11時間かけて被災地に水1500リットル輸送 “自家用”消防車を持つ民間ボランティアチームの活躍に称賛の声(1/3 ページ)
名古屋から11時間かけて能登町へ。
自家用車として「消防車」を所有している民間ボランティアチームが、石川県能登町の依頼を受けて「水と支援物資を送り届けた」という活動報告が、X(旧Twitter)で大きな注目を集めています。
話題になっているのは、消防車を自家用車として所有しているXユーザー・自家用消防車(@jikayoshobosha)さん。2022年7月に購入したという消防車を自家用車として登録・所有している人物で、過去には豪雨災害を受けた秋田県、台風15号で大きな被害を受けた静岡県でもボランティア活動を行った経験があります。
そんな自家用消防車さんは、2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震を受けて、主要拠点に被災地支援の申し入れを行い、その返答を待っていました。すると、能登町役場から「公民館で水を配ってほしい」という依頼が届いたそうです。
これに対して自家用消防車さんは、自身と同様に消防車を自家用車として所有しているラバッジョ(@lavaggio2020)さんと協力して、消防車2台とバン1台による支援チームを結成。水を提供する名古屋市上下水道局と連携し、水1500リットルと支援物資を満載して、指定された公民館を目指して走り出しました。
被災地での移動は緊急車両の邪魔にならないよう深夜に行うと決め、名古屋を出発。道中は地震によって荒れてしまった道もあったそうで、目的地の能登町に到着するまで11時間かかったといいます。
水や支援物資を送り届けた自家用消防車さんは、「能登町役場では断水でトイレが流れないのと風呂に入れないため3階までアンモニア臭のようなにおいが充満」と避難所や周囲の様子を語り、「サポートした真脇や姫の自主避難所でも水を入れる容器がないのとガソリン不足のため水を取りに行けず、川の濁った水を皿洗いに使っていました」など、被災地で暮らす人たちの厳しい状況を伝えています。
被災地の支援に活躍した“自家用”消防車チームに対して、Xでは「自家用消防車、素晴らしい活躍ですね」「能登町出身で実家全壊、母は避難所です。ありがとうございます」「姫の住人です。ありがとうございました」「お水どうしたんだろうと思ってたら水道局が提供か。いろんなつながりがあるんだね」といった反応がみられ、公民連携によって生まれた特例的なボランティア活動に驚きや感謝、称賛の声が寄せられていました。
現在、はせ浩県知事や石川県の公式Xアカウントでは、令和6年能登半島地震に関する情報が積極的に発信されており、能登地方への不要不急の移動は控えるよう呼びかけています。
画像提供:自家用消防車(@jikayoshobosha)さん
関連記事
- 消防車を個人で所有し、法律を守って公道を走る方法
実は意外とお安い。 - 家具の転倒対策棒取り付け → 能登半島地震が直撃して…… 地震の強さと対策の重要性が分かる1枚がゾッとする
説得力しかない1枚。 - 防災グッズを紙面に並べて災害発生直後の混乱期をしのぐ相談を―― 神戸新聞が紙上で「並べる防災」を提案
防災袋に必要な物を、各家庭で話し合って準備しようという提案。 - 防災グッズを普段から携帯するには?→「防災ボトル」が便利そう 必要なものをウォーターボトルにひとまとめ
これは真似したい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
「大物すぎ」「うそだろ」 活動中だった“美少女新人VTuber”の「衝撃的な正体」が判明 「想像の斜め上を行く正体」
-
川で拾った普通の石ころ→磨いたら……? まさかの“正体”にびっくり「間違いなく価値がある」「別の惑星を見ているよう」【米】
-
中村雅俊と五十嵐淳子の三女・里砂、2年間乗る“ピッカピカな愛車”との2ショを初公開 2023年には小型船舶免許1級を取得
-
大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
-
「壊れてんじゃね?」 ハードオフで買った110円のジャンク品→家で試したら…… “まさかの結果”に思わず仰天
-
猫だと思って保護→2年後…… すっかり“別の生き物”に成長した元ボス猫に「フォルムが本当に可愛い」「抱きしめたい」
-
なんと「身長差152センチ」 “世界一背が低い”30歳俳優&“世界一背が高い”27歳女性が奇跡の初対面<海外>
-
大谷翔平と真美子さん、「まさかの服装」に注目 愛犬デコピンも大谷家全員で“歩く広告塔”ぶり発揮か
-
「こんなことが出来るのか」ハードオフの中古電子辞書Linux化 → “阿部寛のホームページ”にアクセス その表示速度は……「電子辞書にLinuxはロマンある」
-
「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
- 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
- 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
- ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
- 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
- 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
- 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
- フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
- 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
- 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
- ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
- 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
- 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた