50代主婦が挑んだ「実家じまい」の全記録 トラック6台分処分で空っぽになったビフォーアフターに「参考になった」「最高の親孝行」(1/2 ページ)
思い出の手放し方を、覚えておきたい。
父を亡くした50代女性が、実家じまいの全記録を前編、後編にまとめてYouTubeに投稿しました。動画は記事作成時点で前後編合わせて65万再生を突破するなど注目を集めています。実家の片付けや売却を予定している人は必見です!
動画は、整理収納アドバイザーのTSUN(つん)さんが運営するYouTubeチャンネル「uchilog(ウチログ)」に投稿されたもの。同チャンネルでは、整理収納ライフハックや家事、インテリア、リノベーションなどについての動画を発信しています。
今回の動画は、TSUNさんが行った実家じまいの様子を前編・後編に分けてまとめたものです。
実家じまいのいきさつ
築40年になるTSUNさんの実家は、かつて三世代6人が住んでいましたが、この20年ほどはTSUNさんの両親が2人で暮らしていました。
一昨年、父が他界。母がサービス付き高齢者向け住宅に移り、生活が落ち着いたところで実家の売却を決断したため、TSUNさんを中心に、実家じまいが始まりました。
個人情報を含む書類やPCの捨て方
TSUNさんが片付けで一番面倒だったと話すのは、書類の山でした。個人情報が多く含まれている書類やPCは、どうやって処分したらよいのでしょうか。
TSUNさんは、時間があるときに書類の整理を進め、個人情報が含まれるものは分けておき「機密書類処分サービス」を利用したといいます。
使わないまま放置されていたPCは、環境省認定のPCリサイクル回収業者「リネットジャパン」にデータ消去と改修を依頼したのだとか。これなら個人情報の漏えいを心配することなく、安心して処分できますね。
趣味の作品やアルバムの手放し方
TSUNさんの父は油絵が趣味で、実家には生前の作品が大量にありました。捨てるには忍びないこれらの作品は、大半を父の絵の仲間が引き取ってくれたため処分せずに済んだといいます。
また、母の趣味だったシャドーボックス作品の数々は「ご自由にお持ちください」と掲示して玄関先に並べたところ、思った以上に持ち帰ってくれる人が多かったのだとか。これはいいアイデアですね!
また、家族の歴史が詰まったアルバムも捨てるのをためらうもの。処分方法としては、「燃えるごみに出す」「シュレッダーにかける」「溶解処理サービスを利用する」「おたき上げ」などがあります。
TSUNさんの実家では、母がお気に入りの写真だけスマートフォンで撮影し、TSUNさんが数枚の写真を手元に残しました。その他の大量のアルバムは、家具などと一緒に業者に処分を依頼したそうです。
ついに全撤去の日
自分たちでできる範囲の片付けをした後は、処分業者に全撤去を依頼。木造二階建て180平米の実家を7人のスタッフで2日間、合計10時間作業してもらった結果、撤去した荷物は全部で2トントラック6台分にもなりました。大量の荷物であふれていた家の中はすっかり空っぽです。
全撤去の費用は74万円とのこと。高額に見えますが、費用にはエアコンや室外機の撤去に加え、処分に困るスプレー缶や洗剤などの撤去も含まれています。また、自力で12トンもの荷物撤去は困難なため、TSUNさんは納得できる金額だと感じたそうです。
実家じまいの記録にさまざまな反響
その後、売却に出されたTSUNさんの実家は、無事に買い手が見つかったそうです。TSUNさん一家の思い出が詰まった大切な土地で新しい家族の幸せな思い出が積み重なっていくことを願うばかりです。
動画には前後編ともに、実家じまいを終えたTSUNさんをねぎらう声や「要点がまとまっていて分かりやすい!」という声が次々に寄せられました。
また、「我が家も一昨年父が亡くなって家じまいをしないといけないのですが、なかなか思い切れない所でした。想い出とのお別れどきと諦め、今年は動き始めようと思っていた矢先に動画を拝見し、とても参考になりました」「父も高齢でもう戻る事はないけど、愛着のある家なのでその時まではメンテナンスしながら少しずつ物を減らしていきたいと思います」「いつ私ごとになるかもわかりません。いろいろと使えるサービスも紹介くださりありがとうございます!」と、自身の実家じまいを控える人から「参考になった」という声が寄せられています。
TSUNさんはこの他にも、YouTubeやブログ「ウチブログ」、Instagramアカウント(@uchi.log)、Xアカウント(@tsun72)で情報を発信中です。また、書籍『クリエイティブ整理・収納術』も販売中です。
TSUNさんの投稿をもっと見る
画像提供:TSUN(@uchilog)さん
ねとらぼGirlSideおすすめ記事
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
しぶとい雑草“ドクダミ”を生やさない超簡単な方法が115万再生! 除草剤を使わない画期的な対策に「スゴイ発見」
-
パパに笑顔を見せる4カ月の赤ちゃん、ママの顔を見ると…… あるあるな反応に「なんで?!」「ママをすごく信頼してる証拠」とさまざまな声集まる
-
スーパーで買ったレモンの種が1年後…… まさかの結果が635万再生「さっそくやってみます」「すごーい!」「手品みたい」
-
顔の半分は童顔メイク、もう半分の仕上がりに驚がく 同一人物と思えない半顔メイクが860万再生「凄いねメイクの力」
-
小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
-
釣りに行こうとしたら、海岸に子猫が打ち上げられていて…… 保護後、予想だにしない展開に「神様降臨」「涙が止まりません」
-
巨大ウサギのデカさを伝えるため、2Lペットボトルを横に置いてみたら…… 衝撃の比較結果に「えっ、500mlじゃないんですか」「マジで大きい」
-
元「AKB48」メンバー、整形に250万円の近影に驚きの声「整形しすぎてて原型なくなっててびびった」
-
実写「シティーハンター」、最後まで見るとあるはずの仕様がない配慮「わかってる」「粋なはからい」「いい判断」
-
身長174センチの女性アイドルに「ここは女性専用車両です!!!」 電車内で突如怒られ「声か、、、」と嘆き 「理不尽すぎる」と反響の声
- 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
- 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
- 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
- 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
- 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
- 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
- 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
- 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
- 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
- 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
- フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
- 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
- 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
- フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
- スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
- 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
- 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
- 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
- がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
- 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」