB48」メンバー、整形に250万円の近影に驚きの声「整形しすぎてて原型なくなっててびびった」
  9. /nl/articles/2404/26/news187.jpg 実写「シティーハンター」、最後まで見るとあるはずの仕様がない配慮「わかってる」「粋なはからい」「いい判断」
  10. /nl/articles/2404/25/news174.jpg 身長174センチの女性アイドルに「ここは女性専用車両です!!!」 電車内で突如怒られ「声か、、、」と嘆き 「理不尽すぎる」と反響の声
先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」