“ギター神”エリック・クラプトン、ガザの子ども支援に反響は真っ二つ わが子亡くした大御所の善意に「失望した」「尊敬する」と相反する声(1/2 ページ)
日本からもチケット購入可能です。
英ミュージシャンのエリック・クラプトンが1月10日、最新のコンサート映像を現地時間17日から有料配信すると発表。収益は10月7日から続くイスラエルとハマスの紛争によっていまだ悲惨な状況にあると報道されているガザの子どもたちへ寄付するとしています。
日本でも視聴可能となる最新コンサート映像
20世紀を代表するギタリストとして、ギターの神様とも呼ばれ尊敬を集めるクラプトン。有料配信されるのは、2023年12月にロンドンで小規模に行われたコンサート映像で、セットリストには「ティアーズ・イン・ヘヴン」(1992年)、「ガット・トゥ・ゲット・ベター・イン・ア・リトル・ホワイル」(1973年)、盟友ジョージ・ハリスンの息子ダー二・ハリスンをフューチャーした「ギヴ・ミー・ラヴ」が含まれているとのことです。
また、チケットは日本からも購入でき、手数料込みで18.06ドル(記事執筆時日本円では約2719円)。日本時間で18日の19時からスタートし、24時間のアーカイブ視聴が可能です。
「イスラエルの子どもは?」 賛否両論となったガザ支援
クラプトンによる、このチャリティーについての告知投稿には、反発と支持する声の両方が寄せられています。
反発する声としては、「10月にハマスによって虐殺されたユダヤ人の子どもたちや、人質に取られた人たちのことは? どうして彼らのために演奏しなかったの?」「ハマスによって人質にされたイスラエルの子どもたちはどうなるの? 彼らはユダヤ人だからどうでもいいんですか?」など、イスラエルの子どもたちが置かれている状況も同様に悲惨であるのに行動を起こさないとの非難も含まれます。また「とても失望した」「まあ、取るに足らないことなんだろうが、あなたは50年来のファンを1人失ったよ」とクラプトンのファンをやめると宣言する声も寄せられています。
一方で、「すばらしい。あなたはいつも人類のために立ち上がる人だ」「あなたが声をあげてくれたこと、感謝します」「あなたのことを前よりもっと尊敬するし、あなたの音楽を前よりもっと好きになった」と賛辞を送り、支持を表明する声も。
また、1991年に当時4歳だった息子が転落死したクラプトンの悲劇的な経験を思い、「この人はある日息子を失った人なんだ……彼はこのニュースに何もできないことがどんなことなのか知っている。そして彼は日々赤ちゃんが殺されることを止めたいと願ってるんだ」と愛息を失った現在78歳のクラプトンの気持ちを想像するコメントも寄せられています。
さらに「この戦争では、どちらの側でも子どもたちが殺されてしまった」「世の中の何かが悪いと泣いている人たちからの反発を受けないと、子どもたちを助けることができないなんて悲しいことだ」など、争いそのものを嘆くコメントも少なくありませんでした。
沈黙する著名人 数少ない声を挙げたセレブは……
イスラエルとハマスの衝突に関して、多くのセレブは沈黙を守るか米政府と同じようにイスラエル支持を表明することがほとんどであり、パレスチナを支持するコメントを出したセレブは少数。父親がパレスチナ出身であるモデルのジジ・ハディッドはパレスチナに寄り添うコメントを発表したことで、家族全員がおびただしい数の脅迫文を受け取っていると告白しています。
また、SNS投稿がパレスチナ寄りであるとされたことで、映画「スクリーム7」に主演する予定だった俳優メリッサ・バレラは制作会社から解雇。俳優スーザン・サランドンはパレスチナ支持者が主催するイベントに参加した際のスピーチが問題視され事務所から解雇、のちに謝罪文を発表しています。
今回クラプトンが発表したチャリティーに対し、コメント欄では一般のユーザーからさまざまな声が寄せられているものの、いまのところ中止は発表されておらず配信敢行の予定です。
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モデルや写真家にも批判が集中。
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