日本の個人邸とは思えない 美しいバラが咲く庭の“冬の姿”に感動の声「こんなにバラが残ってるって本当にすごい」（1/2 ページ）
冬は冬でまた違った魅力がある。
YouTubeチャンネル「ショクナナ! 植物遊戯7チャンネル」に投稿された、美しいバラの庭があるお宅が話題です。動画は記事執筆時点で2万6000回以上再生され、コメント欄には「冬なのにこんなにバラが残ってるって本当にすごい」「春が楽しみです」といった声が寄せられていいます。
日本の個人宅とは思えないバラの庭
投稿主は、関西から園芸、植物、自然の情報を発信しているショクナナさん（@shokunana7）。今回は、トミーのお庭訪問シリーズ第30回ということで園芸研究家の富山昌克さんと中村邸へやってきました。
中村さんのお宅に訪れるのは今回が2回目で、以前は春に訪問したそうです。そのときはちょうどバラの時期で色とりどりのバラが咲き誇りとてもキレイだったとのこと。
庭の手入れをしているのは、バラ歴なんと20年以上の中村栄子さん。アーチや支柱を使い立体的に魅せられたバラの庭はまさに圧巻の美しさです！ バラの中には病気にかかりやすいものや栽培が難しいとされる品種もあります。これだけたくさんの種類をキレイに咲かすのはそう簡単なことではありません。
冬に訪れてみると……
そして今回訪れたのは、秋バラも終わりを迎えた冬。中村邸にはまだバラがぽつぽつと残っていますが、春のときと比べてしまうと少し寂しく感じてしまいます。しかし次の春に向けて冬は大事な時期です。
この時期に伸びた枝は誘引し、弱々しい枝は剪定します。さらに寒肥を施すなどやることがたくさん。手はかかりますが、だからこそあれだけ美しく花を咲かすのでしょうね。
富山さんによると、バラを上達したい人こそ冬の誘引する前と後を観察すべきとのこと。どう枝を誘引するのかによって見え方が変化するそうです。
驚きの光景が
じっくりと庭を観察し終えると、お次は家の隣にあるバラ園のような場所に移動。こちらもバラは全体的にぽつぽつと咲いています。ところが、歩いていくとたくさん花が咲いているものを発見。濃いピンク色のバラがとてもかわいらしいです。
そして、その奥には大量の実をつけたフルーツレモンが！ なんと100個収穫した後とのこと……。またこんなに実をつけるとは、やはり土がいいのでしょうか？ どんな土作りをしているのか気になりますね。
冬なのに多くのバラが残っていたり、大量に実をつけたフルーツレモンがあったりと感動が止まらない富山さんですが、中でも1番感動したのは……栄子さんが支柱などを使い自分で組み立てた小さなパーゴラのようなもの。下にはつるバラが植えてあり、成長したら上に花が咲くように工夫されています。
ハーフアーチなども追加され、着々と春の最盛期に向け準備を整えられたお庭。満開になるのが楽しみですね！ 冬は冬でまた違った魅力のある中村邸のお庭でした。
YouTubeチャンネル「ショクナナ! 植物遊戯7チャンネル」では、今回紹介したトミーのお庭訪問シリーズ以外にも専門の講師が植物、園芸、自然をテーマに解説する動画を公開しています。また、X（Twitter/@shokunana7）でも情報を発信しています。
画像提供：「ショクナナ! 植物遊戯7チャンネル」さん
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